iPad Pro(M4)になってMagic Keyboardもリニューアルされました。
アルミボディになってめちゃくちゃかっこいいです。
ですが色々悩んだ結果、別体キーボードの『MX Keys Mini』を購入しました。
なぜMagic Keyboardにしなかったのか?
その理由を5つ紹介いたします。
別体キーボードはイラストが快適に描ける
理由の大半はこれ
Magic Keyboardはその仕組み上、逆パカができません。
なのでイラストやスケッチを満足に描こうと思うとiPadを取り外すしかないのです。
さらに、取り外してもカメラが出っ張ってるのでデスク上で安定しません。
iPadの一番の強みは絵を描けることなのに、それがスポイルされてしまっては価値も半減
イラストやスケッチ目的でiPadを買っている人にとっては、Magic Keyboardを使うことでPCにもなりきれない中途半端なタブレットになってしまいます。
別体キーボードならSmartFolioで全て解決する
一方で別体キーボードならスケッチに適した角度に調節できるSmartFolioでタイピングもイラストもスムーズに移行できます。
iPad本体も守ってくれるので完璧
イラストやスケッチをよく描く人は、間違いなくこの組み合わせがおすすめです。
別体キーボードならタブレット本来の使い方ができる
「タブレット本来の使い方」と言うと語弊があるかもしれませんが、スマホのようにさっと取り出して大画面でコンテンツを閲覧したりするのが基本的な使い方だと思っています。
キーボードが別体ならiPadはそのままの状態で使用可能
ですがMagic KeyboardだとノートPCの形状になってしまうので、毎回取り外すかノートPCの状態で使うことになります。
手軽さと言う面ではかなり劣ってしまうのはデメリット
別体キーボードは傾斜があるので疲れにくい
別体キーボードの多くは自分に向かって傾斜しています。
一方でMagic Keyboardは傾斜がなくフラットです。
手首にかなり負荷がかかるので長時間の作業をするのなら傾斜の付いたキーボードは必須
別体キーボードはリーズナブル
価格の違いも全く無視できません。
私が買ったMX Keys MiniとSmartFolioの組み合わせと比べてみましょう。
11インチ用 | 13インチ用 | |
Magic Keyboard | 49,800円(税込) | 59,800円(税込) |
SmartFolio | 13,800円(税込) | 17,800円(税込) |
MX Keys Mini | 18,370(税込) | |
SmartFolio+MX Keys Mini | 32,170円(税込) | 36,170円(税込) |
キーボードとSmartFolioも決して安くはありませんがどのサイズも40,000円あればおつりが来ます。
一方でMagic Keyboardは11インチ用でも約50,000円なので、iPad本体と合計すると最小構成でも合計20万円を超えます
13インチに至っては最小構成でも約28万円
MacBook Airを飛び越えてMacBook Proが視野に入ってきますね。
iPadがここまで高くなる日が来るとは思ってませんでした。
別体キーボードはiPad以外にも使える
別体キーボードはiPad以外にもMacBookでもWindowsでも使えます。
さらにMX Keys Miniなら3台までペアリング可能です。
一方でMagic KeyboardはiPad専用
他に流用できるかできないかの差は大きいです。
Magic Keyboardが他のデバイスで使えたとしても不便そうな形状ですが・・
iPadで別体キーボードを使うデメリット
ここまで紹介させていただきましたが、別体キーボードにもデメリットはあります。
実際に使って感じた4つのデメリットを紹介していきます。
持ち運びの時にかさばって邪魔
可搬性はiPad専用設計のMagic Keyboardには劣ります。
別体キーボードはどうしてもかさばるのは仕方ないですね。
ですが、重量の面では別体キーボードが優勢です。
以下の表を見てみましょう。
MX Keys Mini | 約506g |
Magic Keyboard(11インチ) | 約601g |
Magic Keyboard(13インチ) | 約665g |
Magic Keyboardは11インチでも600gを超えています。
iPad Pro(M4)の11インチの重量は444gなので合わせて1kgを超えますね。
でもマウスを足すと大体同じになるんですけどね
トラックパッドが無い
Magic Keyboardには優秀ななトラックパッドが付いています。
マウスが必要なくなるのでこの差は大きいですね。
どうしてもタッチパッドが欲しい人はMagic Keyboardを選ぶしか無さそうです。
場合によってはマウスが必要
iPadはタッチパネルなのでマウスは必須ではありません。
ですがPCのように使いたいのであればマウスが必要になってきます。
iPad+キーボード+マウスだと正直結構邪魔です。
iPadとキーボードの両方に充電が必要
Magic Keyboardはパススルー充電に対応しているのでUSB-C一本で済みます。
ですがキーボードを別で持つ場合は両方に充電する必要があるので管理が少々面倒なのはデメリットです。
まとめ:イラストやスケッチを描くなら別体キーボードがおすすめです
イラストを描きやすい
取り出してすぐに使える
タイピングがしやすい
リーズナブル
iPad以外にも使える
持ち運びはかさばる
トラックパッドが無い
マウスが必要になる時がある
両方に充電が必要
いかがだったしょうか?
別体だとスケッチも楽に描けてPCのようにも使えるのでiPadの良さを存分に引き出せる組み合わせだと思います。
一方でMagic KeyboardはiPadのほとんどをPCライクにしか使わない人にとっては非常に便利なアクセサリーなのではないでしょうか。
是非自分のiPadの使用スタイルに合った最適な物を選んでください。