これを超えるスピーカーが見つからない
なんとこのスピーカーが発売したのは2016年の6月11日
コロナの影響で、家のPCを使う時間が何倍にも増えた。
そして環境をアップデートしようとPC用スピーカーを探し始めて3ヶ月近く経過した。
その間に実際に買って手放したものもあったが、最終的に『SRS-ZR7』に落ち着いた。
新品ではほぼ出回っていないが、綺麗な状態の中古品なら多く出回っている。
今回はそれを¥23000程で購入できた。
今回はSRS-ZR7を買った理由と比較、使ってみてどうだったかをレビューしていきたいと思う。
この記事をまとめると
- 質感、性能共にトップクラス
- コンパクトなのに高音質
- ワイヤレスだけじゃない接続方式
- 重低音が机に響く
SRS-ZR7とは
SRS-ZR7はハイレゾ音源や音楽配信サービスに対応した、据え置き型 高音質ワイヤレススピーカー
iPhoneやPCとのワイヤレス接続やNFC接続は勿論、USBやAUX、LANにHDMIと、現在でも主流の接続方式がすべて使えるとても優秀なスピーカーだ。
つまり、スマホもPCもテレビもウォークマンもすべて繋ぐことができるということ。
また、出力92Wという据え置き型ならではのパワフルさも備えている(ちなみに人気のBOSE Companion 2 Series IIIは出力22W)
高いW数=高音質というわけではないのだが、出力に余裕が出る分大音量でも音に歪みが出づらい。
しかも、2台をペアリングさせることでステレオで使うこともできる優れもの
外観

中古だが非常にきれいな状態で安心した

正面のカバーを外すとスピーカーユニットが見える

天板は完全フラットでタッチ式だ

このように接続方式が浮かび上がる

背面中央に見えるのはパッシブラジエーター(※)
(※)スピーカー筐体内の空気振動を利用して動作させる電磁気回路の無いスピーカーユニット
サイズ・重量
最大外形寸法(幅×高さ×奥行) | 約300×93×86mm | |
---|---|---|
質量 | 約1.8kg |
なぜ今さら買ったのか?
機械物はできるだけ最新の物を買うようにしている。
技術の進化が著しいので1年前の物でも今や型落ち・・なんてことはザラにあるからだ。
しかし、スピーカーや有線イヤホンは進化のスピードはかなり遅くなってきているように感じる。
実際、Youtubeなどで大人気の『BOSE Companion 2 Series III 』なんて発売したのは2013年なのにいまだに現役だ。

BOSE Companion 2 Series III
同じくSRS-ZR7も今でも十分すぎるくらいの性能を誇っている。
何も知らない人に音楽を聴いてもらってもまずわからないレベルだろう。
しかもこれは求めていた機能のほとんどを満たしていたから発売から5年経った今購入することにした。
求めていた機能
この機能が欲しい
・オシャレでモダンなデザイン
・モニターの下に入るスマートなボディ
・AUX接続ができる
・バッテリー駆動のみではなく電源接続でも使用できる
モニターの下に入るスマートなボディ
モニターをアームで支えているので、左右にステレオスピーカーを置くスペースがない。
なので必然的にモニターの下に置けるバータイプである必要があった。
この条件を満たすスピーカーがまず少ない
AUXまたはUSB接続ができる

金色の部分は壁掛けに使用する穴だ

様々な接続ポートとボタンがある
PCから接続する方法としては、AUXやUSBなどがあげられる。
少なくともAUX接続があればモニターから出力できるので汎用性の高いAUX接続が欲しかった
しかし最近のスピーカーはワイヤレスが多いので、AUX接続できるものが減りつつあるので苦労した
4人の候補生たち
SRS-ZR7
良いところ
・高級感がありデザインが良い
・据え置きスピーカーなので迫力のある音
・接続方式が豊富
・モニターの下に収まる
イマイチなところ
・中古しかない
・かなり昔の機種
BOSE Companion 2 Series III
良いところ
・価格が安い
・ステレオ
・イヤホン接続端子がある(かなり珍しいし便利)
イマイチなところ
・デザイン(さすがに2013年と言われればうなずけるデザイン)
・モニター下に置けない
・かなり昔の機種
実はこのスピーカーを一度購入したのだが、どう頑張ってもデスクに置けなかったのと、プラスチッキーなデザインがイマイチだったので未使用で手放した
SOUNDLINK MINI II Special Edition
良いところ
・近代的でカッコいいアルミボディ
・ポータブルなのにパワフル
・モニター下に収まる
イマイチなところ
・接続がAUXかワイヤレスのみ
・飽くまでワイヤレススピーカー
このスピーカーはデザインがとても良くて最後まで悩んだ
ただし、これは飽くまでバッテリー駆動を前提のスピーカーなので常に充電しながら使うのは心配だったので諦めた
見出し(全角15文字)
良いところ
・シンプルで癖のないデザイン
・モニター下に収まる
・接続方式がAUX、USB、ワイヤレスと中々豊富
・コンパクトなのにハイレゾで重低音
イマイチなところ
・価格が高い
最後まで悩んだのはこのスピーカー
こちらはまだ新品で多く販売しているが、未だに人気のため高価なのがかなり痛い
この機種も2018年発売と新しくはないのだが、¥38,000もする。いくらなんでも高すぎる(2022年2月時点)
実際に使ってみて
コンパクトなサイズからは想像できない迫力
実際に使ってみると、このサイズ感からは想像できない音質だ。
45mm口径サテライトスピーカーと2基のサブウーファー、そして背面のパッシブラジエーターで再現される音は予想以上に臨場感がある。
ただし、本来想定されていない使い方だからか、天板が薄いと重低音や大音量だと机にビリビリ響く
振動が気になる人は注意が必要
良いところ
・洗練された高級感のあるデザイン
・コンパクトだが妥協のない音質
・スマホやPCから流したりを柔軟に切り替えられる
イマイチなところ
・大音量だと重低音が机にビリビリ振動する
・イヤホン接続ができない(これができたら最高だった)
・基本的には音楽鑑賞用のスピーカーのため、動画鑑賞では人の声が前に来てBGMなどが小さく感じる(動画編集はイヤホンが無難)
まとめ

デスクの下にすっぽり収まって省スペースだ
これは買って正解。
欲を言うならこの機種の後継機が出てくれていたらそれがよかったのだが、そこは仕方がない。
ここ数年の新しいスピーカーといえば、鞄に入るサイズのバッテリー搭載型がかなり多い。
ワイヤレスイヤホンとワイヤレススピーカーの時代の流れなのだろう。
しかし、コロナで家にいる時間が増えたのでワイヤレスの出番は少なくなった。
むしろ据え置き型や有線イヤホンの出番が一気に増えた。
ワイヤードシリーズもまた日の光を浴びる日がきてほしい。
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