コスパ最強モデルと名高いCOFO Chair Pro
いまだに売れ続けている中、ついに後継モデル『COFO Chair Pro 2』が登場しました。
パッと見はそこまで変化無いように見えますが、実際は全くの別物
何がどう変わったのか?
上位モデルとの違いは?
実際に仕事やゲームでがっつり使ってみたので詳しく紹介していきたいと思います。
この記事はCOFO様より商品提供していただき作成しております
デザインと使い心地を両立した最高のモニターアーム『COFO無重力モニターアームPro』レビュー
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COFOってどんなメーカー?
COFO(コフォ)は東京都に本社がある日本のメーカー
「自分空間」をより良くするためのプロダクトを開発・販売しています。
「最高水準の品質をリーズナブルな価格で」を開発理念としており、クラウドファンディングでは2億円を集めた実績も
代表的なCOFO Chairシリーズは今でも完売続きと非常に人気があります。
以前にモニターアームをレビューしたのですが、製品クオリティはかなり高く、今私の中でも勢いを感じているメーカー
COFO Chair Pro 2の特徴
今回新しく開発されたCOFO Chair Pro 2はCOFO Chair Proの後継モデルとなるワークチェアです。
後継ではありますが、全くの別物と考えても良いほど全体的に改良が施されているようです。
特徴を見ていきましょう。
COFO Chair Proとの比較
前モデルと比較してみるとこんな感じ
COFO Chair Pro 2 | COFO Chair Pro | |
座面高さ | 44cm~50cm | 48cm~56cm |
座面調節 | 奥行き調節4cm | 調節なし |
ヘッドレスト構造 | 3D 可動域:14cm | 2D 可動域:4cm |
背面構造 | 4段階調節 | 調節なし |
ランバーサポート構造 | 4段階調節(背中と連動) 前後3段階 | 調節なし |
アームレスト構造 | 3D 上下・前後・角度 | 1D 上下 |
リクライニング構造 | 4段階調節(最大127度) | 4段階調節(最大125度) |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイト・ライトグレー | ブラック・ホワイト |
価格 | 59,999円(税込) | 39,999円(税込) |
比べてみると、全てにおいて調整の自由度が上がっています。
デザインは踏襲されていますが、機能は別物と考えても良さそうです。
デザインも基本的な思想は踏襲されていますが、ほとんどのパーツを新規設計しているのがわかります。
ただし、その分価格が2万円高額に
COFO Chair Pro 2は幅広くカスタム可能
どのくらいのカスタムができるのか、写真で見ていきましょう
腰痛経験者としては、ランバーサポートが調節できるのはありがたい。
猫背になるのを防いでくれます。
ヘッドレストは2軸+1スライドでかなり幅広く調節可能です。
首の位置は意外とシビアなのでこれは嬉しいポイントですね。
COFO Chair Pro 2を開封&組み立て
COFO Chair Pro 2は自分で組み立てる必要があります。
30kg近い箱が届くので2人で作業するのがおすすめ
基本的には説明書通りで問題ないのですが、せっかくなので写真付きで紹介します。
あると便利な物
- 電動ドライバー
注意ポイント
箱は組み立てで使うので解体せずに置いておきましょう。
必要な物は全て揃っていて親切
床を傷つけないように緩衝材マットも付属しています。
木製フローリングの家などでは助かりますね。
親切に手袋までついてきました。
ここまで気が効いてる製品は初めてです。
どこに何のネジを使うのか迷わずに済むようにパッケージされているので安心
脚を組み立ててシリンダーを取り付ける
金属同士のネジ締めは意外と力が必要
8割くらいは電動で回して、最後の締めだけ手でやるのが早くておすすめ
キャスターはグイっと押し込むだけ
結構力が必要です。
これで脚は完成
がたつきなどが無いか確認しましょう。
アームレストと背面を座面に取り付ける
ここからは座面を箱の上に載せて作業します。
一人だと箱に載せずに組み立てるのは非常に困難なので説明書に従うのがベターです。
背面取り付けは少し注意が必要
背面が重く結合面が平行になっていないので締まったように勘違いしてしまいます。
何度も対角締めをして緩くなるポイントが無くなるようにしましょう。
脚ユニットに差し込む
激重の座面をひっくり返して脚に差し込むだけ・・
なのですがかなり重いので2人推奨です。
