充電ケース付きでカメラでもスマホでもPCでも使える。
まさにオールインワンワイヤレスマイク。
ワイヤレスマイクって充電や持ち運びがめんどくさいんですよね・・
そんな悩みを解決してくれたのが今回紹介する『COMICA VDLive10』
外観から使い方など、詳しくレビューしていきたいと思います。
まとめると
- カメラ以外にスマホやPCでも使いまわせる
- 充電ケースは管理もしやすくてgood
- マイクは超コンパクト
- ケースは大きい
- ホワイトノイズが少し気になる
この記事はCOMICA JAPAN様より機器提供していただき作成しております。
COMICAとは
COMICAはオーディオ機器の研究開発・製造・販売を包括して行う「Commlite Technology Co.,LTD」のブランド製品。
ヨーロッパ、アメリカ、中東からアジアまで世界中で高い評価を受けているようですね。
日本でも知る人ぞ知る創造的かつ高品質・高コスパのマイクを製造しているメーカーとして評価されています。
私も知りませんでした。
情報はいつもチェックしているつもりなのですが、まだ知らないメーカーが山ほどありますね。
COMICAについて調べてみた第一印象は『デザインがかっこよくて良い』ということ。
メカメカしくてかっこいい物が多いです。
日本での販売代理店はVANLINKS株式会社
以前紹介したNANLITEの製品と同じく、日本での販売代理店はVANLINKS株式会社
今回の製品もそうですが、ZHIYUNといいNANLITEといいメーカーのセレクトが素敵ですね。
価格は多少高くても妥協のない製品づくりをしているメーカーばかりだと感じます。
COMICA VDLive10とは
早速紹介していきましょう。
VDLive10は、カメラやスマホなどの複数デバイスで使うことができるワイヤレスマイク
これ1台でカメラ/PC/スマホで使用できるのは凄いですね。
スマホ動画撮影のクオリティが上がっている今にぴったりのアイテムだと言えるでしょう。
価格は23,100円(税込)
他社製品に比べても決して高くはない価格設定。
特徴
ココがポイント
- 1台でカメラ、スマホ、PCに使用できる
- デュプレックスモードで音声のモニタリング可能
- 管理がしやすい充電器付きケース
- 小型軽量
最大の特徴は使いまわせる汎用性の高さ
従来のワイヤレスマイクは大抵カメラ専用だったりします。
ですがVDLive10はスマホやPCでも使うことができる優れ物。
個人的には充電器付きケースが便利で嬉しいですね。
USBとMIの違い
個のマイクにはUSBとMIという二つのモデルが存在します。
これは簡単に言うと対応コネクタの違い
それ以外に差はありません。(写真のMI-RXはおそらく受信機単体での販売だと思います)
USB:USB-C
MI:ライトニングケーブル(iPhone)
どちらを選ぶべきか?
USB
- USB-C対応のiPadを持っている
- PCで使いたい
- アンドロイドで使いたい
MI(iPhone)
- 今すぐiPhoneで使いたい人
汎用性が高いUSBがおすすめ。
今回はMIをご提供いただいたのですが、正直なところ欲しかったモデルはUSB。
なぜならPC直刺しで使えるから。
ですが私はiPhoneユーザーです。
USBモデルだとスマホでのレビューができなくなってしまうのでMIを選択しました。
なので、今すぐiPhoneで使う必要のある人以外はUSBを選択する方が幅広く活用できるでしょう。
いずれiPhoneもUSB-Cになったらオールマイティとなります。
開封&外観
では、パッケージから本体まで細かく見ていきましょう。
パッケージ&セット内容
必要な物はすべて入っています。
付属のUSBケーブルはもちろんType-C。
日本のメーカーも見習ってほしいですね・・
本体外観
まとめても手のひらにのるほどコンパクト
IPS液晶なので鮮やかで見やすいです。
スマホの薄さに合わせられているのか、全く邪魔になりません。
普段のスマホと同じ感覚で使えてスマートですね。
カメラに取り付けるとこんな感じです。
乗っかってる感はありますね。
充電ケースの外観
充電器はマイクのサイズに対して大きいです。
そして樹脂の質感はチープな印象で少し惜しいですね。
計4回分の充電が可能。
計2回分くらいにして、サイズをもう少し小さくしてほしかったですね。
使い方
受信機と送信機のペアリングは超簡単。
基本的には電源を入れると自動でつながります。
ペアリングが解除されている時はケースのPairボタンを押すだけで全ての機器がペアリングされます。
後は機器に取り付けるだけで使えるのですが、設定できる機能が2つあるので紹介していきます。
モノラル or ステレオ
モノラル/ステレオの切り替えは受信機側(RX)で行います。
ステレオモードで二人で録音すると、左右で二人の声が分離するので聞き取りやすくなります。
一方で、一人で録音するときにステレオだと左右どちらかに声が偏ってしまうので、一人で使用する際は基本的にはモノラルがおすすめです。
Simplex(シンプレックス) or Duplex(デュプレックス)
Simplex(シンプレックス)/Duplex(デュプレックス)の設定は送信機側(TX)で行います。
シンプレックスモード
自分の声を普通に録音する基本的なモード
デュプレックスモード
音声のモニタリングができるモード
デュプレックスが中々便利。
一人で収録の時は自分の声や環境音がどのように録音されているかをモニタリングしながら録音ができます。
二人での収録の時は相手の声も聴きながら録音ができるので、対談形式の撮影などで便利。
ただし、イヤホンをつける必要があるので撮影シーンを選びますね。
使ってみた感想。音質など
では、使ってみた感想や音質などを紹介していきます。
音質面で少し気になるポイントはあります。
ですがそれ以外では非常に便利で優秀なマイクだと感じました。
良いところ
良いところ
- 充電器付きのケースは大正義
- スマホやPCで使いまわせる
- 受信機送信機が非常にコンパクト
- 録音状況をモニタリングできる
何といっても充電器ケースが非常に便利ですね。
ワイヤレスマイク最大の弱点の、
- 受信/送信機を両方充電しなければならない
- バラバラして管理しにくい
この二つを克服しているポイントは非常に大きいと感じます。
気になるところ
気になるところ
- 声が若干遠くに感じる
- ホワイトノイズが少し入る
- 充電器ケースの作りと外観処理がチープ
- 充電器が大きい
- 自動電源OFFが欲しかった
普段使っているワイヤレスマイクと比べてみたところ、声が少し離れた位置にいるような聴こえ方がします。
また、ホワイトノイズが微妙に入ります。
これらはラベリアマイクを使うことでかなり改善されたのでセットで買うのがおすすめです。
『スマホもカメラもこれ1台。ワイヤレスマイク「COMICA VDLive10」レビュー』まとめ
複数のデバイスで使う人にとっては非常に心強いアイテム
スマホでも撮影したり、オンライン会議の質を上げたいと思っている人には非常におすすめできるマイクです。
ハマる人にはハマる、非常に心強いアイテムとなるでしょう。
音質の面で少しのマイナスポイントはありましたが、価格を考えるとコスパが良い製品だと言えます。
ワイヤレスイヤホンのように、充電ケースが当たり前になってほしいですね。
サイズ感もVDLive10くらいが当たり前になってほしいところ。
他社のワイヤレスマイクは大きすぎると思いますね。