電子ペーパー端末って、タブレットと役割が被りそうで意外と導入のタイミングが難しい。
そんな悩みを持つ読書好きにこそ試してほしいのが、スマホよりも小さく薄い「XTEINK X3」
スマホの裏に貼り付けられるほどの極薄ボディに、まるで紙のようなE-Ink画面で、いつでもどこでも「サクッと読書」を可能にしてくれます。
今回は、XTEINK X3の使い方から購入前に知っておくべきデメリットまで、分かりやすくレビューしていきます。

Note
この記事は製品提供を受けて作成していますが、ユーザーとして中立かつ客観的なレビューを心がけています。
【結論】XTEINK X3は読書が好きで、デジタルに少しだけ詳しい人にはおすすめ
こんな人にはおすすめ
- 外出先でも気軽に文学作品や小説を読みたい人
- 薄型コンパクトな電子リーダーを探している人
- バッテリー持ちの良い電子リーダーを探している人
こんな人は見送りかも
- 箱から出して設定なしですぐ活用したい人
- 最新の書籍をダウンロードしてすぐ読みたい人
- 暗い場所での読書用(バックライト)を期待している人
決して万人受けする端末ではありませんが、デジタルに抵抗のない読書家には刺さるプロダクトだと感じました。
手のひらに収まるコンパクトな電子ペーパーや、本体を傾けるだけのページ送りなど、本好きの心をくすぐる工夫が詰まっています。
フォントの導入やファイル変換といった少々のデジタルリテラシーは求められますが、そういった作業に抵抗のない方なら、どこでも持ち出せる相棒になるはず。
XTEINK X3の主な特徴とスペック概要

| XTEINK X3の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレイ | 3.7インチ |
| 解像度 | 259 PPI |
| 寸法 | 97.6 × 63.7 × 5.1 mm |
| 重量 | 58g |
| ストレージ | 16 GBのmicroSDカード付属(最大256 GBまで) |
| 対応フォーマット | ドキュメント: EPUB, TXT / 画像: JPG, BMP / フォント: BIN,xtf |
| バッテリー | 650 mAh(1回の充電で、1日1〜3時間の読書を基準に約10〜14日間持続) |
| 接続 | Wi-Fi 2.4 GHz & Bluetooth® |
XTEINK X3は、わずか58g・厚さ5.1mmという超薄軽ボディに、目に優しいE-Ink画面とを搭載した電子書籍リーダーです。
非常に長持ちなバッテリーに最大256GBの拡張ストレージにも対応しているので、いつでもどこへでも持ち運ぶことができるのが強み。
XTEINK X3の開封&外観レビュー

XTEINK X3の付属品やデザインを見ていきましょう

画像は左右にスライド可能です
XTEINK X3の使い方。フォントインストールから本を読むまで

XTEINK X3にはいくつかの書籍インストール方法があるのですが、今回はアプリを使った比較的簡単な方法を紹介いたします。
XTEINK X3を使うまでの事前準備
- スマホアプリ「XTEINK」をダウンロードしてください
- XTEINK X3の設定から、Wi-Fiに接続してください
フォントのダウンロード&インストール方法
日本語フォントをスマホやPCにダウンロードする
まずはお好みの日本語フォントをスマホやPCにダウンロードする必要があります。
入手先はおそらくどこでも問題ないと思います。
私は以下のフォントを入れました。
専用アプリ「XTEINK」でフォントの形式を変換する

次に、専用アプリ「XTEINK」の「フォントツール」を使用して.ttfファイルを.xtfに変換し、「Push to device」をタップすると自動でフォントデータがXTEINK X3に同期されます。
XTEINK X3にフォントデータがインストールされたらフォントの準備は完了です。
また、ブラウザ上でXT-Cloudにサインインすることでも変換できるようです。

BINという形式にも対応してますが、変換するのが難しいので.xtfがおすすめです。
書籍のダウンロード&インストールから読むまで
書籍のデータをダウンロードする
書籍は、基本的に著作権の切れたフリーのデータを扱う必要があります。
以下のようなサイトでダウンロード可能です。
無料電子書籍サイトの一例
このようなサイトから好きな書籍の.txtデータなどをダウンロードしましょう。
書籍のデータを.EPUBに変換する

次に、FreeConvertなどを使用して、.txtデータを.EPUBデータに変換します。
ドラッグするだけで変換できるので簡単で便利。

日本語フォントは.EPUBとの相性がいいのでおすすめです。
アプリにインストールしてXTEINK X3と同期する

変換した.EPUBデータを専用アプリ「XTEINK」の「インポート」からアプリ内にインポートします。
インポートした時点で、同じWi-Fiに接続している場合はXTEINK X3にインストールされます。
電源ボタンをダブルクリックして「クラウド同期」を開いて確認しましょう。