ヘッドレストとハンガーを付ける
ハンガーはガチっと押し込むだけ
私は家では使わないので装着しませんでした。
服を日常的にさっとかける人は便利に使えそうです。
COFO Chair Pro 2の外観レビュー
最近主流となりつつあるランバーサポート分離型のオーソドックスなデザイン
色が単色なのがモダンで良いですね。
背面骨格はX状
仰々しいかと思いきやワントーンなので意外と馴染みます。
メッシュはかなり頑丈に編み込まれており耐摩耗性は相当高そうです。
程よく反発性もあります。
フットレストは低反発クッションが仕込まれていて快適
アームレストも固い樹脂ではなく、ほんの少しクッション性があります。
腕を長時間置いても疲れない工夫がされています。
キャスターは静音ホイールで直径は約6cm
左右が独立して動くので移動は楽
COFO Chair Pro 2を実際に使用して感じたこと
では、実際に毎日使ってみて感じたメリットとデメリットを紹介していきます。
仕事は勿論、ゲームや読書もCOFO Chair Pro 2を使っているので、かなりヘビーに使っていると思います。
あらゆる調節が可能でどんな体形にもフィットする
操作系がレバーのみでわかりやすい
ほぼ単色のデザインはモードで悪目立ちしない
あまりにコスパが良すぎる
背面は少し遊びがあるので移動の際に少し気になる
座面はメッシュのみなので好みが分かれる
リクライニングの反発は気持ち強めで固さ調節できない
送られてくる箱がとにかく重くて大きい
COFO Chair Pro 2のメリット
あらゆる調節が可能でどんな体形にもフィットする
驚くべきポイントはなんと言ってもカスタマイズ性の高さ
リクライニングなどのメジャーな部分だけでなく、背面の高さやヘッドレストの多軸調整など調節範囲は非常に広いです。
どんな体形の方でも柔軟にカスタムできるのはCOFO Chair Pro 2の大きなメリットですね。
操作系がレバーのみでわかりやすい
頻繁にする操作がしやすいのは大切
ワークチェアは物によってはダイヤルだったり複数の機能が割り当てられていたりと面倒な物があります。
ですがCOFO Chair Pro 2は3つのレバーの押し引きのみで操作できるのでわかりやすくてgood
シンプルな操作感なので椅子の下を覗いたりする必要はありません。
ほぼ単色のデザインはモードで悪目立ちしない
カラー展開は3色ですが、上から下まで同一色で統一されていてモードな印象
安易な差し色や金属色を用いていないのは部屋の中で悪目立ちしてしまうのを防いでくれます。
ほぼ全てのパーツを3色分生産しているのは手間がかかっていて凄いです。
デザインへのこだわりを感じられます。
あまりにコスパが良すぎる
COFO Chair Pro 2はとにかくコスパが良い。
6万円という金額自体は決して安くはありませんが、これだけの多機能と細部へのこだわりが詰まったワークチェアということを考えるとコスパは最強だと思います。
はっきり言って6万円で買えるワークチェアって最低限の物がほとんどです(会社にいっぱい並んでるようなやつ・・)
COFO Chair Pro 2のデメリット
背面は少し遊びがあるので移動の際に少し気になる
背面は調節機構のせいか、前後左右に少しカタカタと遊びがあります。
椅子を移動させるときなどに、遊びの分ワンテンポ遅れるので少々煩わしいです。
ですが座ってる時は問題ありません。
座面はメッシュのみなので好みが分かれる
メッシュは通気性が良い一方で、どうしても硬くなりがち
COFO Chair Pro 2の座面はメッシュ一択なのでクッション派の人にとっては少しお尻に圧力を感じるかもしれません。
クッション派の意見としてはやはり少し硬く感じますね。
とは言え、今のところ実際に痛くなったわけではないので好みの範囲内だとは思います。
そしてメッシュの運命ですが座面下が衣類くずや埃にまみれます。
分解NGなのでブロアで吹き飛ばすくらいしかできません。
見える部分ではないので気にしないのがベスト
リクライニングの反発は気持ち強めで固さ調節できない
リクライニングの反発力は強めで好みの固さに調節もできません。
背中の力を抜くとぐんっと戻ってくるので、リラックスをするときはロックして使うのが基本になりそうです。
軽いリクライニングが好きな人は注意が必要です。
送られてくる箱がとにかく重くて大きい
COFO Chair Pro 2は自分で組み立てる必要があります。
さらに輸送箱が非常に重くて大きいので、階段を上る必要がある場合はしっかりと対策が必要です。
一人だと持てたとしてもバランスを崩すとリカバーできない重さなので、あらかじめお手伝いさんを呼んでおくのは必須でしょう
COFO Chair Pro 2は身長何cmから座れそう?
