メインイヤホンになるだろうから、忖度無しにレビューしていくよ!
こんにちは。THOMSON.(@THOMSON_life)です。
遂にSONYからWF-1000XM5が発売しました。
私が思う最強イヤホンWF-1000XM4の後継機なので期待が高まりますね。
旧モデルからどう進化したのか、WF-1000XM4を発売日から使い続けた私が率直な意見を踏まえてレビューしていきましょう。
WF-1000XM4からWF-1000XM5に買い替える必要ってあるの?両方使っているので詳しく紹介します
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SONY WF-1000XM5の外観と主な仕様
WF-1000XM5の外観
パッケージは旧モデルとほぼ同じ
インジケータがドットサイズになりました。
WF-1000XM4には無かったペアリングボタンがなぜか追加されてます。
タッチパネル以外はツヤツヤです。
WF-1000XM5の主な仕様
ドライバーユニット | 8.4 mm |
質量 | 約 5.9 g x 2(イヤーピース(M)含む) |
プロセッサー | V2・QN2e |
電池持続時間 | 最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ) |
電池持続時間(ケース) | 最大16時間 (NCオン) / 最大24時間 (NCオフ) |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC, LC3 |
価格 | 41,800 円(税込) |
大幅な軽量化や2つの新プロセッサー、LC3コーデックへの対応と、順当な進化を遂げていますね。
バッテリー持ちは旧モデルと同じなのは少し残念です。
後は価格がかなり高いところが気になりますね。
何が変わった?WF-1000XM5の率直なレビュー
旧モデルからどう進化したのか。
詳しくレビューしていきます!
大幅に小型・軽量化され、非常に軽やかな付け心地に進化
サイズと重量は大幅な進化を遂げています。
体積は25%ダウンし、重量は20%軽くなりました。
旧モデルは圧入感のある少しごわついた装着感だったのですが、WF-1000XM5はLinkBuds Sのような軽やかな装着感へと進化しています。
また、WF-1000XM4は女性や小顔の方にとっては出っ張って不格好だったのですが、WF-1000XM5では全く問題ありません。
めっちゃ軽いしね。
ノイズキャンセリング性能はかすかに向上?
ノイズキャンセリング性能は相変わらず強力ですが、WF-1000XM4との違いはほとんどわかりませんでした。
よーく聴けば、低・中音域のキャンセル性能が少し向上したような気がします。
より静寂に磨きがかかった印象ですね。
フィット感は個人的には微妙。パッシブノイズキャンセリングは下がったかも
イヤホンでしっかりと耳をふさぐことで物理的に外音をカットするのが『パッシブノイズキャンセリング』
これが個人的にはWF-1000XM4の方が優れていました。
具体的に言うとWF-1000XM5は耳道側の面が膨らんだことで奥まで入らず、どうもフィット感が良くありません。
新しくなったノイズアイソレーションイヤーピースも旧モデルに比べて圧入感が減ったのでその影響も大きいです。
ですが、パッシブノイズキャンセリングは個人差があるので参考程度に聞いていただけると嬉しいです。
さらに聴きやすく、クリアで癖のない音質に
音質はすでに高い完成度なので、正直そこまで大きくは進化していません。
ですがよく聴き比べて見ると、低音は少しエッジが取れてマイルドになって聴きやすくなったと感じました。
また、ほんの少しだけ高音のシャリシャリ感も減ったのではないでしょうか。
全体的にニュートラルで、万人受けする高い音質と言えると思います。
正直、すでに高い完成度なので些細すぎる差だと思います
ケースから取り出しやすくなって安心感アップ。でもイヤホンは落としやすそう
一番困っていたイヤホンの取り出しが改善。
WF-1000XM4では、イヤホンが取り出しにくくて何度か落下させてしまっていました。
WF-1000XM5ではイヤホンを外側に倒すと外れる仕組みになったので、取り出しやすさが大幅に上がりました。
ですがイヤホン自体は丸っこくてツルツルなので、相変わらず落としそうな感じはします。
特に、耳から外すときが非常に怖いです。
変更されたイヤーピースは少しライトな付け心地に
WF-1000XM4で導入されたノイズアイソレーションイヤーピースの形状が変更されました。
ポリウレタンフォームが少し薄くなり、装着時の圧迫感が軽減されています。
個人的には圧入感が高い方がフィット感が高くて好きなのですが、ライトになったことで長時間の視聴は楽になりました。
より万人受けするイヤーピースになったのではないでしょうか。
また、イヤーピースに汚れ防止のメッシュが追加されたので、イヤホンのメッシュは無くなりました。
ですのでWF-1000XM4のイヤーピースは使えないと考えた方が良さそうですね。
WF-1000XM5はこんな人におすすめ
小型軽量で高性能なイヤホンが欲しい
WF-1000XM5は小型軽量と高性能を見事に両立したイヤホンです。
小さくて性能も良いイヤホンを探している人にはうってつけのイヤホンでしょう。
小さくなったので女性の方も安心して購入できますね。
強力なノイズキャンセリングイヤホンが良い
とにかく強力なノイズキャンセリング体験をしたい人はWF-1000XM5を買っておけば間違いないでしょう。
水中に沈み込んだような静寂にはきっと驚くと思います。
ノイズキャンセリング用の新型プロセッサー『QN2e』の恩恵は大きいですね。
LE AudioやLDAC対応機器を持っている人
今は対応機器が少ないLE AudioやLDAC対応のデバイスを持っている方はWF-1000XM5でさらに快適な音楽体験ができます。
LE Audio対応機器は2023年9月時点では「Xperia 1 IV」「Xperia 5 IV」のみとなっていますが、今後は間違いなく増えるでしょう。
LE Audioは低遅延がメリットの一つなので、個人的にはゲームが楽しみです。
LE Audioとは
Bluetoothの次世代音声規格。
さらなる高音質&低遅延を目指して開発。
『LE』とは『Low Energy』(低消費電力)の略
『最強を超えた?WF-1000XM5を率直にレビュー!旧モデルと何が違う?』まとめ
ようやくWF-1000XM5が発売しましたね。
メインイヤホンとして長く使っていこうと思います。
WF-1000XM4の時はバッテリー問題が発生しましたが、今回はトラブルが無いように祈るばかりです。
とにかく高性能なイヤホンが欲しい!という方には是非おすすめしたいイヤホンですね。
ではでは。THOMSON.(@THOMSON_life)でした。
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