シュプリームの製品のクオリティは決して高いとは言えない・・
シュプリームの製品を初めて購入した
様々なメーカーのアイテムとコラボするので、前から気になっていたのだ。
しかも、コラボ先は服なら【NIKE】や【Louis Vuitton】、家具なら【Kartell】や【MAGIS】、雑貨だと【Leica】や【RIMOWA】最近だと【BANDAI】といった一流のメーカーとコラボ商品を出している。
普段ならコラボなんてするはずのないブランドもSupremeとはコラボしていたりするのだから驚きだ
そこで、今回初めて購入したアイテムがコチラ
参考:シュプリームオンライン
拡声器が欲しかったわけではないが、オシャレだったから購入した
しかし、買ってすぐにこのアイテムのとあるマイナスポイントに気づいてしまった
常日頃プロダクトデザインの業務をしているので気づいてしまったと言った方がいいだろうか・・できれば気づきたくなかった
実はこれは下手したら偽物と勘違いされてもおかしくないクオリティなのだ
どういった内容なのか紹介していこうと思う
問題の箇所
参考:シュプリームオンライン
問題の箇所、それはブランドの命ともいえるロゴマークだ
写真のロゴマークをよく見くらべてみてほしい
Supremeの【r】と【e】の間の隙間が非常に大きいことがわかる
パッと見ると、Supr emeに見える。
これだけか、と思うかもしれないが、ブランドにとってロゴマークは特に大切な部分だ
特に、ベースは他のメーカーの既存品なのだから色とロゴにすべての価値があると言っても過言ではない。
偽物かどうかの判断基準にロゴマークの些細な違いが使われることが多いが、それほどロゴマークは大きな価値を持っている
ブランドロゴの印刷がずれるなんてことははっきり言って、商品としてあってはならないと思う。
一応Supremeに連絡してみたが
これが家電なら即交換になってもおかしくないので、一応Supremeに連絡してみた。
その時のメールはこんな感じ
他の同一商品を確認させていただきましたが多少の個体差はございますが、
該当の箇所はお知らせいただいております程度の隙間となっており製品仕様となります。
予想はしていたが、ばらつきの範囲内だそうだ。残念
しかし、対応は素早く丁寧で好印象だった。
原因は管理が杜撰だから・・かもしれない
どのようなプロダクトデザインも印刷類にはどうしても誤差が生まれる
しかし、昨今のそれなりのメーカーの製品で、ぱっと見でわかるほどの印刷のずれが中々無いのは、
デザイナーや品質管理の部署や工場が誤差の許容範囲をしっかり管理して守っているからだ。
実際僕もメーカーに勤めているが、ここまで大きくずれた物を見たことがない
しかしSupremeはメーカーではなく、ファッションブランド
そう考えるとまぁ仕方がないという気もするが・・
そういった面の管理は行き届いていないのだと思う。
そもそも管理の体制が全く違うのだろう。
印刷だけを別会社に委託しているのか、コラボ先のメーカーの工場で印刷まで仕上げているかはわからない
メーカーに勤める人間としてはどのように管理しているのか気になるところだ
少しフォローしておくと、印刷面は特に印刷難度が高い三次曲面なのでずれやすいというのはあるかもしれない。
基準を決めにくいので結構嫌がられる
まとめ
今回は期待を膨らませて買ったので残念だが、仕方がないと割り切るしかなさそうだ。
Supremeのアイテムはどこか特別で、熱烈なファンはそれくらいでは立ち止まらないだろうと思うが、気になる人は注意が必要だろう。
これは予想だが、衣類以外の商品はこのようなエラーアイテムは山ほどあるに違いない
因みに僕は今後も割り切ってSupreme商品を購入すると思う。
何といってもコラボ先が魅力的で、好きなメーカーが多いのだ。
しかし、今回はいい勉強にもなった。
家電メーカーが服を作っても大したものを作れないのと同じく、逆もまた然りなのだ。
服以外は遊び半分のアイテムと思って楽しむのが一番いいだろう。