まさかの『モバイルバッテリー+ワイヤレス充電器+スマホスタンド』の3WAY
Anker(アンカー)の『622 Magnetic Battery (MagGo)』を購入しました。
非常にコンパクトでケーブル入らず
しかも普段はワイヤレス充電器として使える優れ物です。
それでは、622 Magnetic Batteryの充電速度やメリット・デメリットなどを徹底的に紹介していこうと思います。
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Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)の特徴とメリット
まずはMagGoの特徴とメリットから見ていきましょう。
非常に使い勝手がいいのでかなり多いです。
ケーブル不要で普段使いが非常に快適
従来のモバイルバッテリーはケーブルが必須でしたが、MagGoはケーブルいらず
MagGoとスマホだけでOK
これは荷物が減って非常に快適。
ケーブルってコンパクトにならないのでかなり邪魔なんですよね・・
マグネットは非常に強力なのでピタッとくっついでくれるので安心感も高いです。
非常に薄くコンパクトで持ち運びが楽
ワイヤレス充電用のコイルが入っているのに薄さはわずか12.8mm
これはかなり薄いです。
ポーチやカバン、ポケットにもスッと入るので、持ち運びは今までで一番楽かもしれません。
iPhoneよりも厚みはあるのですが、はみ出さないのでそれほど邪魔には感じません。
ただし、iPhone12miniははみ出すので注意が必要です。
通常のワイヤレス充電器としても使える
今やモバイルバッテリーの2WAYはマスト。
MagGoはパススルー充電に対応しています。
ですので、モバイルバッテリーとしてだけでなく家では通常のワイヤレス充電器として使うことができるのです。
家にいる時も腐らないのは良いですね。
折り畳み式スタンドで充電しながら動画を見れる
これが意外と助かる。
MagGoの背面には、気の利いた折り畳み式スタンドが付いています。
これを使うことで、家でも外出先でも充電しながらスマホを固定可能。
通話や動画視聴の時に重宝するんですよね。
『モバイルバッテリー+ワイヤレス充電器+スタンド』の3WAYは素晴らしい。
スマホ1台分を7.5Wでワイヤレス・12Wで有線充電可能

有線充電なら12Wで充電可能
容量は5000mAh
多くのスマホを1回フル充電可能です。
ただし、出力は7.5Wなので決して速くはありません。
ですが、モバイルバッテリーに加えてワイヤレスなので仕方ありませんね。
有線接続なら12Wなので少し速く充電できます。
因みに最近のiPhoneの電池容量は以下の通り。
全て5000mAh以下ですね。
iPhone 14 | 3,279 mAh |
iPhone 14 Pro | 3,200 mAh |
iPhone 14 Pro Max | 4,323 mAh |
iPhone 13 | 3,227 mAh |
iPhone 13 Pro | 3,095 mAh |
iPhone 13 Pro Max | 4,352 mAh |
iPhone 13 mini | 2,406 mAh |
多重保護システムによる高い安全性
Anker独自の過電圧保護や電子回路のショート防止、温度管理、異物検知機能などの多重保護システムを搭載しています。
熱を発生させる物なので安全性が高いのは安心ですね。
長く使うことができそうです。
旧型とアップグレード版の違い
MagGoには旧型とアップグレード版が存在します。
大きな違いは『出力ポートの位置の違い』
旧型は下側にポートが付いていたので、スタンド使用時に有線充電が困難でした。
一方でアップグレード版は側面に付いているので快適に使用可能です。
購入するときは、間違いなくアップグレード版がおすすめです。
外観と仕様を詳しく見ていきましょう
では外観を詳しく見ていきます。
MagGoの外観
インジケーターは充電中の点灯ランプと4段階の残量表示
1つ点灯 | 0%~25% |
2つ点灯 | 25%~50% |
3つ点灯 | 50%~75% |
4つ点灯 | 75%~100% |
何故か底面に付いている電源ボタン
できれば天面が良かったですね。
スタンドを固定するマグネットは弱め。
iPhone12ProMaxの重さ(226g)でぎりぎりといったところです。
仕様
サイズ | 約105 x 67 x 13mm |
重さ | 約140g |
入力 | 5V = 2.4A (最大12W) |
ワイヤレス出力 | 最大7.5W |
出力(USB-C) | 最大12W |
バッテリー容量 | 5000mAh |
価格 | ¥6,490(税込) |
重量はかなり軽いですね。
同じく5000mAhの511 Power Bankが170gなのでそれよりも30gも軽いです。
入力や出力は有線でもそこまで高くなく控えめな性能。
ワイヤレスなのでここは割り切るしかなさそうですね。
価格は高すぎず、適正価格なのではないでしょうか。
カラバリは5種類
カラバリは5種類もあります。
最近のiphoneのカラーと相性の良い色ですね。
MagGoの充電速度はどれくらい?熱は?
