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36000色のカラーライト『NANLITE PavoTube Ⅱ 6C』レビュー

トップ画像

https://thomsonlifelog.com

カラフルな演出だけでなく普段の撮影の補助もこなせる多機能ライト
しかもコンパクトで物撮りにはもってこいの一本だ

今までは、難しそうという理由でカラーライトは使ってこなかった
しかし、機会があってVANLINKS様からNANLITE PavoTube Ⅱ 6Cをご提供いただいたので、これを機にじっくり使ってみた

結論から言うと、カメラを使う人はとりあえず持っておいて損は無い製品
価格は¥10,890と決して安くはないが、品質、機能、使い勝手の全てにおいて納得できる水準だと感じた

今回はそんなPavoTube Ⅱ 6Cを使い方から作例、用語の解説まで詳しく紹介していこうと思う

【公式HP】
NANLITE PavoTube Ⅱ 6C – NANLITE JAPAN

YouTubeはコチラ↓

NANLITEとは

製品の紹介の前に、NANLITEというブランドについても触れておきたい

NANLITEイメージ

NANLITE(ナンライト)は広告や映画、テレビ、ポートレート撮影など、
プロからアマチュアまで幅広いジャンルで利用される29年の歴史を持つ撮影用LED照明ブランド
高品質でありながら軽量でコンパクトな製品群は、ハリウッドの映画スタジオでも高い評価を得ている

公式HPはコチラ

今回紹介する『 PavoTube Ⅱ 6C』以外にも、スタジオライトのForza (フォルツァ)パネルライトのMix(ミックス)など豊富なラインナップがある
PavoTubeForzaのように、各製品にサブブランド名が付いているのはメーカーの本気度が伺えて好きだ。

因みに、NANLITEの製品はVANLINKS株式会社によって2021年5月21日より国内販売が開始された

 VANLINKS株式会社について
VANLINKS(ヴァンリンクス)株式会社は、NANLITEブランド製品の店舗販売を行う日本国内総代理店
NANLITE JAPAN(ナンライト・ジャパン)として、販売、マーケティング、顧客サポート等を行なっている
動画を撮る人なら知っている人が多いであろうZHIYUNも取り扱っているので、ピンと来る人もいる会社なのではないだろうか

PavoTube(パボチューブ) Ⅱ 6Cとは

製品イメージ

PavoTube Ⅱ 6Cはコンパクトなバー形状のカラーライト
長さは6C(25cm)、15C(77cm)、30C(117cm)と3種類ある
今回紹介するものは一番短い6C

特徴

・小型軽量
 わずか260gと軽量で持ち運びがしやすく、片手で使えて取り回しがしやすい
・磁石内蔵
 本体両端に強力な磁石を内蔵している為、金属に設置して撮影ができる
・最大36000色を実現
 2700K〜6500Kの広い色温度範囲に加え、HSIモードにより色相と彩度を調整することで、最大36000色を創り出すことができる
・15種の特殊効果
 ろうそくの火やテレビの点滅などを再現した15種類の特殊効果により、様々なシーンを演出可能
 特殊効果を使い分けることによって、映像制作の表現の幅が広がる

内容物

パッケージと内容物はこんな感じ

パッケージ詳細

内容物一覧

内容物

  • PavoTube Ⅱ 6C
  • 安全ストラップ
  • USB TypeCケーブル
  • 鉄板×3
  • ユーザーマニュアル(英語版・日本語版)

ストラップ詳細

ポーチ詳細

専用ポーチやストラップ等が付属しているのは嬉しい
どちらも専用に作られたものでロゴや刺繡が入っていてクオリティが高いのもgood

この類の製品はパッケージやアクセサリーが汎用品だったりと手抜きな場合がよくあるが、充電用ケーブルも断線しにくい素材の物を採用していたりと細かいところまで気が利いてて好印象

外観

操作系詳細操作系は一か所に集中しており、液晶画面は小型ながら電池残量やモードなどをわかりやすく表示してくれる
充電は便利なUSB-C

素材詳細

外装の素材は全て無塗装樹脂
熱を発する物なので手に持つものとして最適な素材だと思う

シェード詳細

ライトのシェード部分はガラスのようにも見えるが樹脂なので割れる心配はなさそう

豊富な設置方法

三脚穴

三脚使用

両端には三脚穴が付いているので何かと便利

マグネット使用

両端にマグネットが入っているので、金属にくっつけられる
パイプのような点で接するものは自重で落下する恐れがあるので注意が必要

鉄板が3枚付属している
それをテープで張り付けることでどこにでも設置することができる

使用シーン

本体が軽いので、弱いテープでも全く問題なかった
取り付ける方法が無いときの最後の手段としてよさそう

仕様

モデルPavoTube II 6C
全長25cm
直径3.8cm
重量260g
色温度2700K-6500K(マゼンタ/グリーン調節可能)
制御方式本体操作、2.4G
特殊効果15種類
バッテリー容量3.7V/2200mAh
充電時間2.5時間
使用時間明るさ100%:約65分
明るさ75%:約75分
明るさ50%:約100分
明るさ10%:約6時間
明るさ1%:約10時間
価格¥10,890

