なんだかんだでやっぱり良いデザイン
通勤用にCote&Ciel(コートエシエル)のバックパックの ISAR(イザール)を購入しました。
因みに購入したのはSサイズ
PCが入るちょうどいいサイズ感に、優れた機能性とデザインです。
スティーブ・ジョブズが愛用していたと言われるだけあります。
街中ではよく見かけるようになりましたが、せっかくなので収納面なども詳しくレビューしていこうと思います。
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Cote&Ciel『ISAR』Sサイズの特徴とメリット
では、まずはイザールの特徴とメリットから紹介していきます。
他のバッグには見られない独創的なデザイン
最大の特徴はこのデザイン。
「一枚の布からバッグを作る」というコンセプトの元、極力縫製を加えずに作られています。
それにより立体的で頑丈、さらには機能的なバッグとなっているのです。
少し変わったデザインのバッグが欲しい人には刺さりそうですね。
撥水性の高いエコヤーンという素材を採用
イザールに限らず、Cote&Cielの製品にはこの素材がよく用いられています。
エコヤーンは、環境にやさしいリサイクル糸を用いたオリジナルの生地。
非常に高い撥水性と防汚性を持っているので、雨の日やキャンプなどのアウトドアでも中のガジェットを守ってくれます。
生地はやや硬めの触り心地で、頑丈そうな印象です。
CORDURAなどの他社製素材を使用することが多い中、素材を自社製造するのは凄いですね。
立体的で人間工学に基づいた背負いやすいデザイン
イザールは一目でわかるくらい立体的で人間工学に基づいたデザインをしています。
特に背中とショルダー部分は非常に凝った作りをしており、床に立ててもショルダーは立体を維持するほどです。
これのおかげで、とても背負いやすくなっています。
体にフィットするので負担がかなり少ないですね。
とにかく作りが丁寧で隙のないディテール
手に取ってみて最初に感じたのが非常に丁寧な作り。
基本的には、縫製が極力外側に見えないようなデザインになっています。
それだけでなく、部分的にレザーが使われていたり、使いやすい位置に収納があったりとディテールが作りこまれています。
高額なだけある品質だと言えるでしょう。
外観を詳しく見ていきましょう
では、外観を詳しく見ていきます。
メインコンパートメントのマチはかなり薄い
あまり大きなものは入らなさそうです。
前側のフロント収納はガバっと大きく開きます。
ここにはかなり多くの物が入りそうです。
ノートPCやタブレット用の収納もしっかりあります。
Sサイズは13インチまでしか入らないので、サイズ選びに要注意です。
内側にはファスナー付きの小物入れ
財布やイヤホンにぴったりのサイズ感
外側側面には隠しポケット
サッと取り出しやすい位置にあるので財布や鍵を入れておくと便利。
これがあると、小物を取り出すのに鞄をおろさなくてもいいので非常に便利なんです。
タグはレザー
細かな部分もしっかり作りこまれていますね。
ファスナーは安心のYKK製
持ち手はコートエシエルオリジナルのデザインです。
背負ってみるとこんな感じ
シンプルなデザインで都会的ですね。
背中にしっかりフィットしてくれるので非常に背負いやすいです。
『ISAR』Sサイズの収納力を詳しくチェック
次に、収納力を見ていきましょう。
まずはどれくらい入るのかをご紹介いたします。
見た目はコンパクトなのに、フロントの収納にかなり多くの物が入るので予想以上に大容量です。
見た目に反して驚くほど収納できます。
写真の収納物は以下の通り。
- surface Pro8(13インチ)
- 財布
- イヤホン
- 鍵
- ガジェットポーチ
- テニスシューズ(26.5cm)
- Tシャツ
- 薄手ジャケット
- ハーフパンツ
- インナーウェア
- ソックス
- 500mlペットボトル
- 小説
フロントの収納が驚くほど大容量
フロントの収納はかなり多くの物が入ります。
ここだけで以下の物が収納できました。
予想以上に入ってびっくりです。
- テニスシューズ(26.5cm)
- Tシャツ
- 薄手のジャケット
- インナーウェア
- ハーフパンツ
- ソックス
側面のベルトを緩めることで容量を拡張できます。
最大まで入れるとこんな形になります。
物を限界まで入れるとこのような形状になります。
パンパンになっても意外とデザインはそこまで悪くないですね。
さらに物を入れたい人は大きなサイズを選ぶと良いでしょう。
イザールSサイズの3つのデメリット
では最後に、感じたデメリットを3つ紹介いたします。
メインコンパートメントの拡張性は低い
まず真っ先に思ったのが、メインコンパートメントの容量の少なさと拡張性の低さです。
生地が頑丈な分、広げたりすることが難しくなっており無理ができません。
少しパンパンに入れてしまうとファスナーが閉まらなくなってしまうのでサイズ選びには注意が必要ですね。
立体的な物は前側の収納に入れる必要があります。
鞄自体が結構重い
これも頑丈に作られている弊害なのですが、バッグ自体が結構重いです。(約1150g)
体にフィットするデザインなので、数字ほどの重さは感じませんが、重量を気にする方は注意が必要ですね。
背負っている人を意外と見かける
デザインは独創的で無駄が無く好きなのですが、東京では背負っている人を結構見かけます。
おしゃれなバッグパックの代名詞になってしまっているので、都市部では被ってしまうのは覚悟しておいた方が良いかもしれませんね。
定番アイテムとして割り切っちゃいましょう。
被りたくないけどおしゃれなバッグが欲しいのであれば、個人的な他の選択肢はAerやコラボ商品などでしょうか。
白い汚れが付きやすい
ナイロン製品全般に言えることですが、網目に白い汚れが入り込みやすいです。
広い面が多いので結構目立ちます。
ブラシなどでこまめにブラッシングしてあげる必要がありそうです。
価格が高め
コートエシエルの製品は全体的に価格設定が高めです。
ですが、その分仕上がりや素材の品質は高いので仕方ないですね。
AmazonやYahoo、楽天などでは定価よりも安く入手できそうです。
因みに各サイズの定価は以下の通り。高いですね・・
Sサイズ | ¥44,000 |
Mサイズ | ¥47,300 |
Lサイズ | ¥52,800 |
『Sサイズなのに容量がすごい。Cote&Ciel ISAR(イザール)レビュー』まとめ
「これだけ頑丈だと、一生使えるんじゃない?」
と思うくらいよくできています。
中の物をしっかり守ってくれるバッグですので、通勤などの普段使いに最適でしょう。
旅行やスポーツなどに使うのであれば大きいサイズを選ぶと良いかもしれませんね。
この記事が何かの参考になれば嬉しいです。
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