ながら聴きイヤホンの最適解はどれなのでしょうか?
その答えはオーラダンスのウェアラブルステレオなのかもしれません。
ですが、ながら聴きイヤホンといえば『LinkBuds』シリーズが有名です。
そんな『LinkBuds』を差し置いて、
最強のながら聴きイヤホンがオーラダンスWSの理由を紹介していこうと思います。
全くの別物。『LinkBuds』と『LinkBuds S』を比較。使ってみた感想
続きを見る
『LinkBuds S』はどう?『WF-1000XM4』と比較しながら徹底レビュー
続きを見る
3つのながら聴きの方式
最近よく耳にする『ながら聴き』
そんな『ながら聴き』にも大きく3種類の形式があります。
実際の音を取り込む方式
対応している主なイヤホン
イヤホンを装着しても、外の空間と耳の穴が物理的に繋がっています。
なので普段通り環境音を聞きながらBGMのように音楽を聴くことができるのが特徴です。
電子的に再現する方式
対応している主なイヤホン
イヤホンのマイクで外部の音を取り込んで電子的に再現しています。
電子音なので多少違和感がりますが、最近のモデルは非常に自然な仕上がりになっています。
人の声だけを聴きやすくしたりしたりできるのもデジタルの強みですね。
耳の穴を開放して聴く骨伝導
対応している主なイヤホン
耳の穴をふさがず、普段通り過ごすことができます。
骨伝導とは、鼓膜ではなく骨を振動させることで聴覚神経に音を伝えるイヤホン。
長時間でも疲れにくいというメリットがあります。
一方で実は音漏れは発生しやすく、音質にも過度な期待はできません。
3つのイヤホンの比較
では、3つのイヤホンを詳しく比較していきましょう。
実際に使い倒した率直な感想なので、参考になれば嬉しいです。
サイズ&重量
LinkBuds | LinkBuds S | ウェアラブルステレオ |
4.1g | 4.8g | 12.7g |
ケースを含めてLinkBudsが圧勝。
ウェアラブルステレオは耳掛け式というのもあり、ケースはかなり大きいのがネックですね。
ですが、耳掛け式なので付け心地は非常に優れています。
付け心地(長時間含む)
LinkBuds | LinkBuds S | ウェアラブルステレオ |
開放式 | カナル式 | 耳掛け式 |
付け心地はウェアラブルステレオが圧倒的でした。
LinkBuds
かなり軽めに装着するので、会話をしたりすると結構外れます。
付けている内は軽やかな装着感なのですが、ずれや脱落が気になりますね。
感覚としてはEarPodsに似ています。
LinkBuds S
カナル式なので安定感はあります。
また、軽いのも良いポイント。
ですが密閉型である以上、長時間の視聴は疲れてきてしまいます。
加えてWF-1000XM4ほど優れたエルゴノミクスではなく、
比較すると、ずれや抜けが起きやすい印象です。
最強ワイヤレスイヤホンWF-1000XM4の音質やノイキャン性能は?詳しく比較レビュー
続きを見る
ウェアラブルステレオ
多点支持構造を採用しており、耳の至る部分で固定する優れたエルゴノミクスを持っています。
重量を全く感じさせない装着感を実現しており、長時間でも本当に疲れません。
加えて、走ったり踊ったりしてもずれないというレベルの高いイヤホンです。
音楽を消していると付けていることを忘れるレベルの装着感は圧倒的と言えるでしょう。
音質&遅延
LinkBuds | LinkBuds S | ウェアラブルステレオ | |
コーデック | SBC, AAC | SBC, AAC, LDAC | SBC |
ドライバーサイズ | 12mmリング型 | 5mm | 16.5mm |
LinkBuds Sがバランスよく優れています。
音質と遅延を測る一つの基準として『コーデック』があります。
コーデックとは音楽情報の圧縮方式を指しており、音質や遅延に影響してきます。
AACだけでなくLDACにも対応しているLinkBuds Sが一枚上手と言えるでしょう。
