最強のデスクトップ充電器『Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN) 』を購入しました。
合計最大250Wかつ1ポート最大140Wの高出力を備えたハイスペックモデル
さらに出力状況や時間などを表示するディスプレイが搭載されており利便性も抜群
でも価格に見合った性能なのか?
現状最高峰と言って間違いないAnker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)を詳しくレビューしていきます。
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Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)の仕様
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image:Anker
サイズ | 約106 x 93 x 40mm |
重さ | 約640g |
合計最大出力 | 250W |
1ポート最大出力 | 140W |
ポート詳細 | 6ポート (USB-A x 2 , USB-C x 4) |
価格 | ¥19,990(税込) |
Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)はAnker史上最高峰充電器シリーズAnker Primeの超高出力充電器
合計250Wに単ポート最大140Wのハイスペックモデルです。
ディスプレイも初搭載となっており、充電状況が一目で確認できるのもポイント
Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)開封&外観レビュー
電源ケーブルにはフェライトコアが付いています。
これは残念
正面には液晶画面とUSB-Cポートが4つ
印刷などが無くすっきりしていてスマートです。
側面には操作ダイヤルとUSB-Aポートが2つ
USB-Aはほぼ使わないので側面にあるのは嬉しい配置
外装の素材は樹脂
これがアルミだったらさらに良かった
Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)の5つの特徴
合計250Wの超高出力
合計最大250Wかつ1ポートの最大出力は140W
MacBook Pro2台に加えてタブレットやスマホも同時に充電可能です。
まさに何でも充電できる充電器

超高出力の割にはコンパクト

iPhone12 Pro Maxと比較
合計6ポートで250Wという性能にしてはコンパクトです。
箱から出した第一印象は思ったより小さいこと
デスクに置いても邪魔にはなりません。
電力配分を好みに設定可能
4つのモードで出力配分を自由にカスタム可能
何をどのように充電するかに合わせて最適なモードを選ぶことができます。
- AI Power Mode(自動配分モード)
- Port Priority Mode(マニュアルモード)
- Low Current Mode(省電力モード)
- Dual-Laptop Mode(固定配分モード)

ディスプレイ搭載でステータスを一目で確認可能
ディスプレイで供給電力を直感的に確認できるので、適切に充電されているかを監視することができます。
各設定もディスプレイがあるのでとても分かりやすくてgood
またアプリ上でもチェック可能で、もし異常があれば即座に停止することもできるので安心です。
使っていない時は時計として使用可能
Prime Charger 250Wはスクリーンセーバーとして時計を表示させることができます。
デスクに時計を置いている人は物を減らせるので嬉しいのは勿論、時計の表示も色々な種類があって楽しめます。
因みに充電中であっても表示可能

アプリを使っていつでもステータスを確認したり解除ができる
Prime Charger 250WはAnkerのアプリから状況確認や設定を変更することができます。
正直なところ出力がわかるだけで十分なのですが、外出先で接続を切ったり時間を決めて充電できたりと、簡単に安全性を高めることができるのがポイント
「充電したいけど繋ぎっぱなしは怖い」
という人結構いませんか?
そんな方にとっては非常に便利な機能です。
【ネタバレ】隠されたシークレット機能について
Prime Charger 250Wのアプリを見ているとシークレット機能という項目があります。
これは特定の動作をするとディスプレイにアニメーションが流れアプリ上の実績が解除されるというなんともトロフィー的なおまけ要素です。
正直こういった遊び心はかなり好き
開放の条件は紹介いたしますが、自分で探したいという方はスキップしてください。
シークレット機能開放条件まとめ
機能1 | 本体のメインインターフェースを10秒以内に20回連続で切り替える。 |
機能2 | 同じUSB-Cポートに60秒以内に10回連続でデバイスを接続・取り外しする。 |
パワーエキスパート | 高性能なノートパソコン3台を同時に接続する。 |
機能エキスパート | 特定のポートの優先設定を10回連続で調整する。 |
デバイスエキスパート | すべてのポートにデバイスを接続する。 |
普通の使い方ではほぼ解除することのない実績ですね。
せっかくなので解除しておきたいという方は是非トライしてみてください!

【気になる比較】ディスプレイと50Wの違いに7000円の価値はあるのか?

ここで比較になるのは恐らくAnker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)でしょう。
こちらは言ってしまえばディスプレイ非搭載の200Wモデル
簡単な比較を見ていきます
Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)との比較
Prime Charger 250W | Prime Charger 200W | |
サイズ | 約106 x 93 x 40mm | 約112 x 76 x 35mm |
重さ | 約640g | 約567g |
合計最大出力 | 250W | 200W |
1ポート最大出力 | 140W | 100W |
ポート詳細 | 6ポート (USB-A x 2 , USB-C x 4) | 6ポート (USB-A x 2 , USB-C x 4) |
アプリ連携 | あり | - |
価格 | ¥19,990(税込) | ¥12,990(税込) |
違いは50Wの差とディスプレイの有無とアプリ連携
サイズも多少差があるものの、横幅はむしろ小さく高さの差も5mmなのでそこまで気にはならないでしょう。
一番大きな違いは価格ですね。
PCを3台充電したりする人以外に恩恵は少ない
私の購入したPrime Charger 250Wは個人使用ではオーバースペックです。
例えば、以下のデバイスを同時に接続しても使用電力は130W程度で、キャパシティの半分を少し上回る程度
- MacBook Pro M2 Pro 13インチ
- iPad Pro M4
- iPhone12 Pro Max
- WF-1000XM5
このような使い方をすることすら稀なのでほとんどの人にはオーバースペックでしょう。
ただし、以下のような人には有用となってきます。
- オフィスなどの3人以上でノートPCを充電する環境
- MacBook Pro 15インチのようなハイスペックPCを2台同時に充電したい人

ディスプレイは非常に便利、でも価格差の価値かどうかは疑問
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image:Anker
ディスプレイは時計としても使え、電力の供給状況が一目でわかるので非常に便利です。
見た目もそうですが、使っていない時も役割があるので差別化要素としては十分です。
ですが7000円の差は結構大きいなと感じます。
「ちょうど時計も欲しかった」という人や「時計をデスクに置きたくない」という人にはおすすめです。
たった一つのデメリットは価格の高さ
やはり価格が高いことです。
性能や使い勝手についてはアプリで設定できることもあり非常に快適で文句なし
ですがこの手の充電器で2万円は相当高額な部類でしょう。
自分の環境にマッチしているかどうかが大切そうです。
まとめ:充電器としては最高の性能、価格が許容できるなら買い

これで満足しない人はほとんどいないと思います。
ディスプレイもアプリ連携と相まって非常に便利です。
ただしやはりネックになるのは価格
高出力や時計表示が魅力的な人にとっては最高の選択肢となるでしょう。
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ついにモバイルバッテリーでも65W!『Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)』レビュー
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