
できるだけ詳しく紹介していくよ。

こんにちは。THOMSON.(@THOMSON_life)です。
WF-1000XM5が9月1日に発売しましたね。
では旧モデルのWF-1000XM4からどのように進化したのでしょうか。
気になるところです。
徹底的に比較しながら詳しく見ていきましょう!
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デザインや物理的な違い

付け心地なども見ていくよ。
イヤホン本体
小型化は一目瞭然ですね。
凹凸も無くなり、風切り音に対して有利に働く形状となりました。
見てわかる通り、外装がマットからツヤツヤに変更されました。
これは好みが分かれそうですが、個人的にはマットな方が好きでした。

耳道側の面はフラットから少し盛り上がりました。
耳の形には個人差がありますが、私はWF-1000XM4の方がフィット感が高かったです。

充電ケース
全体的に丸みを帯びてLinkBuds Sのようなデザインになりました。
個人的にはエッジの利いたWF-1000XM4の方がフラッグシップ感があって好きかも。
また、インジケーターランプが横長からドットに変更されました。
WF-1000XM4の比べて非常に薄くなりました。
超コンパクトで良いですね。
背面にはペアリングボタンが追加
イヤーピース

左がWF-1000XM4 右がWF-1000XM5
新イヤーピースはシリコンフォームが薄くなり、圧入感が緩和されています。
新イヤーピースはイヤーピース側にメッシュが追加されています。
その代わり、イヤホン側のメッシュが廃止されたので過去機種のイヤーピースは使えません。

装着感の違い
装着時のサイズは大幅に減少。
パッと見てすぐにわかるくらい小型化されています。
フィット感は個人差がありますが、高いエルゴノミクスと優秀なイヤーピースで多くの人に合うデザインだと言えると思います。

技術的仕様の違い
WF-1000XM5 | WF-1000XM4 | |
ドライバーユニット | 8.4 mm | 6 mm |
質量 | 約 5.9 g x 2 | 約7.3 g x2 |
プロセッサー | V2・QN2e | V1 |
電池持続時間 | 最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ) | 最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ) |
電池持続時間(ケース) | 最大16時間 (NCオン) / 最大24時間 (NCオフ) | 最大16時間 (NCオン) / 最大24時間 (NCオフ) |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC, LC3 | SBC, AAC, LDAC |
価格 | 41,800 円(税込) | 36,300 円 |
バッテリー持ち以外は全体的に性能アップしていますね。
小型軽量化に新チップの採用、新コーデックの採用と正統に進化していると言えるでしょう。

音質の違い

引用:SONY
新プロセッサー「V2」と8.4mmの大型化したドライバーにより、音質は確実に良くなっています。
ですが正直そこまで大きな変化ではないと感じました。
ですが、低音は少しエッジが取れてマイルドになって聴きやすくなったと感じます。
また、高音のシャリシャリ感も少し和らぎました。
全体的に万人受けするニュートラルな高音質へと進化したと言えます。
音質に関してはすでに完成された領域に達していると言ってもいいのではないでしょうか。
ノイズキャンセリングの違い

引用:SONY
ノイズキャンセリングはもう一つの新チップ「QN2e」によりWF-1000XM4よりもさらに強化されました。
ですがこちらも劇的な進化ではないと感じます。
細かく分解すると、車などの低・中音域の打ち消し性能はしっかり上がっています。
また、電車の騒音もWF-1000XM4よりも強めに打ち消してくれています。
より静寂に磨きがかかった印象ですね。
パッシブノイズキャンセリングは個人差があると思います
パッシブノイズキャンセリングは個人的にはWF-1000XM4の方が高かったと感じました。
ですが、これは耳の形やイヤーピースとの相性など複合的な要因で決まるので、個人差があると言えるでしょう。
ですがWF-1000XM5のエルゴノミクスも非常に高く、新しいノイズアイソレーションイヤーピースの効果も相まって多くの人にフィットすることは間違いないと思います。
パッシブノイズキャンセリングとは
イヤホン自体の遮音性を上げることで周囲の騒音を物理的に聴こえなくするノイズキャンセリングの方式です
外音取り込み(アンビエントサウンド)の違い
外音取り込み性能も少し向上しました。
相変わらずホワイトノイズのようなサーっという音は入りますが、より自然になった印象です。
バスや電車のアナウンスを聞きながら快適に音楽視聴ができると言えるでしょう。
とはいえ、やはりLinkBudsのような生の音の外音取り込みに比べるとナチュラルさは欠けますね。
コーデックの違い
コーデックは新たに「LC3」に対応しました。
これにより「LE Audio」が使用可能に。
今は対応機器が少ないLE Audioですが、将来的により快適な音楽体験ができるようになります。
LE Audio対応機器は2023年9月時点では「Xperia 1 IV」「Xperia 5 IV」のみとなっていますが、今後は間違いなく増えるでしょう。
LE Audioは低遅延がメリットの一つなので、ゲームや映像コンテンツで真価を発揮しそうです。
LE Audioとは
Bluetoothの次世代音声規格。
さらなる高音質&低遅延を目指して開発。
『LE』とは『Low Energy』(低消費電力)の略
その他の新機能

「Auto Play」に対応
引用:SONY
「Auto Play」は、通話や歩行といったユーザーの行動の変わり目をセンシングし、連携している音楽サービス(Spotifyなど)のコンテンツを自動再生してくれる機能です。
例えば、ランニングを始めるとイヤホンが動きを感知して自動で音楽再生をしてくれたりします。
スマホなどを操作することなくシームレスに音楽再生が可能なので作業の邪魔にならないのが良いですね。
セーフリスニング機能
セーフリスニング機能は、普段の音楽視聴が聴覚に悪影響を与えていないかを確認できる機能です。
イヤホンのボリュームの情報を蓄積し、世界保健機関(WHO)の推奨する限度と比較したグラフで確認することができます。
私もそうなのですが、つい大音量で音楽視聴をしてしまいがちな方にピッタリな機能ですね。
Head Gesture

引用:SONY
Head Gesture(ヘッドジェスチャー)機能は、頭を使ったジェスチャーで電話の受話・拒否などの操作ができる機能です。
うなずきや首振りで受話や拒否などを選択できます。
スマホを触らずに通話可能になるのは便利ですね。

感度は中々高く、誤作動などは無かったよ。

『WF-1000XM5はWf-1000XM4から何が変わったのか。あらゆる面で徹底比較』まとめ


価格は上がりましたが、確実に進化していました。
WF-1000XM4が発売した時は「これ以上何が進化するんだ」と思いましたが、しっかり超えてきました。
余程の良いイヤホンが出ない限りメインイヤホンとして使っていく予定です。
ではでは。THOMSON.(@THOMSON_life)でした。
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