その理由を紹介していくね
こんにちは。THOMSON.(@THOMSON_life)です。
2024年の3月にM2 ProのMacBook Proを購入しました。
ですが、現在最新のチップはM3シリーズ
何故このタイミングでM2 Proを購入したのか
おすすめな理由も合わせて紹介していきます。
M2 ProとM3 Proのスペック比較
M2 Pro MacBook Pro | M3 Pro MacBook Pro | |
プロセスルール | 5nm | 3nm |
CPU | 12コア(8つの高性能 | 12コア(6つの高性能コアと6つの高効率コア) |
GPU | 最大 | 最大18コア |
メモリ | 最大32GB | 最大36GB |
ストレージ | 最大8TB | 最大4TB |
メモリ帯域幅 | 200GB/s | 150GB/s |
電池持続時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
AV1デコード | - | 可能 |
M3は3nmプロセスが採用された初めてのチップです。
この違いは大きいと予想していたのですが、実際ではそうでもありませんでした。
高性能コアはM2 Proの方が多く、GPUもM2 Proの方が多いです。
さらにメモリ帯域幅もM2 Proの方が多くなっており、ぱっと見はM2 Proの方が優れているようにすら見えます。
一方でM3 Proの最大メモリは36GBと中途半端に上がっています。
メモリ帯域幅とは
プロセッサがメモリからデータを読み取ったり格納したりする速度のこと
200GB/s の速度なら、1秒間に最大200GB のデータを送れることを意味しています。
純粋に処理速度に影響しやすい部分でもあります。
M2シリーズとM3のベンチマーク
では、ベンチマークで有名なGeekBench Browser登録のスコアの一例を見ていきましょう。
M2 ProとM3 Proのベンチマーク
M2 Pro | M3 Pro | 前世代比伸び率 | |
シングルコアスコア | 2,649 | 3,035 | 約14% |
マルチコアスコア | 14,256 | 15,173 | 約6% |
世代が進んだにしてはどちらも差は少ない印象です。
特にマルチコアスコアは約6%と誤差レベル
M2 MaxとM3 Maxのベンチマーク
M2 Max | M3 Max | 前世代比伸び率 | |
シングルコアスコア | 2,803 | 3,151 | 約12% |
マルチコアスコア | 14,809 | 20,889 | 約41% |
シングルコアスコアはProとほぼ変わりませんが、マルチコアスコアは大幅に進化しています。
というよりも、M2 ProとM2 Maxの差があまりにも小さいせいかもしれません。
M2とM3のベンチマーク
M2 | M3 | 前世代比伸び率 | |
シングルコアスコア | 2,590 | 3,076 | 約20% |
マルチコアスコア | 9,646 | 11,863 | 約23% |
M2からM3は順当進化といった印象です。
どちらも20%以上スコアが伸びてるのは凄いですね。
型落ちになったM2シリーズが大幅に安く出回り始めている
M3シリーズが市場に出回り、ショップや整備品にちらほらと安くなったM2チップのMacBookが並び始めてきました。
価格差はまちまちですが、私の場合は正規販売代理店(Apple Authorized Reseller)で以下のスペックのモデルを新品で228,900円(税込)で購入しました。
M2 Pro MacBook Pro | |
ディスプレイ | 14.2インチ |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
因みにM3 Proでこの性能のモデルを購入しようとしたら価格は328,800円(税込)となります。
価格差は99,900円
これは無視できませんね。
正規販売代理店(Apple Authorized Reseller)とは
正規販売代理店(Apple Authorized Reseller)のことで、Apple社から認定された販売店です。
Apple製品を販売することができるApple社のパートナー企業が日本には何社かあり、メジャーなところだとビックカメラなどもそれにあたりますね。
その中でも、型落ち製品を新品で販売している店舗もごくまれに存在します。
そのような店舗は転売防止の為にAppleから宣伝の制限をされていることが多く、ネットの情報も少ないことから見つけるのは困難
認定店にはAuthorized Resellerの看板が掲げられていると思うので、是非見つけてみてください。
認定整備済製品とは
もう一つ、Apple製品を安く買えることで有名なところと言えば認定整備済製品があります。
これはApple認定の整備プロセスを経て品質が保証された製品で、1年間の製品保証が付いています。
ほぼ新品という認識で問題ありませんが、パッケージが異なるのが特徴です。
もしかしたらリセール価格が少し下がるかもしれませんね。
M2 ProとM3 Proの性能差は小さい
先ほど紹介したスペックとベンチマークの通り、とりわけProチップの性能差はそこまで大きくありません。
またポート数などの物理的な差もないので、PCとしてそこまで差が無いと言ってもいいでしょう。
ですので、M3シリーズが発売した今でもM2 Proで十分すぎるというわけです。
M2シリーズでも当分は困らない性能を持っている
では、今後はどうでしょう。
M2 Proでも当分やっていけるのでしょうか?
作業内容にもよりますが、その答えはYesだと思います。
PC業界に革命を起こしたM1チップ以降、その進化はM1チップの登場時に比べると緩やかです。
現に今でもM1チップはコスパ最強モデルとして人気となっており現役クラスの性能を誇っています。
やること次第ではありますが、5年は余裕で使えると踏んでいます。
それ以上に長期間使い続けると、いずれOSが対応しなくなってくるので、その時までには買い替えたいですね。
3DCGソフトをゴリゴリ使う人は例外
私の経験上、UnrealEngineやC4D等を使った3DCGは最もPCのスペックを必要とする分野の一つです。
どれだけ性能が高くても困ることがありません。
現状購入できる最高のスペックでも満足していない人もいるかと思います。
そのようなユーザーは5年も同じPCを使い続けるなんてことは難しいかもしれません。
まとめ:M2 Proが安く売っていたらそれは即買いなのかもしれません
いかがだったでしょうか。
色々考えた結果、M2 Proが今は特に買い時だと思ったので購入しました。
Apple製品は非常に人気なので、もしM2 Proが割引されて買えるチャンスがあるならそれは非常に幸運です。
Amazonや整備品など、目を光らせておくと良いかもしれませんね。
どのモデルを買えばいいか悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
ではでは。THOMSON.(@THOMSON_life)でした。