使い方

使い方

できることが多いが、操作は非常にシンプル
操作画面の用語が難しければ下の方で解説しているので参考にしてほしい

MODEボタンを押すと、『MENU』『CCT』『HSI』『EFFECT』の4つに切り替えることができる
各モードでSWITCHボタンを押して調節する項目を決めて±ボタンで調節するだけだ

4つのモード

項目をクリックすると詳細が出てきます

MENUモード

このモードでは、CH(チャンネル)とLANGUAGE(言語)の設定、バージョンの確認、スマホとのBluetooth接続ができる

チャンネルはリモコンを持っていないのであれば使うことはないと思う
言語は英語か中国語に切り替え可能だ

CCT(Correlated Color Temperature)モード

色温度を調節したライティングができるモード
カラフルな色ではなく、電球色や昼白色といった発光をさせるモードなので定常光や補助光として使える

HSI(Hue・Saturation、Intensity)モード

カラフルな色を再現できるモード
色味や彩度などを自由に設定できるメインのモード

EFFECTモード

ろうそくの火やテレビの点滅、嵐などを再現した15種類の特殊効果を演出できるモード
特殊効果を使い分けることによって、映像制作の表現の幅が広がる

スマホ操作について

スマホ操作は「NANLINK」というアプリで可能だ
ライトを設置してから操作するのは億劫に感じるのでかなり便利

アプリはコチラ
https://apps.apple.com/jp/app/nanlink/id1584085006 

※少し長くなるので詳細を知りたい方は以下をクリックしてほしい

スマホ操作やアップデートについて

スマホで使うにはPavoTubeをV1.00.11にアップデートする必要がある

もし、PavoTubeのファームウェアがV1.00.11以下の場合はアップデートしよう
そのアップデートが非常に面倒なので記載しておこうと思う

※ファームウェアのダウンロードはコチラの記事の『よくいただく質問』から

アップデートに必要な物

  • PC
  • USB2.0のUSBフラッシュメモリ
  • USB Type-C to Type-A変換アダプター
USB2.0

10年前の物だ

この時点でめんどくさい・・
変換アダプタはまだしも、今の時代にUSB2.0のフラッシュメモリを使っている人なんて少ないのではないだろうか?
USB3.0でも試してみたが、やはり2.0でしか反応しなかった
僕は偶然10年以上前に買った物があったので助かったが、持っていない人は購入する必要がある

アップデート手順

  1. USBメモリを『FAT』または『FAT2』形式でフォーマットする(PCでUSBメモリをフォーマットするときに選択できます)
  2. ファームウェアをダウンロードしてUSBメモリに入れる
  3. PavoTubeにアダプタを介して繋ぐ
  4. PavoTubeの電源を入れるとアップデートされる
アップデート画像

接続するとこのように出てくる

アップデートされるとMENUモードの中にBTの項目が増える

これは中々面倒だ・・
PCにUSB接続したら自動で更新・・などはできないのだろうか

NANLINKでの接続の仕方

ここまできたら接続はとても簡単
PavoTubeの電源を入れて、アプリで「SCENES」→「New Fixture」を選択するとPavoTubeが表示されるのでタップして完了

一度接続してしまえば、次からは本体の電源を入れてアプリに保存されたPavoTubeをタップすると自動で接続される

アプリ画面

アプリ画面

 

使ってみた写真はこんな感じ

早速使ってみた
上手ではないが、何かの参考になれば嬉しい
ライト1本だけでの撮影だが、編集の工夫次第でかなりいい感じにできそうな気がする

作例

この画像は複数枚の写真をPhotoshopで合成してできている
少し手を加えるだけでまるで製品CGのようなクオリティになる

合成イメージ

上の画像はこのように3枚の写真を撮って合成している

作例

液体との相性はとてもいい

作例

さらに組み合わせるとこんな感じにもできる
カラフル過ぎて下品になってきているが、これはこれで魅力的だ

撮影風景

因みに撮影環境はこんな感じ(笑)
せめて背景くらい買おうかと考えたが、まずは今あるもので頑張ってみた
壁も机もありものなので、メインのライトとPavoTube Ⅱ 6Cがあれば誰でも撮影が可能
何といっても軽いのでライティングはストレスフリー

