これがあれば、既にあるワイヤレスイヤホンをヘッドセット化できる
ゲーム用にヘッドセットを買うのも勿体ない
家にあるワイヤレスイヤホンやヘッドホンをどうにかしてPS4やPS5、Nintendo Switchで使えないか
そんな願いをかなえる便利アイテムがCreativeの『BT-W3』だ
PS4でボイスチャットができるということがわかればそれだけでOKな製品だが、使い方などを簡単に紹介していこうと思う
BT-W3とは
一般的なワイヤレスイヤホンをPS4やPS5、Nintendo Switchで使えるようにするBluetoothトランスミッター
ゲーム内の音を聴くだけでなくボイスチャットもしっかりできる優れモノ
ワイヤレスイヤホンがaptX LL・aptX HDコーデックに対応している必要がある
公式HPの仕様一覧で確認できるので事前にチェックしておこう
対応コーデック
- aptX LL
- aptX HD
- aptX
- SBC
BT-W2との違い
因みに僕は間違えて『BT-W2』を一度買ってしまった
BT-W2は「FastStream」コーデックに対応したCreative製のイヤホンでしかボイスチャットができない
USB-AかUSB-Cの違いだけではないので間違えて買わないように注意が必要
しかし、この記事を書いている時点ではBT-W2はAmazonから姿を消していた
使い方
PS4などのUSB-Aポートにはアダプタを接続して使う
Nintendo SwitchなどはUSB-Cのまま使用可能だ
ペアリング
ペアリングはBT-W3のBluetoothボタンを2秒程度長押しする
これだけでペアリングモードがが開始される
そしてワイヤレスイヤホンもペアリングモードにすることでペアリング完了だ
PS4での設定
マイク入力は付属の3.5mm アナログマイクをコントローラーに接続する
オーディオ機器の設定画面では
入力を『コントローラーに接続したヘッドセット』、出力を『Creative BT-W3』にする
注意ポイント
この時、出力を変更すると入力も強制的にBT-W3になることがある
その時はマイクをコントローラーから一度抜いて差しなおせば無事繋がる
使ってみてどう?
接続安定性はかなり高い
ボイスチャットでFPSも普通にできる
家にはBluetoothをはじめ、電波を出す電子機器がかなり多いが、ラグや接続不安定などは起こったことはない
高価なだけあってかなりしっかり作られている印象だ
FPSでのボイスチャットをメインに使っているのだが、困ったことは一度もない
イヤホンの電池の減りが明らかに早い
ゲーム中も周りの音が聞こえるように、SONYの『LinkBuds』でプレイしていることが多いのだが明らかに電池の減りが早い
仕様では5.5hのバッテリーライフなのだが、5h経つ頃には電池切れになった
ゲームだからなのか、ボイスチャットをしているからなのか理由はわからない
自分の持っているイヤホンのスタミナを確認してから購入するのが良いと思う
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たまに、スタンバイモードの時もイヤホンに反応してしまう
気になるなら抜いておくと良いかも
PS4の電源は切らずに常にスタンバイモードにしているのだが、BT-W3にも通電するのでBluetoothが反応してしまうことがある
その時にペアリングしているイヤホンを他の機器で使おうとするとなぜかBT-W3が優先されてしまってうまく繋げないことが何回かあった
もし繋がらなくなったときはBT-W3を抜くとすぐに繋がる
一度ペアリングすると次以降はすぐに繋がるので抜いておいても問題ない
まとめ
資産を活かせる便利アイテム。ただし値段が高い
普段使っているイヤホンやヘッドホンをそのまま転用できるのは非常に便利
ただでさえ充電しなければいけないものが多いので、さらにヘッドホンが増えるのは気が引ける
ただし、飽くまで通常のイヤホンをゲームハードでも使えるようにするものなので
より臨場感のあるプレイを望む人は『PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット 』などを買う方が良いと思う
BT-W3は気軽にボイスチャットをしたい人にお勧めできるアイテムだろう
ただ、約¥5,000は少々高い