これで、XTEINK X3に書籍がインストールされた状態になっているはずです。
書籍を開き、フォントを設定する

書籍は「フォルダ」→「Pushed Books」で確認することができます。
そして、書籍を開いたら決定ボタンを押してメニューを開きます。
そこで、「書体設定」を選択してインストールしたフォントを選択しましょう。
これで書籍を日本語化することができます。
【実機レビュー】使って分かったXTEINK X3の3つのメリット
E-Ink(電子ペーパー)は紙に近い質感で目にやさしい

スマホやタブレットの液晶画面とは違い、本物の紙を眺めているようなナチュラルな質感で読書を楽しめます。
まさに、「スマホと紙の本の中間」といった見やすさで、長時間の読書でも目が疲れにくいのが嬉しいポイントです。
一度データを転送してしまえば、あとは快適な読書体験
最初にデータを転送する際だけ少し慣れが必要ですが、一度入れてしまえばあとはスマートに読書ができます。
ジャイロセンサーも搭載しており、一瞬傾けることでページ送りができるのは中々いい操作感。

何冊か一気にインストールしておくのがおすすめ
驚くほど長持ち!バッテリー持ちの良さが魅力

1回の充電で「1日1〜3時間の読書で約10〜14日間」持つスペック通り、バッテリーの心配はほぼ不要です。
思い立った時に少し充電しておくだけで十分持つので、「使おうとしたら電池切れ」というストレスがないのは大きなメリットですね。
大きすぎず小さすぎない、凝縮された絶妙なサイズ感

手に取ってみると非常に軽くコンパクト
小さすぎて文字が読みづらいということもなく、手の中にすっぽり収まる凝縮感のあるデザインがいかにもガジェットでいい感じです。
購入前に知っておくべきXTEINK X3のデメリット・注意点
フォント追加やファイル変換など、ある程度デジタルに慣れていないと使いこなせない

本を読むまでの手順を4ステップでご紹介しましたが、実は私も読めるようになるまで結構苦戦しました。
ファイルの拡張子を変換するなど少し特殊な作業が必要になるため、ガジェット操作が苦手な方にはハードルが高く感じるかもしれません。
今後のアップデートで、もう少し直感的に使えるようになることを期待したいところです。
Kindleのように最新の本などをなんでも閲覧できるわけではない
最新の書籍を読みたい場合は、自分で購入した本をPDF化し、さらにEPUB形式に変換するといったステップが必要です。
ネット上で手に入る書籍データも基本的には著作権が切れた作品が中心です。
「何でも無料で手軽に読める端末」というわけではない点には注意しておきましょう。
自分で購入した本のPDF化は違法?
自分で購入した紙の本を個人で楽しむ範囲でPDF化する行為は、私的使用のための複製として認められているため違法ではありません。
ただし、Kindleなどの電子書籍をPDF等に変換・抽出する行為は、サービスの利用規約に違反する可能性が高いため注意が必要です。
独特な操作感は慣れが必要

上下は左右のボタンだったり、決定は左ボタンの右側だったり。
スマホなどに慣れていると、この操作感はなかなか慣れることができません。
私も間違えて戻るなどを押しまくってしまいます。
本を読む時は1ボタンでokなのですが、それ以外を操作する時は少々ストレス
バックライト非搭載のため、暗い場所では読みづらい
バックライトがついていないため、部屋が少し薄暗くなってくると一気に画面が見づらくなります。
良くも悪くも「本物の紙」と同じような使い勝手なので、暗い場所で読むときは読書灯を用意するなどの工夫が必要です。
マグネットは弱めなので過信は禁物

iPhoneのマグセーフで背面に取り付けることができますが、磁力は弱め。
海外のレビューでは落としたという声もあったので注意が必要です。
(口コミ・評判)ユーザーの反応は?世界中からピックアップ

実際に使っている人たちのリアルな評判をいくつか紹介します。
ポジティブな意見

サイズ感や挙動が気に入っている方が多い印象でした。
文字サイズについても肯定的な意見が多く、「物理ボタンだから良い」という意見も意外と多く驚きました。
ネガティブな意見

磁石の弱さに触れる声がちらほらあるものの、海外での書籍データインストールに関する評価は思いのほか悪くない印象です。

日本でもエコシステムが整ってくれば、さらに魅力的で使いやすい製品になりそうですね。
まとめ:本の虫にとっては意外と刺さるプロダクト

現状はまだエコシステムが発展途上で、スマートに使いこなすには少し工夫が必要です。
しかし、読書家にとっては中々魅力的で便利な端末だと感じます。
スマホのような通知に邪魔されることなく、静かに読書だけに没頭できるのは大きなメリット。
今後アプリの機能が拡充され、フォントの追加や書籍のダウンロードがよりスムーズになれば、さらに評価は良くなるでしょう。
日常的に本を持ち歩く本の虫な皆さんは、ぜひチェックしてみてください。

購入でもいいので、最新の本を手軽にインストールできたらさらに良い。
