作例

作例上のシューズの写真はPavoTube Ⅱ 6Cしか使っていない。
街灯+PavoTube Ⅱ 6Cで十分雰囲気を出すことができた。
とりあえず後ろに置いて逆光で撮ればそれっぽくなる。コンパクトだから隠しやすくてgood
スモークとの相性がすごくよさそう

作例

こんなのはどうだろうか
エフェクトモードの『HUE LOOP』に設定し、シャッタースピードを4秒ほどにしてブンブン振りながら歩くとこんな風に撮れる
一瞬で印象的な写真になるじゃないか・・

使った感想

 良いところ

  • 何といってもコンパクトなので取り回しが楽
  • 操作は慣れてしまえば簡単なので、カメラのモニターを見ながら片手で楽にブラインド操作できる
  • 固定方法が豊富なので、いろんな置き方ができる。つまり色々なライティングができる
  • かなり細かく調整できるので欲しい色がほぼ間違いなくある

 気になったところ

  • カラーを幅広く調整できる分、目的の色まで±ボタンをかなり長い時間押し続けなければいけない
  • 30分程連続使用すると全体が熱くなってくるのでどこを持っても少し熱い

サイズが小さいので基本的には物撮りが向いているように感じた(僕の実力不足も大いにあるが・・)

1本しか持っていないので、今回は無理やり合成しているが2、3本あればさらに色々な表現ができる気がしてならない・・・
動画を撮るときは合成ができないので最低でも2本は欲しいと感じた

充実したオプション

アクセサリー

撮影の幅をさらに広げるオプションも豊富だ
長時間撮影ようのバッテリーや水中撮影用ケース、リモートコントローラー等と隙のないラインナップ

詳しくはコチラ

オプションも人によっては必須アイテムだが、僕はそれよりも2本目が欲しい・・

用語解説

PavoTube Ⅱ 6Cは多彩な表現ができる分、設定できる項目が多い
画面内で使われている用語も略語などが多いので、わかりにくいものを少し解説しようと思う

項目をクリックすると詳細が出てきます

CCT

色温度を表す『Correlated Color Temperature』の略
PavoTube Ⅱ 6Cでは、2700K-6500Kまで設定可能
色温度とは、とてもざっくり言うと電球色なのか昼白色なのか、といった違いだ

色温度とは

HSI

色の三要素を表す『Hue-色相』『Saturation-彩度』『 Intensity-明るさ』の頭文字から成っている
PavoTube Ⅱ 6Cでは、それぞれのパラメータを調節することでかなり幅広いカラーを再現できる

HSIとは

DIM

DIMには『照明や明かりを薄暗くする、落とす』のような意味があるが、PavoTube Ⅱ 6Cでは光の強度のことを指す
HSIの『 Intensity-明るさ』にあたるパラメータだ

DIMを調節することで光の明るさを調節することができる

SAT

彩度を表す『Saturation』の略
青は青でも、白っぽい青~原色に近い青までを0~100の数値で設定することができる

彩度とは

G/M

G/Mとは『Green(グリーン)/Magenta(マゼンタ)』の略
色温度で寒色か暖色かを設定するだけでなく、その上でマゼンタを強くしたりといったホワイトバランスの微調整ができる
Lightroomなどの色被り補正に近い調整という認識でいいのではないだろうか

ホワイトバランスについて

まとめ

撮影写真

コンパクトなので小さな隙間にも入ってくれる

光を侮るなかれ、1本持っておくと撮影の幅がぐっと広がるアイテム
2本持っておくと光をミックスできるのでさらに表現の幅が広がる予感しかしない

サイズ感的には物撮りをする人にはぴったりだと感じた
小型軽量なので、鞄に忍ばせておいて損はしないだろう
大がかりな撮影や大きな被写体などはさらに長いPavoTube 30Cや15Cの方が使いやすいと思う

カラーライトを使った撮影はまだまだ初心者なので、今後もPavoTubeを使いこんでいきたい

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THOMSON.

普段はプロダクトデザイナーとして働いております。2021年からブログとYoutubeとSNSを始めました!普段からガジェットやデザイン雑貨を買いあさっているので素敵な情報はシェアしていこうと思います。始めたばかりなのでコメントなどしてもらえるととても嬉しいです♪

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