こんにちは。THOMSON.(@THOMSON_life)です。
Oladance OWSに『Pro』の名を冠したOladance OWS Proがついに出ましたね。
OWSが非常に優れたイヤホンなだけあって期待を裏切らない性能となっています。
意外とOWSとは異なるコンセプトのイヤホンとなっているようです。
Proになって何が変わったのか、音質や付け心地などを詳しく紹介していきましょう。
この記事はOladance様より製品をご提供いただき作成しております。
Oladance OWS Proってどんなイヤホン?
Oladance(オーラダンス)OWS Proは耳掛け式のオープンイヤー型イヤホン。
一日中付けていても疲れない非常に優れたエルゴノミクスが特徴です。
さらに、オープン型とは思えない高音質を実現。
オープンイヤー型の最高峰ともいえるイヤホンです。
開封&外観チェック
開封は最近流行りのピリピリタイプ
私は箱は残しておくタイプなので実はちょっと残念。
セット内容はこんな感じ
- イヤホン本体
- 専用充電ケース
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
流線形が美しい・・
素敵なデザインですね。
これはブラックモデルですが、ガンメタリックのようなカラーです。
ハウジングの上部には横長の感圧ボタン
タッチスライド操作にも対応しています。
イヤホンにしては珍しく、イヤホン本体に電源ボタンが付いています。
実はこれは別売のミニケースの為
イヤホン単体でON/OFFが可能となっています。
スピーカー部分はイヤホンにしてはかなり大きめ
ほぼ小さなスピーカーのような感じですね。
ケースは緩やかに凹んでいて、開閉しやすい形状をしています。
かなりモダンで好きなデザイン
ケースはペタッとしていて意外と薄いです。
背面にはUSB-Cポート
Oladance OWS Proを付けてみるとこんな感じ
耳掛け式なのに見た目はかなりスマート
かなり近未来的なデザインですね。
装着は前側からくるっと耳の後ろに回すだけで、スッと収まります。
Oladance OWS Proの仕様
型式 | オープンイヤー、ダイナミック |
ドライバーユニット | 23×10mmドライバー |
質量 | 13.8g(片側) |
素材 | 医療用液体シリコンゲル |
通信規格 | Bluetooth5.3 |
電池持続時間 | 最大16時間 |
電池再生時間(ケース込) | 最大58時間 |
急速充電 | 15分間充電で6時間使用可能 |
低音増強アルゴリズム | Virual Bass2.0 |
対応コーデック | SBC |
防水防塵性能 | IPX4(防沫) |
マルチポイント | 対応 |
注目すべきはドライバー。
23×10mmなんてサイズのドライバーは聞いたことがありません。
これは『横幅×高さ』となっており、なんと円形ではないのです。
イヤホンのハウジングを限界まで使った専用設計ですね。
あとは、素材に見慣れない『医療用シリコンゲル』なるものが使われているのも気になるところ。
Oladance OWS Proのレビュー
では、OWS Proのレビューをしていきましょう。
良いところや気になったところを余すことなく紹介していきます。
大丈夫?
付け心地は最高の一言で相変わらず疲れない
耳の外圧ゼロの謳い文句は本当のよう。
OWSも付けているのを忘れるレベルの付け心地でしたがOWS Proもしっかり踏襲してくれています。
さらに、私の場合は走ろうが頭を振ろうが一切ずれることはありませんでした。
付けている感覚がほとんど無いので長時間リスニングも問題なしです。
ただし、ネットでは「合わない」とコメントしている方も一定数見られるので、個人差は少なからずあるのだと思います。
低音が強化され、オープンイヤーとは思えないリッチな音質に
OWS Proの最大の優れたポイントは音質だと思います。
特に低音はオープンイヤーと思えないクオリティ
23×10mmのドライバーに加えVirual Bass2.0による低音強化は本当のようです。
勿論、オープンイヤー型特有の広がりのある空間表現も損なわれておりません。
さらに、オープンイヤーでは再現されにくい微細な音もしっかりと再現されています。
オープンイヤーの印象が変わったかもしれない。
なんかデメリットないの?