気になる充電速度を簡単に測ってみました。
10%の状態から始めた結果は以下の通り
充電開始時 | 10% |
1時間経過 | 38%(+28%) |
2時間経過 | 57%(+47%) |
電池が少ない状態からだと1時間で大体20~30%程度といったところでしょうか。
私は普段は20W以上で充電しているので、速度の差は歴然でした。
長時間充電するとそれなりに熱を持つ
2時間充電した時点でMagGoは少し熱を持っていました。
とは言え、長時間使用した時のスマホと同じくらいなので気にするほどではなさそうです。
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)はこんな人におすすめ
では、MagGoはどんな人におすすめなのでしょう。
実際に使ってみて感じたおすすめな人を詳しく紹介していきます。
とにかく荷物を減らしたい人
ケーブルレスなので荷物を一つでも減らしたい人には最適の選択肢です。
さらに薄型なので、ポーチやポケットに余裕で入るので持ち運びも非常に楽なのも良いですね。
家でワイヤレス充電器としても使う人はケーブルもバラけなくなるのでよりスマートに運用可能です。
充電速度を重視しない人
MagGoの出力は7.5Wで急速充電ができないというデメリットがあります。
ですが、充電速度を気にしない人にとってはほとんどメリットしかないのでおすすめです。
ゲームや動画などの電力消費が激しいコンテンツをよくする方は 521 Power Bank(パワーバンク)などがおすすめです。
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Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)のデメリット
MagGoはかなりのメリットがある製品ですが、気になるデメリットもあります。
詳しく見ていきましょう。
充電速度が遅い
MagGoの出力は7.5Wしかありません。
これは決して速くはないので充電速度に期待は禁物
かつてiPhoneに標準で付属していた充電器が5Wなので、それよりも若干速い程度です。
因みに最近のiPhoneの対応W数は以下の通りです。
これを見ると7.5Wがどれだけ低いかわかりますね。
iPhone 14 | 最大25W |
iPhone 14 Pro | 最大27W |
iPhone 14 Pro Max | 最大29W |
iPhone 13 | 最大23W |
iPhone 13 Pro | 最大27W |
iPhone 13 Pro Max | 最大27W |
豆知識
Ankerの5000mAhの有線モバイルバッテリー『511 Power Bank』は最大20Wです。
比較するとかなり速いですね。
『511 Power Bank』のレビュー記事はこちら
ケースは専用の物でないといけない

引用:Amazon
ケースを付ける際はMagSafe対応のケースを付ける必要があります。
ケースを制限されるだけでもデメリットなのですが、クリアケースは見た目も決して良くはありません。
私はクリアケースが好きなので、このデメリットは結構大きいです。
透明以外のデザインの物なら問題なく使えるので、好みのデザインの物を見つけたいですね。
非対応ケースで使えるのか
試してみたところ、MagSafe非対応ケースでも充電は可能です。
ただし、磁力がかなり弱まるので背面にしっかりくっついてくれません。
『3WAYのモバイルバッテリー Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)レビュー』まとめ
充電速度は遅いけど、使い勝手はかなり良くて便利。
持ち運びもかなり楽なので、普段使いに非常におすすめできるモデルです。
充電速度はそこまで気にしないよ、という方にとっては特に使いやすいのではないでしょうか。
ケーブル類はできる限り減らしていきたいですもんね。
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