WF-1000XM4発売直前だが、せっかくなので前期種のWF-1000XM3を2年間使い続けた感想を紹介しようと思う。
WF-1000XM3は2019年に発売した物なのだが、今でもランキングには入るほどとても素晴らしいイヤホンだ。
次のイヤホンを何にするか迷っている人の参考になれば嬉しい。
最新のWF-1000XM4との比較記事もあるのでそちらも興味があれば是非
どんなイヤホン?
キャッチフレーズは『いい音には、静寂が要る。』
この通り、ノイズキャンセリングを全面的に押し出したイヤホンだ。
2019年は完全ノイズキャンセリングイヤホンは非常に少なく、発売当初はWF-1000XM3の性能がぶっちぎりだった記憶がある。
そんなWF-1000XM3も早くも発売から2年が経つのだが、未だにランキング上位の常連だ。
SONYの技術力の高さがうかがえる。
主な仕様
ドライバーユニット | 6 mm | |
---|---|---|
質量 | 約8.5 g×2 | |
充電時間 | 約1.5時間 | |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大6時間(NCオン)/最大8時間(NCオフ) | |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大4時間(NCオン)/最大4.5時間(NCオフ) | |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP | |
対応コーデック | SBC, AAC |
2年使って感じた良いところ、悪いところ
良いところ
- ワイヤレスイヤホンにしては優れたノイズキャンセリング
- 音質の良さ
- 音質のカスタマイズ性
ノイズキャンセリングはこのサイズ感を考慮すると非常に高い。
しかし、WH-1000XM4などのレベルまでは程遠い。
むしろWH-1000XM4のノイズキャンセリングが異常なレベルだと思うべきだ。
話し声などはほとんどカットしてくれるが、電車が通り過ぎる音や高い音などはそれなりに聞こえてしまう。
音質に関してはさすがSONY。
有線イヤホンに引けを取らないレベルだと感じる。
強いてあげるなら、低音の迫力がもう少し欲しかったくらいだろうか。
また、イコライザーを使って音を調整できるのもgood
僕はベースを強めて聴いている。
外でライトに聴く分には全く問題ないレベルなのではないだろうか?
悪いところ
- 充電ケースが大きい
- 充電ケースの塗装が剥がれる
- 最近電池持ちが悪い
WF-1000XM3は充電ケースに大きな問題を抱えている。
まずでかい。AirPodsPROに比べてもかなり大きい。
そしてケースの塗装剥がれが一番の問題だ。
表面にゴム塗装のような処理が施されているのだが、これが普通に使っていても剥がれてくる。
今ではもうかなりボロボロ感が漂う・・
電池持ちに関してはバッテリーの劣化によるものなので仕方がない。今では体感3hくらいで電池切れを起こしているような気がする。
なのでちょうどいいタイミングで新型が出てくれた。
しかもWF-1000XM4はバッテリーライフが2hほど上がっているようだ。(NCオンの場合)
少し気になったところ
- 人込みだとたまに音飛びする
- イヤーピースが好みじゃない
たまになるくらいなのでほぼ気にならないが、人の集まる改札前などでたまに音飛びする。
満員電車などではあまりならないのだが、改札付近で良く音飛びする気がする。
suicaやら他の機器などが混線してしまっているのだろうか?
後は付属のイヤーピースが好みではないのでスパイルドット++を使用している。
開口部が広いので音の抜けが良いと感じるので愛用している。
まとめ
2年間、かなりの頻度で愛用したが総合的に見て非常に優れたイヤホンだったと感じる。
街の騒音も十分にカットしてくれて没入感も高い。音質も必要十分だ。
ケースの塗装はどうしようもないので、このようなケースのケースを買うことをお勧めする。
発売当初もこういう商品を売っていてほしかった・・
また、最新のWF-1000XM4が¥30,000を超えているのに対してWF-1000XM3は¥20,000を切っている。
最新型ほどの性能は必要ないという人はWF-1000XM3でも十分だろう。
少しの間は併売するようなので、もしかしたら今が買い時なのかもしれない。
新型のWF-1000XM4は発売日に手に入るはずなので、比較記事も興味があれば是非見てほしい。
比較記事はコチラ