座面高さ | |
COFO Chair Pro 2 | 44cm~50cm |
COFO Chair Pro | 48cm~56cm |
COFO Chair Premium | 48cm~56cm |
気になっている方も多いかもしれませんが、実際に座ってみた感覚だと快適に座るには163cmくらいかなと思います。
えっ?と思う方もいるかもしれませんが、実はこれでもCOFO Chair Pro 2はかなり健闘している方なのです。
大手メーカーでも座面高さ42cm以下のモデルは選択肢がほぼありません。
一部の例外として、某有名な最高級ワークチェアは3サイズ展開で最低38cm~となっていますが価格は25万円以上します。
6万円という価格帯でこれだけの機能を持ちつつ44cm以下のモデルは私の知る限りでは見たことがありません。
踵が浮いたり太腿裏が圧迫される場合は、フットレストを活用したり足置きを買うなどで対策するのがおすすめです。
自分に最適な座面高さの目安の計算方法
自分に合った座面高さの目安を調べる有名な計算が以下になります。
適切な座面の高さ=身長×1/4
つまり、身長170cmの私だと42.5cmということになります。
因みに20代女性平均の157.5cmだと約39cm
あくまで目安で、足の長さなどにもよるので参考程度に覚えておくといいかもしれません。
実際、私は足の長くない170cmですが44cm~45cmくらいで問題なく使えています。
【おまけ】COFO Chair Premiumとの違い
ここまで多機能だとハイエンドモデルのCOFO Chair Premiumを超えてしまうのでは?
気になったので比較してみました。
COFO Chair Pro 2 | COFO Chair Premium | |
座面高さ | 44cm~50cm | 48cm~56cm |
座面調節 | 奥行き調節4cm | 奥行き調節5.5cm |
ヘッドレスト構造 | 3D 可動域:14cm | 2D 可動域:6cm |
背面構造 | 4段階調節 | 5段階調節 |
ランバーサポート構造 | 4段階調節(背中と連動) 前後3段階 | 5段階調節(背中と連動) |
アームレスト構造 | 3D 上下・前後・角度 | 4D 上下・前後・左右・角度 |
リクライニング構造 | 4段階調節(最大127度) | 無段階調節(最大125度) |
カラーバリエーション | ブラック・オフホワイト・ライトグレー | ブラック・ホワイト・グレー |
価格 | 59,999円(税込) | 89,999円(税込) |
ヘッドレストやリクライニング角度、最低座面高さなど、いくつかPremiumを上回ってる部分がありますが、全体的には流石にPremiumの方が高性能と言えそうですね。
さらに機能以外の点ではフレームや脚にアルミを使っているのでデザインも高級感があります。
3万円の価格差は妥当なのではないでしょうか。
個人的な感想だと、機能的には両方十分なので、座面高さが44cmまで下げられるCOFO Chair Pro 2がおすすめ
この4cmの違いはかなり大きいと思います。
まとめ:COFO Chair Pro 2は6万円とは思えないハイエンドなワークチェア
COFO Chair Pro 2は価格からは想像できない高品質で多機能なワークチェアです。
「コストはできるだけ抑えたいけど良い物が欲しい」と考えている人にはベストな選択肢の一つと言えるでしょう。
非常に人気のあった前モデルよりも大幅にアップデートしているので、買い替えも十分視野に入ると思います。
COFO Chair Pro 2が気になる方は是非Makuakeをチェックしてみてはいかがでしょうか。
デザインと使い心地を両立した最高のモニターアーム『COFO無重力モニターアームPro』レビュー
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