普段のスマホ用モバイルバッテリーならこれ。
Anker(アンカー)で最小のバッテリー搭載USB充電器『511 Power Bank』を購入しました。
コンセントにさすだけで本体への充電が可能。
コンパクトなのに出力は20Wなのでそれなりの速さで充電できます。
この記事では511 Power Bankの特徴やメリット、便利なシーンなどを詳しく紹介していこうと思います。
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Anker 511 Power Bankの特徴とメリット
では、まずは特徴とメリットから紹介していきます。
小さなバッグにも余裕で入るコンパクトサイズ
何と言ってもコンパクトなサイズ感
アンカーのバッテリー搭載型充電器の中で一番小型です。
なのでほとんどのバッグに余裕で入ります。
ポーチの中に入れておいても良いですね。
多くのスマホを約1回分充電可能
容量は5000mAhということで、多くのスマホを1回フル充電可能です。
これだけ充電できれば1日は持つでしょう。
因みに最近のiPhoneの電池容量は以下の通り。
iPhone 14 | 3,279 mAh |
iPhone 14 Pro | 3,200 mAh |
iPhone 14 Pro Max | 4,323 mAh |
iPhone 13 | 3,227 mAh |
iPhone 13 Pro | 3,095 mAh |
iPhone 13 Pro Max | 4,352 mAh |
iPhone 13 mini | 2,406 mAh |
フラッグシップモデルでも5000mAhを下回っているのでこれだけあれば安心ですね。
1台2役でUSB充電器としても使用可能
これが最大の強み。
家では充電器として使用して、外出の時はコンセントから抜いて充電器として使うことができます。
これで充電器を別で持つ必要がなくなり、物を減らすことができるのです。
ただし、このモデルはコンセント接続時は15W。
PCへの充電には力不足なので注意が必要ですね。
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20W出力でスマホへの急速充電が可能
このサイズでモバイルバッテリーとしての出力は20W。
外出先でも急速充電可能なのは便利で良いですね。
因みに20Wというと、多くのスマホを最速に近い速度で充電可能です。
最近のiPhoneの対応W数は以下の通り。
iPhone 14 | 最大25W |
iPhone 14 Pro | 最大27W |
iPhone 14 Pro Max | 最大29W |
iPhone 13 | 最大23W |
iPhone 13 Pro | 最大27W |
iPhone 13 Pro Max | 最大27W |
多くても最大29Wなので、20Wもあればかなりの速さで充電してくれますね。
外観と仕様を詳しく見ていきましょう
次に、外観と仕様を詳しく見ていきましょう。
外観を詳しく見ていきます
本体の半分がテカテカの光沢仕上げです。
確かにリップスティックのようですね。
プラグは跳ね上げ式
ですがこれがすごく固いです。
511 Power Bankの仕様
サイズ | 約113 x 30 x 30mm (※プラグ部を除く) |
重さ | 約170g |
入力 | 100-240V~ 0.5A 50-60HZ |
出力(充電器として使用) | 9V=2.22A (最大20W) |
出力(モバイルバッテリーとして使用) | 5V=3A (最大15W) |
バッテリー容量 | 5000mAh |
価格 | ¥4,990(税込) |
小型軽量の特徴は勿論ですが、モバイルバッテリーとして使う時に20W出るのは良いですね。
一方で、パススルー充電するときは15Wに低下します。
普通は逆なのですがこのモデルは珍しいですね。
価格も高額すぎず、手に取りやすいと思います。
実際の充電速度は?測ってみました。
モバイルバッテリーとしての充電速度を測ってみましょう。
充電残量10%から2時間測定した結果は以下の通りです。
iPhone12ProMax(3,687mAh)で検証しています。
511 Power Bank | |
充電開始時 | 10% |
1時間経過 | 80%(+70%) |
2時間経過 | 99%(+89%) |
約2時間で満充電が完了しました。
最初の1時間で70%も充電されるので、急いでいる時は便利そうですね。
コンパクトサイズなのに十分高速と言えるのではないでしょうか。
パススルー充電の時は15Wで少し遅くなるので注意が必要です。
Anker 511 Power Bankはこんなシーンで便利
次に、511 Power Bankがどんなシーンで役立つのかを見てきましょう。
お出かけなどの普段使い
やはり一番の強みはちょっとしたお出かけ。
どんなバッグにもさっと入るので、とりあえず持って行くことができます。
スマホを約1回フル充電できるので、日帰りならまず困らないでしょう。
旅行に最適な性能
511 Power Bankは意外と旅行にも向いています。
スマホ1回分の充電に加えて、宿泊先ではコンセントに繋ぐだけで充電器としても使うことができます。
約2時間30分で満充電できるので、次の日はまたスマホ1回分のモバイルバッテリーとして使えるのです。
ただし、旅先でPCも使いたい方にとってはパワー不足なので上位モデルがおすすめです。
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普段の家での充電器として
普段のスマホの充電器としても優秀です。
よく見るAppleの立方体の充電器は5Wなのに対して511 Power Bankは15W
高速で充電できるので、朝起きて充電し忘れていてもすぐに充電できます。
Anker 511 Power Bankのデメリット
では最後にデメリットも紹介していきましょう。
細長い形状なのでコンセントにさすと結構邪魔になる

USB端子は下側にあるので場所を取ります
リップスティック型で持ち運びやすい反面、コンセントにさすと意外と邪魔になります。
さらに、1ポートの為にこの体積を使うのは少々勿体ない気はしますね。
家での使用も重視したい人は2ポートの521 Power Bankの方が使いやすいかもしれません。
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ストラップは取り外せない
私にとって、ストラップのメリットはありませんでした。
取り外すこともできないので、不要な人にとっては邪魔になってくるかもしれませんね。
外観が光沢仕上げなので小傷が目立つ
外装の半分が光沢仕上げなので小傷と皮脂汚れが目立ちます。
特に皮脂汚れはかなり目立ちます。
鞄に入れる使い方が多くなると思うので、個人的にはマイナスポイント
ポーチも付いていないので尚更残念ですね。
PCの充電器としては不十分

この充電器は521です
PCにも使えたらさらに万能だったのですが、流石にこのサイズでは厳しかったようです。
あわよくばPCでも使いたい、という人は521 Power Bankなどがおすすめです。
ガジェットポーチには意外と入りづらい
バッグに入りやすい一方で、収納が細かく分かれているガジェットポーチへの収まりはあまりよくありません。
リップスティック型の弊害がこんなとこで出るなんて。
普段からガジェットポーチを使わない人にとっては問題ないでしょう。
おすすめのケーブルは『PowerLine III Flow』
ケーブルも急速充電に対応している必要があります。
私が使用しているのは『Anker PowerLine Ⅲ Flow』
絡まりにくい素材でできており、100Wまで対応しているので非常に優秀。
スマホからPCまで幅広く使用可能です。
『スマホ用充電器の最適解はこれ。Anker 511 Power Bankレビュー』まとめ
何かと便利なモバイルバッテリー
このサイズならついでに持ち運べて苦にならないはず。
スマホ充電用の答えとなるのは『511 Power Bank』かもしれませんね。
気になった方は是非!
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