
モバイルバッテリーの本命です。
こんにちは。THOMSON.(@THOMSON_life)です。
PCも充電できるバッテリー搭載型充電器Anker 733 Power Bank
「GaNPrime」という新技術により、従来の出力20Wから65Wまで跳ね上がりました。
PCに充電もできてスマホの高速充電も可能。
さらにモバイルバッテリーにもなるオールインワンモデルです。
サイズ感や性能、メリットデメリットなどを詳しく紹介していきたいと思います。
気になる部分も多いので、気になる方は是非ご覧ください。
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普段使いの答えとなるモバイルバッテリー『Anker 521 Power Bank』レビュー
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Anker(アンカー)733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)とは

image:Anker
サイズ | 約111 x 63 x 31mm (※プラグ部を除く) |
重さ | 約320g |
入力 | AC入力 : 100V - 240V ~ 50 / 60Hz / 1.63A | USB-C1入力 : 5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A |
出力(充電器として使用時) | 合計最大出力65W |
出力(バッテリーとして使用時 ) | 合計最大出力30W (USB-C単ポート使用時) / 15W (複数ポート使用時) |
容量 | 10000mAh |
価格 | ¥14,990 |
充電器とモバイルバッテリーを兼ね備えたFusionシリーズの大容量モデル
充電器として使用時は65Wの高出力に加え、バッテリー容量は10000mAhとシリーズ最大
ポートも3つと多くあらゆる場面で活躍する充電器です。
以前紹介させていただいた『PowerCore Fusion 10000』の後継モデルにあたります。
Anker新技術「GaNPrime」

引用:Anker
“同時”急速充電という、新常識。Anker最高峰の充電技術「GaNPrime™」
- 100W以上にも対応する超高出力、そして小型化を実現
- 複数ポートに流動的な電力分配をすることで充電の効率化を可能に
- さらなる安全性を追求
急速充電を可能にしたGaN (窒化ガリウム) の技術をさらに進化させたアンカーの最新技術。
高速なだけでなく100W以上の超高出力に対応し、さらなる小型化も実現しています。
さらに、1日あたり300万回の温度管理によって機器の安全性も高められています。
低電流モード
イヤホンやスマートウォッチ等の入力電流が低い製品用に「低電流モード」が搭載されています。
高出力でありながら小型デバイスにもしっかり対応しているので安心です。
電源ボタンを2回押すと低電流モードへ切り替わり、LED表示が緑に点灯します。
Anker(アンカー)733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)を開封&外観レビュー
USB-CtoCケーブルが付属しているのは嬉しいですね。
ポーチも旧機種よりもおしゃれ
黒基調でクールな印象に。
デザインはとても良くなりました。結構好きです。
『Anker nano Ⅱ』以降のデザインは非常に良いですね。
Anker 733 Power Bankのレビュー
USB PD対応の65W出力に加え、10000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
モバイルバッテリーとしても、PCの充電器としても使用可能なのが最大の特徴


今までは2つ持ち歩いてました
電源接続時の65W高出力による、PC/スマホ急速充電器
今までのモバイルバッテリーの出力は最大で20W。
この出力ではPCに充電ができないので『Anker nano Ⅱ 65W』を別で持ち歩いていました。
ですが733 Power Bankの出力は65WなのでPCにも充電可能です。
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【レビュー】ノートPC使いは必ず買うべき充電器『Anker Nano II 65W』
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モバイルバッテリーでPCも充電可能
バッテリーとして使うときの出力は30W
iPhoneであればほとんどのモデルを最大スピードで充電可能です。
iPhone | 最大29W |
MacBook Air | 30W |
MacBook Pro 13インチ | 67W |
MacBook Pro 16インチ | 140W |
Surface Pro 7 / 8 / 9 / X | 65W |
また、MacBook AirなどのスタンダードスペックのノートPCも充電は可能ですが、場合によっては消費量が上回るので注意が必要そうです。
因みに私のSurface Pro 8 は普通に使う分には問題なく充電できました。
モバイルバッテリーとしての性能は十分素晴らしいと言えるでしょう。
iPhone約2回分、10000mAhの大容量モバイルバッテリー
バッテリー容量は10000mAh
iPhone 14シリーズを約2回、iPad mini (第6世代) を約1回以上充電可能です。

Anker 733 Power Bankは数少ない3ポート。普段使いでも超優秀


アンカーのバッテリー搭載USB充電器で3ポート搭載モデルは2種類だけ
これまで使っていたPowerCore Fusionは2ポートなのですが、意外と足りなくて困るんですよね。
普段使いでも出先でも活躍するモデルと言えるでしょう。
メモ
因みにもう1つの3ポート搭載モデルは『Anker PowerCore Fusion 5000』
かなり昔のモデルで、出力は5Vなので比較対象としてはあまりに力不足ですね。
【おまけ】おすすめのケーブルは『PowerLine III Flow』
ケーブルも急速充電に対応している必要があります。
私が使用しているのは『Anker PowerLine Ⅲ Flow』
絡まりにくい素材でできており、100Wまで対応しているので非常に優秀。
スマホからPCまで幅広く使用可能です。
『Anker 733 Power Bank』の3つのデメリット
かなり優秀な充電器ですが、細かい部分を見ていくと惜しいポイントが3つあります。
詳しく紹介していきましょう。
性能を考えるとコンパクト。でもやっぱり大きい

ガジェットポーチには余裕で入ります
10000mAhの大容量に3ポート搭載という性能を考えると、サイズはこれくらいだと思います。
ですが、普段持ち歩くと考えると大きいことに変わりはありません。
ポケットに入れるには厳しいサイズ感なので、バッグは必須になってきそうですね。
スマホの充電だけに使いたい方は『511 Power Bank』や『521 Power Bank』がおすすめです。
バッテリー使用時に複数ポート使うと出力がかなり下がる

引用:Anker
従来の充電器と同じく、複数のポートを同時に繋ぐと出力が分配されます。
モバイルバッテリーとして複数ポート使うときは何故か合計最大15Wに制限されます。
これではPCには満足に使えないと言ってもいいでしょう。
¥14,990と価格が高い

以前に紹介したPowerCore Fusion 10000が¥5,990だったので、実に2.5倍。
容量は同じなので、やはりこの価格は少々割高に感じてしまいますね・・
「GaNPrime」シリーズは全体的に強気な価格設定です。
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まとめ:大容量高出力なので旅行先などはこれ1つで安心

AerのPro Packとの相性がすごく良いんだよね。
Anker 733 Power Bankはいかがだったでしょうか。
バッテリー搭載型充電器でPCの充電が可能となったのは大きな一歩ですね。
細かく見ていくと気になる部分はありますが、多くの人が満足できる性能だと思います。
価格が高いのは気になりますが、Ankerの最先端技術のようなので仕方ないですね・・
幸いデザインも良くなったので割り切るとしましょう。
それでは。THOMSON.(@THOMSON_life)でした。
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