最高のマウスとキーボードにたどり着いた
別々のPCを自在に行き来できて、コピーペーストもできるというのだから驚きだ。
それにデザインも細部までよくできていて所有欲も高い。
今市場には色々なマウスやキーボードが出回っているが、『MX Master 3』と『MX KEYS』は一つの到達点といってもいいのではないだろうか。
毎日使って使い心地がわかったところでレビューしていきたいと思う。
Mac版⇩
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MX Master 3
エルゴノミックでありシャープな造形
まず、MX Master 3は非常にデザインが良い
人間工学に基づいて作られており、非常に理にかなった形状をしている
実際に手で持ってみると、親指、人差し指、中指がスッと違和感のないポジションにつく。
ボタンを誤操作することもなく非常に快適だ。
その他にに気に入ってるのが機械加工されたスチール製のMagSpeed™電磁気スクロール
とても軽いタッチで程よいクリック感があるのでなめらかにスクロールできる。
そして指で弾くとホイールがフリー回転状態となり1秒に1000行スクロールもできるのだ。
最近では比較的安価なマウスにもフリー回転機能は採用されているのだが、精度が段違い
誤作動などは全くなく素晴らしいの一言だ。
電池持続時間
- 70日(フル充電後)
Mac版⇩
MX KEYS
バックライトは手を近づけると自動で点灯するエコな設計だ
MX KEYSでまず感じたことはずっしりとした重量感
今まで使っていた安価なキーボードと比べものにならないくらい重い。(イメージではキーボードサイズの鉄板を持っている感覚)
しかしこれが安定したキーストロークに一役買っており、ガタつかず非常にタイピングしやすい。
キーもすべて天面に凹みが設けられており、指先がスッと収まる
バックライトは手を近づけると自動で点灯し、周りの光によって強さが変わる。
僕は基本的には明るい部屋でしか使わないが、暗い部屋で使う人にとっては大切なポイントだろう。
電池持続時間
- 最長5ヶ月(バックライトOFF)
- 最長10日(バックライトON)
Mac版⇩
生産性爆上がりの機能『EASY-SWITCH』&『Flow』
『EASY-SWITCH』
EASY-SWITCHで一つのデバイスで3台まで使える
MXシリーズの目玉の機能のEASY-SWITCHは最大3台のデバイスとペアリングすることができる
切り替えはキーボードとマウスのEasy-Switch™ボタンを押すだけ
ノートパソコン、デスクトップに対して1台のデバイスでいいのだ。
『Flow』
Flowを設定することで以下のことができるようになる
- ポインタを画面端に移動させると別PCのモニターに切り替えられる
- ctrl+Cでコピーしたデータをもう片方のPCへペーストすることができる
ただし、モニター間移動は一瞬のラグがある
気になる人は専用アプリのLogiOptionsで、ポインタが画面の端に行っても自動で切り替わらないようにすると良いと思う。
僕は気になるのでOFFにしている
Wi-Fiを経由してコピーされるので、時間さえあれば大きなファイルでも問題なくコピーできる。
注意ポイント
Flowは同じネットワークのPCしか接続できないので注意が必要
設定は専用アプリ『LogiOptions』で
『EASY-SWITCH』と『Flow』は専用アプリのLogiOptionsで簡単に設定することができる。
それ以外にも、マウスの速さやキーボードの機能割り当てなどを一括で管理できる
MXシリーズを使うなら必ずインストールしたいアプリだ
買った2つの理由
EASY-SWITCHにより、デスクをシンプル化できる
『MX Master 3』『MX KEYS』は最大3台まで別々のPCで使用することができる。OSが異なっていても問題ない。
つまり、会社用のPCと家のPCを1つのマウスとキーボードで使えるということだ。
マウスを持ち変える必要もなくなり、時間も短縮できデスクも広く使える。まさに一石二鳥。
買った理由はほとんどがこれ
USB-Cで給電可能
『MX Master 3』と『MX KEYS』はどちらもUSB-Cで充電できる。
勿論充電しながらも使用可能。
最近だとUSB充電は当たり前かもしれないが、今までは単三電池駆動の物だった。
エネループを使用していたのだが、なんだかんだ入れ替えも充電も面倒。
それに最近は身の回りにUSB充電の物も増えてきたので、1本のUSB-Cケーブルで一括管理できるというわけだ。
デスク回りは勿論、電源タップもスマートになるのでgood
3ヶ月間毎日使った感想
生産性がかなり上がった
在宅が当たり前となった今はもうEASY-SWITCHやFlow無しには戻れないだろう。
断言できるほど便利だ
その他にはMagSpeed™電磁気スクロールが快適すぎる。
今まで色々なマウスを使ってきたが、ここまで精度が高く精密な動きができるマウスは初めてだ。
CADやillustratorといった精度が求められるクリエイティブソフトを使う人にはオススメできる。
気づいたイマイチな部分もあげておこう
- カスタムボタンは主に3つなのでそこまで多くはない
- ポインターをPC間移動するときに1秒ほどのラグがある(Wi-Fi環境による)
- キーボードはLEDをつけているとかなり早く電池がなくなる(公式では10日)
カスタムボタンの汎用性だけならかつて愛用していたM-XGL20DLBKの方が上だと感じる。
人差し指付近にボタンが二つあったのは便利だった。しかも価格が安い。
ここまできて言うのもアレなのだが、キーボード自体はメンブレン方式なので、打鍵感を追求する人はメカニカル方式や静電容量方式の方が幸せになれるだろう。
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まとめ
今まで使っていたマウスやキーボードに比べると高額だが、価格以上の価値は十分にあると感じる。
後は耐久性だ。
毎日使うものなので劣化は早いとは思うが、長持ちしてくれれば間違いなくリピートすると思う。
安価で低い品質の物が多く出回る世の中だからこそ、このように価格が高くても高品質を追求した物の素晴らしさが際立つ。
そして最近ではPCを二台持つ人もかなり多くなってきた。
在宅勤務がメインとなったことから、同じような状況の人は増えているのではないだろうか。
今回の記事が生活の小さなヒントになれば嬉しい。
使用し続けて不具合などが見つかったらまた追記していきたい。
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