一方でウェアラブルステレオはSBCのみの対応です。
実際に聴き比べてみたところ、ドライバーサイズの恩恵もあってか音質は謙遜ない仕上がりでした。
ただし遅延はどうしても大きく、映画の視聴や音楽ゲームにには不適だと感じました。
3つのコーデックの特徴
SBC | 遅延:大 音質:普通 |
AAC | 遅延:中 音質:高音質 |
LDAC | 遅延:極大 音質:ハイレゾ相当 |
音漏れ
密閉型のLinkBuds Sが音漏れ対策は優秀です。
一方で開放型はどうしても音漏れが起きてしまいます。
LinkBudsとウェアラブルステレオで比べてみると、二つとも音漏れは同じくらいに感じました。
連続使用可能時間
ぶっちぎりでウェアラブルステレオの圧勝です。
LinkBudsシリーズ2つを合わせても敵いません。
LinkBuds | LinkBuds S | ウェアラブルステレオ | |
連続使用可能時間 | 最大5.5時間 | 最大6時間(NCオン) / 最大9時間(NCオフ) | 最大16時間 |
連続使用可能時間(ケース) | 最大12時間 | 最大14時間(NCオン) / 最大21時間(NCオフ) | 最大78.4時間再生 |
ウェアラブルステレオは筐体が大きい分、充電容量は圧倒的です。
合計で100時間近い再生が可能なので本当に電池切れの心配はありません。
一方でLinkBudsは一瞬で無くなるイメージです。
5.5hなので仕事中やゲーム中に電池切れもしばしば。
ながら聴きイヤホンとして、この差はあまりに大きいと感じます。
防水・防塵性能
LinkBuds(ケース) | LinkBuds S(ケース) | ウェアラブルステレオ(ケース) | |
防水・防塵性能 | IPX4(無し) | IPX4(無し) | IPX4(IPX4) |
防水性能に関しては引き分けです。
ウェアラブルステレオのみ、ケースもIPX4ですがそこまで大きく影響しないと思います。
オーラダンスWSが最強の理由
最強の理由
- 圧倒的快適な装着感
- 化け物級のバッテリー持ちの良さ
『ながら聴き=付けっぱなし』
付けっぱなしに必要な要素の2トップは装着感とバッテリーだと思います。
この二つを非常に高いレベルで達成しているのはオーラダンスWSだと言えるでしょう。
それに加えて防水性能も申し分なく、スポーツでも快適に使えます。
まさに最強のオールラウンダーです。
2つの欠点
ココが欠点
- ケースが大きい
- 長時間使用に最適なのに遅延がある
そんな最強のウェアラブルステレオにも欠点はあるので紹介しておきましょう。
ケースが大きい
まず、ケースの大きさはぶっちぎりで大きいです。
ポケットにサッと入らないのは少々面倒な場面はありそうですね。
僕は室内で運用しているので問題ありませんが、外での使用を考えている方は注意が必要です。
遅延がある
これが非常に勿体ない欠点。
快適な長時間使用を実現しているのに、長時間コンテンツの『映画』『ゲーム』に不向きなのです。
ゲームをするときは大体イヤホンなので惜しいですね。
せめてAACに対応してくれれば真のオールラウンダーになりますね。
アップデートに期待です。
『最強ながら聴きイヤホンはオーラダンスWS』のまとめ
こんな人におすすめ
- 長時間使っても疲れにくいイヤホンが良い
- バッテリーを気にしなくていい
- スポーツでも使いたい
在宅ワーク中、永遠に聴いてられるイヤホンを探していたのですがようやくたどり着きました。
LinkBudsからLinkBud Sへと乗り換え、
今はオーラダンス一本です。
後はAACのアップデートさえ実現してくれれば完璧。
永遠に聴いても疲れないイヤホンをお探しの方には是非お勧めしたいイヤホンですね。
全くの別物。『LinkBuds』と『LinkBuds S』を比較。使ってみた感想
続きを見る
『LinkBuds S』はどう?『WF-1000XM4』と比較しながら徹底レビュー
続きを見る