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プログラミング初心者がMini Pupper2(ミニぷぱ2)で一番最初にやったこと

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https://thomsonlifelog.com

先日紹介した『Mini Pupper2(ミニぷぱ2)』

プログラミングで自由にカスタムできるのが最大の特徴のロボット犬です。

プログラミング未経験者がこれから勉強するのにもとても良い題材なのですが、そこで気になったことが一つ

本当の初心者は何から始めたらいいかがわからないということです。

そこで今回の記事では、ミニぷぱ2の開発環境を整えて顔の画像を差し替えるところまでを順を追って解説していきます。

とむそん
私もかなり試行錯誤しました

購入方法

本製品は、クラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトを支援いただくことで購入できます。

プロジェクトを支援する

『Mini Pupper2(ミニぷぱ2)』の開発に用意する物

『Mini Pupper2(ミニぷぱ2)』の開発に用意する物 マイクロHDMIケーブル

  • マイクロHDMIケーブル
  • 有線マウス
  • 有線キーボード(US配列がおすすめ)
  • ディスプレイ
  • USBハブ(マウスとキーボード両方を有線で使う場合)

ミニぷぱ2を開発するにはいくつかのアイテムが必要です。

また、搭載されているRaspberry Pi Compute Module 4(CM4)はUSB-Aポートが1つしかありません。

なのでマウスとキーボードを両方有線で接続する場合はUSBハブを準備しましょう。

因みにラズパイCM4はBluetoothを搭載しているのでワイヤレスマウスでもOKです。

とむそん
USB-Cポートもありますが、こちらでマウス接続はできませんでした

Ubuntuをデスクトップ環境に変更する

Ubuntu CUI

ミニぷぱ2は届いた段階ではCUI(Character User Interface)と呼ばれるテキストを打ち込むだけの画面が表示されます。

このままでは初心者は使いにくいので、一般的なPCのデスクトップ画面のようなGUI(Graphical User Interface)と呼ばれるものに変更しましょう。

まずはユーザー名とパスワードを入力します。

  • 初期ユーザー名:ubuntu
  • 初期パスワード:mangdang

デスクトップ環境をインストールする

パスワードまで入力したらubuntu@minipupperv2:~$のようなテキストが表示されます。

このテキストの右にコマンドを入力していくのが基本的な流れです。

まずは以下のコマンドを入力して、デスクトップ環境をインストールしましょう。

sudo apt update

sudo apt install ubuntu-desktop

sudo reboot

インストールが終われば、rebootコマンドで再起動します。

sudoとは

sudoとはsuperuser doとの略

「スードゥー」や「スードウ」と呼びます

とむそん
この時ダウンロードに時間がかかるので、電源に繋ぐか満充電の状態で作業するのがおすすめ

GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)をデフォルトに設定する

Ubuntu GUI

このような画面がGUI

では、次はデフォルトでGUIが開くように設定しましょう。

以下のコマンドを入力します。

sudo systemctl set-default graphical.target

sudo reboot

こうすることで次起動したときはGUIが表示されます。

これさえ表示されれば慣れ親しんだPCっぽい画面が出てくるはずです。

『Mini Pupper2(ミニぷぱ2)』の表情データを差し替える

『Mini Pupper2(ミニぷぱ2)』 表情データ

では無事にデスクトップに入れたとして、次にミニぷぱ2の表情を差し替えていこうと思います。

これは単に保存されている画像を差し替えるだけなのですが、ここでも少しやることがあります。

所有者権限情報を変更する

Ubuntu ターミナル

ターミナルはWindowsやMacでもありますね

まず、画像は以下のディレクトリに保存されています。

var/lib/mini_pupper_bsp/

ですが権限が無いのか、初期状態だと画像の変更ができません。

そこでctrl+altL+Tでターミナルを開き、以下のコマンドを入力しましょう。

sudo chmod u+w /var/lib/mini_pupper_bsp/

これを入力することで、書き込み権限が付与されるので画像の変更が可能になります。

とむそん
素人には画像のありかを探すだけで一苦労でした

作成した画像に差し替える

『Mini Pupper2(ミニぷぱ2)』 表情差し替え

後は画像を完全に同じファイル名で置き換えるだけです。

データはillustratorやPhotoshopといったソフトで作るなどをして準備します。

この時オリジナルデータはデスクトップなどに移して保管してくと安心です。

とむそん
無事置き換わるとリアルタイムで変更されます

【おまけ】ミニぷぱ2の音量を変えたいときは

Ubuntu  音量変更

ミニぷぱ2は結構声が大きいです。

私はコマンドで頑張って変更したのですが、デスクトップ右上の音量を調節するだけで大丈夫でした。

起動時の「ぷはー」みたいな声は結構大きいので好みに調節すると良いと思います。

まとめ:素人からすると少し前に進むだけで嬉しい

『Mini Pupper2(ミニぷぱ2)』

プログラミングを知っている方からすると「何を当然のことを」と思うかもしれませんが、本当に手探りでかなり苦労しました。

ですがその分、ちょっとの進歩でかなり嬉しいです。

ミニぷぱ2はAIも搭載しているので、実力次第で相当面白いことが出来るのではないでしょうか。

ちょこちょこ触って何か達成した時は記事にしようと思います。

この記事が私のような初心者の助けになると嬉しいです。

購入方法

本製品は、クラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトを支援いただくことで購入できます。

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普段はプロダクトデザイナーとして働いております。 普段からガジェットやデザイン雑貨を買いあさっているので素敵な情報をシェアしていこうと思います。 買って損しない物を紹介していきます。

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