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【厳選】ZV-E10におすすめ。Eマウント神レンズ7選

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https://thomsonlifelog.com

2021年9月に発売した『ZV-E10』

コンパクトさとリーズナブルな価格でとても人気の機種です。

Vlogや動画を撮るのに最適なカメラです。
なのですが、アクティブモードでは大きくクロップされたりと見落としがちな落とし穴もあります。

そこでこの記事では、
『三脚固定』『手持ち』に分けて、ZV-E10におすすめなレンズを7つ紹介していこうと思います。

ZV-E10は軽量コンパクトなボディが特徴なので、それに合ったレンズを選んでいます。

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フルサイズとAPS-Cのレンズの見分け方

  • フルサイズ:FE 〇〇mm
  • APS-C専用:E 〇〇mm
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センサーサイズとアクティブモードのクロップについて

まずは焦点距離の仕組みとアクティブモードのクロップについて簡単に触れておきましょう。

これを理解することで、最適な焦点距離がわかってきます。

APS-Cと焦点距離の関係

イメージサークルの図解

センサーサイズによる違い

ZV-E10のセンサーサイズはAPS-Cとなっています。

焦点距離はフルサイズが基準となっていて、センサーサイズによって焦点距離は変化します。

そのため、焦点距離による画角を統一するために換算する必要があるのです。

これを『35mm換算』や『フルサイズ換算』と呼びます。

APS-Cのレンズは、焦点距離を1.5倍にすることでフルサイズとほぼ同じ画角となります。
つまり、APS-C専用レンズの10mmはフルサイズ換算で約15mm相当のレンズとなります。

また、APS-Cのボディにフルサイズレンズを取り付けると中心部分だけクロップされるので、レンズ表記の焦点距離の約1.5倍の画角となります。

 フルサイズ換算した焦点距離
APS-C専用レンズを使う場合レンズの焦点距離×1.5
フルサイズレンズを使う場合レンズの焦点距離×1.5

アクティブモードでは1.44倍のクロップがかかる

アクティブモードのクロップ解説

ココがポイント

自撮りありのVlogを撮るには、11mm以下の広角レンズが必要

手振れ補正を有効にする『アクティブモード』では1.44倍のクロップがかかります。

これは無視できない数字ですね。

自撮りをするにはフルサイズ換算で約24mmの焦点距離が必要と言われております。
APS-Cレンズだと約16mmです。

さらに手持ち撮影の時はアクティブモードは必須と考えると、自撮りをするには11mmの広角レンズが必要となってきます。
相当な広角レンズですね。

このような条件も踏まえて、これからオススメレンズを紹介していこうと思います。

ZV-E10をジンバルで使う時におすすめなレンズ

三脚使用イメージ

三脚やジンバルに固定して撮影するのであれば、アクティブモードは使用する必要はありません。
クロップされない分、レンズの幅が広がります。

ZV-E10に合う、コンパクトで高画質な広角〜標準域のレンズを選択しております。

SONY E PZ 10-20mm F4 G

SONY E PZ 10-20mm F4 G sample

image:https://www.sony.jp/

ココがポイント

  • 超コンパクト。自撮りから景色まで何でも撮れる
  • インナーズームなのでジンバルとの相性抜群
  • ズームレバーやカスタムボタンが充実しており、高い操作性
  • F4で少し暗め。暗所では対策が必要

  • フルサイズ換算:約15-30mm

1本目から非常におすすめなレンズです。

とてもコンパクトなレンズで、ZV-E10に最適なレンズの一つ。
インナーズームなので雲台以外にもジンバルやスライダーでの運用も非常に快適なレンズだと言えるでしょう。

また、20mm付近はYouTubeの撮影などで自分と背景を余裕をもって映すことができる画角です。
自撮りから他撮り、景色などをなんでも撮影できる万能さを持っています。