個人的には未来的なデザインが非常にかっこよくて好き
先代のOWSはデザインが「やじろべえ」みたいであまり好みではなかったのですが、OWS Proはかなりカッコいい。
液体が流れるような流麗なグラフィックとなっており、人間工学に基づいたデザインは無駄が無くスマートでしかありません。
オープンイヤーは装着すると野暮ったい印象がありますが、OWS Proはむしろカッコいいです。
バッテリー切れの心配はほぼ不要の高い安心感
電池持続時間 | 最大16時間 |
電池再生時間(ケース込) | 最大58時間 |
バッテリーはイヤホン単体で16時間も持ちます。
これは一般的なカナル型イヤホンの2倍以上の容量。
さらに、ケースも含めると最大で58時間持続するので電池切れの心配はほとんどしなくてもよさそうです。
オープンイヤーなのに室内騒音をカットできる
オープンイヤー型なのでノイズキャンセリングは搭載されていないのですが、代わりに『室内集中モード』というモードが新たに搭載されました。
これは、室内のエアコンやPCのファンなどのノイズをカットしてくれる機能。
実際にファンが回ったPCの横でON/OFFを繰り返してみると、しっかりカットしてくれているのがわかります。
感圧式操作ボタンは利便性と表裏一体。慣れは必要
ここは個人的にはタッチ操作がよかったです。
OWS Proは物理ボタンを採用しており、感圧式となっています。
感覚としてはiPhoneのTaptic Engineに似ており、軽く押すとコツっと反応するタイプ。
OWS Proはハウジングが細いので少し操作しづらく慣れが必要です。
ですが、OWSはタッチパネルの反応が良すぎて誤作動する報告が多かったらしいので、ここは表裏一体ですね。
音漏れはオープンイヤーにしては抑えられているが、流石に漏れる
こればかりは仕方ないです。
OWS Proは指向性音響伝達技術により、音漏れをかなり抑制されています。
ですがオープンイヤー型である以上、物理的に空間に放出されているので音漏れは発生してしまいます。
外音を遮断するためには音量を上げる必要があるので、電車内などは音漏れに注意したいですね。
コーデックがSBCのみなのが惜しい
対応コーデックは現状はSBCのみです。
SBCは遅延が大きめのコーデックなので、ゲームやドラマなどでは影響が現れます。
せめてAACにだけでも対応してくれればさらに完璧に近づくと思います。
充電ケースは薄いけど、サイズが大きめで傷が目立つ
充電ケースはOWS Proの形状に合わせて作られているので、一般的なワイヤレスイヤホンよりも大きいです。
ですが、意外と薄くはあります。
また、塗装がかなりシルキーなので傷が目立ちます。
鞄の中に雑に放り込んだりするのとすぐに傷つきそう。
専用アプリはおしゃれなUIで使いやすい。でも日本語表記がおかしい
専用アプリでできることは主に3つ
- 操作のカスタム
- イコライザー
- 各種設定
UIはかなり洗練されており、国内メーカーのアプリよりもおしゃれで使いやすいです。
ただし、日本語表記が所々おかしくなっています。
Oladance OWS Proはこんなシーンで非常に便利
OWS Proは長時間でも疲れずに高音質を楽しめるので様々なシーンで活躍します。
その中でも、特に向いていると感じたシーンを3つ紹介しましょう。
スポーツ中に
OWS Proの特徴はその装着感の高さ
軽い装着感なのに動いてもずれたりしないのでスポーツには最適です。
ランニングなどは勿論、テニスやダンスでも活躍するでしょう。
家での家事や仕事、作業中に
驚異的なバッテリーライフと軽い付け心地なので、家での家事や作業中はまさに最適なイヤホンと言えます。
さらにマルチポイントに対応しているので、通話と音楽をスムーズに切り替え可能。
急なオンライン通話などにもすぐに対応できるのもおすすめな理由の一つです。
家でのゲームボイスチャットで
意外と便利なのが、ボイスチャットありのゲーム
周りの音を聞きつつ電池切れの心配をせずに長時間ゲームができるのでノンストレス
ですがコーデックがSBCなので、音ゲーやFPSのような遅延にシビアなゲームは注意が必要です。
まとめ:忖度無しでおすすめしたい。私の中でもいちおしなイヤホン
OWS Proの総合点は非常に高く、オープンイヤー型を探している方にはかなりおすすめできるイヤホンです。
後はAACに対応するのを期待するのみ。
アップデート情報が入ったら追記させていただきますね。