ダイニングでも寝室でも、屋内でも屋外でもどこでも持っていきたくなる『ランタン』
新居に引っ越して照明類を増やしている最中なのだが、これは少し前にダイニング用に購入したので紹介していきたいと思う。
ランタンの評価は?
・移動式のサブ照明として使うのが一番いい使い方
・ワイヤレス充電ベースに置くだけで充電できるストレスフリー
・光量が弱いのでメインライトとしては使用できない
・価格が高め
ランタンとは?
持ち運びできる照明として、昔から存在するランタン。それを最新のLED光源と成型技術で再現した物が『ランタン』だ。
プリズムの効果で光を拡散させる透明な本体は高度な成型技術で製造されている。
内部の形状がどうなっているのかはわからないのだが、ガラスと見間違うほどにキラキラしている。
本物のランタンと同じく持ち手がついているのでぶらぶらと持ち歩くことができるのが特徴だ。
充電は無接点充電ベースに置くだけで充電できる。満充電で4~5時間点灯する。
カラーは5色展開。
仕様
サイズ:W9.5/D9.5/H30cm(充電用下台含む)
材質:本体/上部リング:PMMA樹脂(アクリル樹脂製)
重量:0.9kg
照度:130lm×LED4粒/2700K
価格:¥34,273
外観

ON/OFFスイッチはタッチ式だ

この角度が一番プリズム反射が綺麗な気がする

充電器に置くだけで充電できる
kartellとは

マスターズチェア

高度な樹脂成型技術を持つ
イタリアのデザイナーズ家具ブランドであるKartell / カルテルは、1949年の設立以来、プラスチックを使用したクリエイティブなデザインと機能性、高品質なプロダクトを世に出し、インダストリアルデザインのトップブランドとしての確固たる地位を確立しています。
カルテルのプラスチックは、実用的かつ機能的な面に加えて、魅力と貴重さを兼ね備え、一般的なプラスチック製品の捉え方を単なる機能的な物から真に贅沢な一品へと根本的に変えました。
フィリップ・スタルクなどの国際的な一流デザイナーとコラボレートし、世界中に最新トレンドを発信しています。
Kartellは高度な樹脂成型技術を用いた家具や照明、食器などを開発、販売しているメーカーだ。有名なものだとマスターズチェアなどは非常に有名だろう。
樹脂製の家具はモダンなテイストと非常に相性がいいので僕もかなりお世話になっているブランドだ。
金型成型品という特性上、遊びの効いたポップなカラーや形状の製品が多く出ている。
部屋をモダンなイメージにしてみたり、ワンポイント遊びを加えたい時などは是非検討してみてはいかがだろうか。
デザイナーのファビオ・ノヴェンブレという人物

Him & Her Chair
1966年にイタリアのレッチェで生まれ、1992年にミラノ工科建築大学を卒業し、1993年からニューヨークにて映画製作を勉強します。1994年に最初のプロジェクトとしてBlumarine香港店のインテリアを手掛けた事がキャリアの始まりです。そして同年にミラノにスタジオをオープンします。
2000年からイタリアの有名なモザイクメーカー「Bisazza」のアートダイレクターをつとめ、「Bisazza」の名を世界に広めます。
さらに2001年からプロダクトデザイナーとしてDriade(ドリアデ)、Cappellini(カッペリーニ)、Meritalia(メリタリア)Casamania.(カーサマニア)等のブランドに作品を提供しています。
ファビオ・ノヴェンブレの代表作と言えばCASAMANIA(カーサマニア)のHim &Her Chairではないだろうか。
人の下半身をした形状はインパクト抜群なのでどこかで見覚えのある人も多いかもしれない。
プロダクトは全体的に工業デザインというよりかはアートに近い印象だ。
とても広い部屋などでしかしっくりこないようなインパクトの強い製品が非常に多く感じる。
彼のエキセントリックなデザインはカルテルと非常に相性がいい気がする。
画像参考:https://musetokyo.com/shopdetail/000000007940/
使用例

低い位置に置く方が乱反射が見えて良い

植物との相性がとてもいい

こんな使い方だってできる
実際に使ってみて
この照明のここが良い
・バッテリー内蔵なので屋外や別室などに気軽に持っていける
・優しい光なのでどこに置いても上品な佇まい
・ワイヤレス充電なのでストレスフリー
この照明のここがイマイチ
・光量は控えめなので、メイン間接照明としては物足りない
・底面に足などが付いていないので、接触部分の塗装が剥がれる
・価格が高い
まとめ
決してメインの間接照明として使えるほどの光量ではないので、それこそ古来のランタンのように移動式のミニランプとして使うのが一番幸せだろう。
寝室やダイニングに気軽に持って行ってポンと置いておく、そんな使い方が良いのではないだろうか。
目に刺さらない弱めな光なので、寝ている間に点灯しておいても豆球の役割も果たしてくれる。因みに僕はその使い方をしている。
価格が高めなのがネックなので、カルテルやYahooなど各ショップのセールの時に買うのが一番いいだろう。
また気に入ったデザイナーズ家具があれば紹介していきたい。