F4通しとなっているので、暗所に弱いAPS-Cは室内などの撮影では注意が必要です。

SONY E 15mm F1.4 G

SONY E 15mm F1.4 G sample

image:https://www.sony.jp/

ココがポイント

  • F1.4の圧倒的な明るさ。暗所撮影に有利
  • 超コンパクトでZV-E10に最適
  • カスタムボタンやAF切り替えスイッチなどが充実し、高い操作性

  • フルサイズ換算:約22.5mm

F1.4とトップクラスの明るさを誇っているので、薄暗い室内でも余裕を持って使うことができます。

カメラに手が届く位置で撮影可能なので、YouTube撮影に非常にオススメなレンズですね。

単焦点でも問題ないと言う方には非常にお勧めできるレンズです。

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD sample

image:https://www.tamron.co.jp/

ココがポイント

  • F2.8で明るい。室内でも活躍
  • 自撮りから他撮り、景色など幅広く撮影できる焦点距離
  • ズームで全長が伸びるので、ジンバルに乗せる際は注意が必要

  • フルサイズ換算:約17-30mm
  • アクティブモード時:約24-43mm

APS-Cの救世主ともいえる明るい広角ズームレンズです。

先に紹介したSONY E PZ 10-20mm F4 GがF4通しだったのに対して、こちらはF2.8通し。
重量も160gほど重くなっています。

どんなシーンでも撮れる万能性を取るならこちらのレンズがオススメです。

ただし、繰り出し式のズームなのでジンバルを使うときなどは注意が必要です。

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary sample

image:https://www.sigma-global.com/jp/

ココがポイント

  • F2.8通しと比較的明るい。暗所でも活躍
  • 広角から標準までカバー。一本で幅広い撮影が可能
  • ズームで全長が伸びるのでコンパクトさでは劣る
  • 全長が伸びるのでジンバルに乗せる際は要注意

  • フルサイズ換算:約27-75mm
  • アクティブモード時:約39-108mm

標準~中望遠を広くカバーしたレンズ。

自撮りをするにはギリギリですが、焦点距離の幅が広いので様々な表現で撮影が可能です。

F2.8と比較的明るく、ZV-E10にも合うコンパクトなサイズなので1本あれば非常に便利なレンズでしょう。

ただし望遠側は手持ちでは厳しいと思うの、可能ならジンバルでの運用がオススメです。
インナーズームでないことも注意が必要ですね。

【フルサイズ】SONY FE PZ 16-35mm F4 G

SONY FE PZ 16-35mm F4 G sample

image:https://www.sony.jp/

ココがポイント

  • 光学性能が非常に高く、抜群の描写力
  • 広角から標準をカバーしており、一本で幅広い撮影が可能
  • 電動ズーム搭載。さらにインナーズームで動画に最適
  • イメージサークルの高画質な部分のみ使用できる
  • フルサイズ対応なので価格とサイズは比較的高く大きめ
  • F4と少し暗め。暗所では対策が必要

クロップ後の焦点距離

  • 約24-55mm

広角〜標準をカバーしてくれるレンズ。

雲台やジンバルを使用したシネマティック撮影に非常に便利なレンズでしょう。

逆光耐性や開放時の画質なども非常に優れたハイパフォーマンスレンズで特に人気な一本です。

F値はF4と明るくはないので、屋外での使用に最適なレンズだと思います。

最も画質の優れているイメージサークルの中心付近のみを使用できるのがメリット。
画質が落ちやすい周辺がカットされるのは良いですね。

一方で、フルサイズレンズなのでAPS-C専用レンズに比べると大きく価格も高い点に注意が必要です。

【フルサイズ】SONY FE 24mm F2.8 G

SONY FE 24mm F2.8 G sample

image:https://www.sony.jp/

ココがポイント

  • F2.8と明るく、幅広い場面で活躍
  • フルサイズなのに非常にコンパクト。ZV-E10にも良いサイズ感
  • 36mmという何でもそつなく撮れる万能レンズ
  • コンパクトボディなのにカスタムボタンなどが充実していて操作性が高い

