こんにちは。THOMSON.(@THOMSON_life)です。
皆さんはpaper shoot(ペーパーシュート)というカメラをご存じでしょうか?
『LESS IS MORE』=『少ない方がいい』をコンセプトとし、液晶も付いておらず焦点も曖昧。
あえて機能をミニマルにすることでカメラを純粋に楽しむことができるガジェットです。
なんでもできてしまう令和だからこそ価値のあるエモーショナルなアイテムですね。
作例を見ながらレビューをしていこうと思います。
paper shoot ペーパーシュート/CROZ vanguardの外観と付属品
paper shootの特徴一つは着せ替え可能なことです。
私が購入したのはCROZシリーズのvanguard(ヴァンガード)
クリアケースなので中身が見えるのがとにかくカッコいい。
パッケージが見やすくておしゃれ。
交換レンズは以下の6種類の中からランダムで2種類付属しています。
因みに私は広角とマクロでした。
交換レンズ一覧
- 広角レンズ
- マクロレンズ
- 魚眼レンズ
- 六角レンズ
- スターレンズ
- 放射レンズ
DIYデジタルカメラと書いてありますが、ボルトで留めるだけでとても簡単。
電池はかならず充電池を使いましょう。
アクリル保護シートは細かい部分にも貼りついています。
ピンセットなどで頑張って剥がさないといけません。
メモリーカードも着脱可能ですが、非常に取り出しにくいです。
データのやり取りはUSB-Cでやるのが良さそうです。
ねじ込み式の後付け交換レンズ
交換レンズを使う時は専用の金属リングを使います。
paper shoot ペーパーシュート/CROZ vanguard CAMERAのレビュー
製品サイズ | H110×W75×D17mm |
製品重量 | 108g(電池除く) |
画素数 | 1800万画素 |
焦点距離 | 22mm |
F値 | 2.2 |
シャッタースピード | 1/30~1/2000 |
ISO | 100~3200 |
カラーフィルター | カラー/モノクロ/セピア/ブルー |
対応SDカード | 128GB以下SDカード |
価格 | ¥27,500(税込み) |
写りはまるでレトロカメラ。どんな風景もエモくなる。
まるでインスタントカメラで撮ったかのようなコントラスト強めのエモい雰囲気
作例をいくつか見ていきましょう。
- ISO-100だとかなり綺麗に映る
- コントラストはかなり強めに出る
- シャッタースピードとISO感度は1単位で増減する
- 周辺光量落ちは意外と少なめ
- シャッタースピードが稼ぎにくいので、晴天下以外での動体はかなり厳しい
- ローリングシャッター現象は盛大に出る
晴天の屋外ではシャッタースピードも稼げるので結構綺麗に撮れます。
室内は余程明るくないとシャッタースピードが1/30になるので、動く人物を撮るのはかなり難しい印象。
色々試しましたが、不可能に近いかもしれません。
ローリングシャッター現象で動体は歪みます。
シャッタースピードも稼ぎにくいのでやっぱり動体は難しいです。
ピント合わせや露出は一切調節不可で確認もできない。でもそこが良い。
ピント合わせは勿論、露出やシャッタースピードなどの調整は一切できません。
できることは4種類から色味を選んでシャッターを切ることだけ。
この上なくシンプルなのがまた良いですね。
充電やデータ移行はUSB-C。必要な部分だけ便利なのがgood
撮影に関してはインスタントカメラ並みなのに、なんとUSB-C搭載。
充電とデータ移行はUSB-Cを使うことでスムーズに行えます。
大事なところはきっちり現代仕様なのが素晴らしいです。
本当の撮影に集中できるカメラだと言えるでしょう。
厚みは何と20mm。胸ポケットにも入るのが良い。
paper shootはまさに財布サイズのカメラ
胸ポケットにもすっぽり入ります。
持ち出すことが全く苦になりません。
アクセサリーがかなり充実していて、様々な機能拡張が可能
paper shootは実はアクセサリーがとても充実しているのです。
ストラップや着せ替えカバーだけでなく、タイムラプスを可能にするファンクションカードや多くのアタッチメントレンズ。
この辺りは現代のカメラならではですね。
紹介しだすとキリがないので、また別の記事で紹介させていただきます。
シャッターはクリック感が無くラグがあるのがネック
CROZシリーズは特に、ケースに厚みがありシャッターを切りにくいです。
クリック感は無く、目印は音と光なので少しわかりにくくなっています。
さらに、シャッターボタンを押してから1秒後くらいにシャッターが切れるので手振れが発生しやすいです。
標準だとレンズを守る術がない。
標準の状態だと、レンズが露出した状態です。
カバーは特にないので傷などが怖いですね。
レンズを保護する方法は以下の二つがあります。
- アクセサリーのレンズキャップを購入する
- アタッチメントレンズを取り付けたままにする
paper shoot ペーパーシュート/CROZ vanguard CAMERAはこんな人におすすめ
- 手軽にエモい写真を撮りたい人
- レトロカメラの不便さを楽しめる人
- ガジェット感のある物が好きな人
- どこにでも手軽にカメラを持ち出したい人
普段カメラを持ち歩きたい!でもミラーレスは重い・・
という人はとりあえずpaper shootをポケットに忍ばせるのはいかがでしょうか。
スマホでは絶対に撮れない写真が撮れますよ。
エモすぎる・・令和のレトロカメラ『paper shoot(ペーパーシュート)』を購入レビューまとめ
少し価格は高めですが、これはかなり楽しめそうなガジェット
ミラーレスを持ち出すときも持ち出さない時も持ち歩こうと思います。
アクセサリーを追加したらまた記事にしますね。
それでは。THOMSON.(@THOMSON_life)でした。