どちらが買いなのか。
『Anker 733 Power Bank』と『PowerCore Fusion 10000』
どちらも容量は10000mAh
Anker(アンカー)のバッテリー搭載型充電器の中では最大となっています。
この2つにはどのような違いがあるのか。
外観から仕様、使ってみた感想などを徹底的に比較していきたいと思います。
どちらを買うか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
この記事をまとめると
- 普段からノートPCを使っている人は『733 Power Bank』
- 荷物を減らしたい人は『733 Power Bank』
- スマホにしか使わない人は『PowerCore Fusion 10000』
- コストを抑えたい人は『PowerCore Fusion 10000』
PCも充電可能なモバイルバッテリー『Anker 733 Power Bank』レビュー
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まずは仕様を確認
まずは両方の仕様を簡単に見ていきましょう。
仕様
Anker 733 Power Bank | PowerCore Fusion 10000 | |
サイズ | 約111 x 63 x 31mm | 約82 ☓ 82 ☓ 35mm |
重さ | 約320g | 約278g |
入力 | 100V - 240V ~ 50 / 60Hz /1.63A | 100V - 240V ~ 50 / 60Hz / 0.7A |
合計最大出力(充電器として使用時) | 65W | 20W (USB-C単ポート使用時) |
合計最大出力(バッテリーとして使用時 ) | 30W (USB-C単ポート使用時) / 15W (複数ポート使用時) | 20W (USB-C単ポート使用時) /15W (2ポート同時充電時) |
バッテリー容量 | 10000mAh | 9700mAh |
満充電までの時間 | 約3時間 | 約4時間(※Anker調べ) |
価格 | ¥14,990 | ¥5,990 |
体積は『733 Power Bank』の方が約8.5%程減少。
一方で重量は15%程重くなっています。
出力は『733 Power Bank』が圧倒的
しかし価格は約2.5倍
これは見逃せない差ですね。
詳しく見ていきましょう。
サイズ&重量比較
サイズや体積、重量について詳しく見ていきましょう。
新型の『733 Power Bank』をベースに見ていきます。
まとめると
- 体積が約8.5%程減少
- 重量は15%増量
- 4mm薄くなって持ち運びしやすくなりました。
サイズ比較
Anker 733 Power Bank | PowerCore Fusion 10000 | |
サイズ | 約111 x 63 x 31mm | 約82 ☓ 82 ☓ 35mm |
『733 Power Bank』は幅が細くなって高さが増えています。
パッと見は大きく変わらないように見えるのですが、体積は約8.5%程減っています。
『PowerCore Fusion 10000』よりも薄くなっているので可搬性は上がったように感じますね。
重量比較
Anker 733 Power Bank | PowerCore Fusion 10000 | |
サイズ | 約111 x 63 x 31mm | 約82 ☓ 82 ☓ 35mm |
重さ | 約320g | 約278g |
バッテリー容量 | 10000mAh | 9700mAh |
体積は減ったのに重量は15%増量しました。
『733 Power Bank』は5000mAhのセルが2つ入っており、合計10000mAhとなっております。
一方で『PowerCore Fusion 10000』は9700mAh。
この300mAhが50gの差ということにしておきましょう。
充電速度(W数)比較
では次はW数を比べていきましょう。
Anker 733 Power Bank | PowerCore Fusion 10000 | |
合計最大出力(充電器として使用時) | 65W (USB-C単ポート使用時) | 20W (USB-C単ポート使用時) |
合計最大出力(バッテリーとして使用時 ) | 30W (USB-C単ポート使用時) / 15W (複数ポート使用時) | 20W (USB-C単ポート使用時) | ・15W (2ポート同時充電時) |
充電器として使うときはのW数は65Wと圧倒的ですね。
これだけ差があるとできることが変わってきます。
詳しく見ていきましょう。
まとめると
- 『733 Power Bank』はノートPCの充電が可能
- バッテリーとして単ポート使用時は10Wしか違いが無い
- バッテリーとして複数ポート使用時の性能は同じ
『733 Power Bank』はノートPCの充電が可能
充電器として使うときは65Wも出ます。
これはMacBook Pro 16インチのようなハイスペックPC以外なら大体充電できてしまいまう電力。
PCの充電をする人は『733 Power Bank』一択でしょう。
バッテリー使用時も30W出るので、使用状況によりますが何とか充電可能です。
『PowerCore Fusion 10000』の20WではPCでの使用は厳しいでしょう。
バッテリーとして単ポート使用時は10Wしか違いが無い
『733 Power Bank』のバッテリー単ポート使用時の出力は30W
どのiPhoneも最速で充電可能です。
一方で『PowerCore Fusion 10000』は20Wなのですが、それでもかなりの速さで充電できます。
価格程の大きな差ではないと感じます。
バッテリーとして複数ポート使用時の性能は同じ
バッテリーとして複数ポート使う時の性能はほぼ同じ。
どちらも合計15Wなので程々な速さしか出ません。
違いがあるとすればポート数
『733 Power Bank』は3ポート使えるので、ほんの少し便利です。
ですがどちらにせよ計15Wなので低速充電しかできません。
『Anker 733 Power Bank』がおすすめの人
普段からノートPCを使っている人
普段からノートPCを使っている人は家での充電器としても使えます。
モバイルバッテリーと充電器を別で持ち運ぶ必要が無くなるので最適な選択。
iPhone14 Pro Maxのような高性能スマホを急速充電したい人
ハイエンドスマホは最大29Wなどに対応しています。
これらを最速で充電したい人は『733 Power Bank』がおすすめでしょう。
単純計算で約1.5倍速く充電できます。
『PowerCore Fusion 10000』がおすすめの人
スマホにしか使わない人
スマホにしか使わない人は20Wで十分。
iPhone14 Pro Maxでも対応W数が29Wなので、その9Wに¥9,000も多く払う価値はないと思います。
とにかくコストを抑えたい人
コストを抑えるなら『PowerCore Fusion 10000』と『Anker Nano II 65W』の組み合わせがおすすめ。
2つ合わせても約¥10,500
かさばるのと、バッテリーで30W出せないデメリットがありますが大体同じことができます。
注意ポイント
『PowerCore Fusion 10000』の20WでのノートPC充電は心もとないので注意が必要です。
『Anker 733 Power BankとPowerCore Fusion 10000 徹底比較』まとめ
アンカーの10000mAhどうしの比較はいかがだったでしょうか。
65W充電はPCへの充電が可能になるので、人によっては必須級の充電器となると思います。
価格に差はありますが、できることが違うので上手くすみ分けできていますね。
自分のライフスタイルに合う最適な方を選んでください。
どちらを買うか迷っている人の参考になると嬉しいです。
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