クロップ後の焦点距離

  • 約36mm

35mmが人の目に最も近い自然な焦点距離と言われています。
人物や景色など幅広いジャンルを自然に撮影することが可能です。

また、F2.8と比較的明るいので、室内でも活躍するレンズでしょう。

何でもそつなく撮れる万能レンズです。

フルサイズレンズの中ではかなり小さいレンズなので、ZV-E10にもちょうどいいサイズ感です。

ZV-E10をVlogや手持ち動画で使う時におすすめのレンズ

手持ち撮影イメージ

1.44倍のクロップに耐えれるレンズは多くありません。

11mm相当でようやく自撮りが可能となります。

現状、フルサイズレンズで最も広角なレンズは12-24mmのズームレンズとなっています。
ですが非常に高額なので、APS-C専用レンズからのみの選出となっています。

どれもZV-E10の為に開発されたようなレンズですので非常におすすめです。

SONY E PZ 10-20mm F4 G

ココがポイント

  • 手持ち撮影に最適なズームレバー&インナーズーム
  • 標準域付近までカバーした使いやすい焦点距離
  • カスタムボタンなど高い操作性
  • F4なので暗所では対策が必要

  • フルサイズ換算:約15-30mm
  • アクティブモード時:約22-43mm

自撮りが~24mmだったので、まさにピッタリのレンズ。

さらにこのレンズは、動画に適したパワーズームや絞りリングなども詰め込まれています。
コンパクトさと優れた性能を両立したレンズと言えます。

F4通しなので、暗所では少し心もとないかもしれないので注意が必要です。

SONY E 11mm F1.8

SONY E 11mm F1.8 sample

image:https://www.sony.jp/

ココがポイント

  • F1.8という明るさ。室内でも活躍
  • 超コンパクトな手のひらサイズ
  • 超広角なので自撮り/Vlogにも最適
  • Gレンズよりも描写性能は低め(歪曲・周辺減光など)
  • 価格が比較的安い
  • カスタムボタンなどは無く、操作性は平凡

  • フルサイズ換算:約17mm
  • アクティブモード時:約24mm

F1.8の屋内でも使える明るい超広角レンズ

まさに自撮りVlog向けのレンズだと言えるでしょう。

Gレンズに比べると光学性能や操作性で少し劣るかもしれませんが、
コンパクトさと明るさ、価格の安さは他にないメリットなのでおすすめの選択肢です。

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD

ココがポイント

  • F2.8で明るい。室内でも活躍
  • 自撮りから他撮り、景色など幅広く撮影できる焦点距離
  • ズームで全長が伸びるのでコンパクトさでは劣る

  • フルサイズ換算:約17-30mm
  • アクティブモード時:約24-43mm

明るさと便利さを両立した万能レンズ。

広角域を広くカバーしているだけでなく、F2.8なので室内でも強いレンズです。

様々な場所での自撮りや手持ち撮影をそつなくこなしてくれるでしょう。

レンズが前方に伸びるタイプなので注意が必要です。

『【厳選】ZV-E10におすすめ。Eマウント神レンズ7選』まとめ

レンズのイメージ

ZV-E10のオススメのレンズ選はいかがだったでしょうか?

フルサイズレンズも候補には上げましたが、
正直なところ、サイズや価格とのバランスを考えると『APS-C専用』の方がオススメではあります。

個人的なおすすめはSONY E PZ 10-20mm F4 G
焦点距離の好みもありますが、サイズ・性能・価格のバランスが非常に良いレンズだと思います。

特にサイズ感は、まさにZV-E10の為と言える大きさなのでしっくりくるでしょう。
しかもインナーズームで非常に扱いやすくなっています。

皆様も、是非自分にとってベストな一本を見つけてみてください。

記事を読んでくれた方にとって、何かのお役に立てれば嬉しいです。

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普段はプロダクトデザイナーとして働いております。 普段からガジェットやデザイン雑貨を買いあさっているので素敵な情報をシェアしていこうと思います。 買って損しない物を紹介していきます。

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