今や必須アイテムのモバイルバッテリー
その中でも私が愛用しているAnker(アンカー)の『PowerCore Fusion』シリーズ
『バッテリー搭載USB充電器』と呼ばれる物で、
モバイルバッテリー兼アダプターとしても使える優れ物
しかもバッテリー本体に充電するときはコンセントにさすだけ。
ケーブルを持ち歩かなくていいのは良いですね。
シリーズ最大の容量を誇る『PowerCore Fusion 10000』を購入したので紹介していこうと思います。
容量が半分のFusion 5000と比較しながら見てきます。
この記事をまとめると
- 10000mAhにしてはコンパクト
- 外観は結構チープ
- スマホは高速充電可能
- PCには不向き
USB-C to Cケーブル
USB-C to ライトニングケーブル
Anker『733 Power Bank』と『PowerCore Fusion 10000』どちらが良いのか。徹底比較
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PowerCore Fusion 10000
USB充電器とモバイルバッテリーを兼ね備えたAnker PowerCore Fusionシリーズの大容量モデル
最大出力は20W
注意ポイント
20WだとPC充電には非力なので注意が必要です。
パッケージ内容
USB-AtoCケーブルが付属しています。
CtoCやライトニングケーブルは別途購入が必要。
外観を見ていきます
充電器も兼ね備えてることを加味すると、決して大きすぎないサイズ感
外装はかなりプラスチッキー
結構チープな印象ですね。
ポートはUSB-CとUSB-Aの二つ
ボタンはアルミ製で高級感があります。
仕様
仕様も見ていきましょう。
サイズ | 約82 ☓ 82 ☓ 35mm |
重さ | 約278g |
入力 | 100-240V 0.7A 50 - 60Hz |
出力 | USB-Aポート:5V=2.4A | USB-Cポート:5V=3A / 9V=2.22A |
バッテリー容量 | 9700mAh |
満充電までの時間 | 約4時間(※充電時間はAnker調べ) |
合計最大出力 | 20W (USB-Cポート単体充電時) | 15W (2ポート同時充電時) |
容量は正確には9700mAhになっていますね。
因みにiPhone13ProMaxのバッテリー容量は4373 mAh
大容量すぎですね・・
注意ポイント
急速充電するには対応したケーブルを使う必要があります。
このサイズで10000mAhはかなり小さい。旅行に最適
このサイズで10000mAhはかなり良コスパ
重量はFusion 5000の約1.5倍ですが、容量は2倍
5000mAhって意外とすぐ無くなるんですよね・・
残量を気にしたくない旅行などでは10000mAhの方が圧倒的に便利です。
関連
5000mAhだと、iPhone13ProMaxへの充電1回で空になります。
昨今で5000mAhだと明らかに容量不足ですね。
最大20Wは決して高くないので注意が必要
PCでの使用はパワー不足
出力にも注目
Fusion 10000の最大出力は20W
残念ながらノートPCへの給電はパワー不足。
MacBook Airでも30Wを求められるのでPCには不向きと言えるでしょう。
MacBookなどを充電するときは『Anker nano Ⅱ』シリーズがコンパクトでおすすめです。
Anker nano Ⅱについてはこちら記事をご覧ください。
2023年1月追記
最大65Wの『Anker 733 Power Bank』が出ました。
比較記事はこちら
【レビュー】ノートPC使いは必ず買うべき充電器『Anker Nano II 65W』
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スマホでは高速充電が可能です。
iPhone端末別 各充電方式の最大充電W数
有線充電 | MagSafe充電 | Qi充電 | |
iPhone13Pro Max | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W |
iPhone13Pro | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W |
iPhone13 | 最大20W | 最大15W | 最大7.5W |
iPhone13 mini | 最大18W | 最大12W | 最大7.5W |
iPhone12Pro Max | 最大23W※ | 最大15W | 最大7.5W |
iPhone12Pro | 最大23W※ | 最大15W | 最大7.5W |
iPhone12 | 最大20W | 最大15W | 最大7.5W |
iPhone12 mini | 最大18W | 最大12W | 最大7.5W |
iPhone8~11 | 最大18W | 非対応 | 最大7.5W |
参考:https://greens-one.com/iphone-ipad-maxw/11111/#toc5
※iPhone12Pro/Pro Maxの数値は、ユーザー測定値からの推測値になります。
iPhone12以降のモデルでは20W以上に対応している物が多いです。
残念ながら今回紹介しているFusion 10000の出力は20Wが限界。
十分高速に充電できますが、最速ではないので注意が必要ですね。
PowerCore III Fusion 5000との比較
半分の容量のFusion 5000と比較していきましょう。
大は小を兼ねる。
このサイズ差ならFusion10000がおすすめです。
2023年1月追記
Fusion 5000の販売は終了し、45W出力の『521 Power Bank』が発売しました。
5000mAhを買うならこちらですね。
容量は2倍なのに、意外とそこまで大きな差はありません。
Fusion10000(左)は外装の勾配がかなりきつくてひし形っぽい・・・
あまり好きではありません・・
外装はFusion5000の方が光沢があって上質
仕様の違い
仕様面でも比較していきます。
容量だけでなく出力も微妙に異なりますね。
PowerCore Fusion 10000 | PowerCore III Fusion 5000 | |
サイズ | 約82 ☓ 82 ☓ 35mm | 約78 x 71.5 x 30mm |
重さ | 約278g | 約176g |
入力 | 100-240V 0.7A 50 - 60Hz | 100 - 240V~0.6A 50 - 60Hz |
出力 | USB-A:5V=2.4A | USB-C:5V=3A / 9V=2.22A | USB-A:5V=2.4A | USB-C:5V=3A, 9V=2A |
バッテリー容量 | 9700mAh | 4850mAh |
合計最大出力 | 20W (USB-Cポート単体充電時) | 15W (2ポート同時充電時) | 18W (USB-Cポート単体充電時) | 15W (2ポート同時充電時) |
満充電までの時間 | 約4時間(※Anker調べ) | 約2時間40分 (※Anker調べ) |
重さは約1.5倍で容量は丁度2倍
W数は2Wだけ高出力になってますね。
気持ち速く充電できそうです。
『モバイルバッテリーはこれでOK Anker PowerCore Fusion 10000』まとめ
旅行はこれ一つで安心
Fusion5000を持ち歩いていたのですが、最近のスマホでは一回充電したら空っぽになってしまいます。
なのでこれからはFusion10000に乗り換え。
普通に使っていたら日中だけで10000mAhを使い切ることはほぼ無いでしょう。
確かに少し重いのですが、バッテリーとアダプタとケーブルを持つよりかは全然良いと思います。
持ち物を減らしたい人にも是非お勧めしたいですね。
USB-C to Cケーブル
USB-C to ライトニングケーブル
Anker『733 Power Bank』と『PowerCore Fusion 10000』どちらが良いのか。徹底比較
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