Appleから発売されているMagSafe(マグセーフ)
磁石でピタッとくっついて便利なアイテムです。
最近では関連製品も増えてきましたね。
ですが、私はまだ有線ケーブルを愛用しています。
今回の記事では、MagSafeに中々踏み出せない4つの理由を紹介していこうと思います。
充電スピードが遅すぎる
MagSafeの電力は15Wです。
15Wと聞くとそこまで遅く感じませんが、ワイヤレスとなると少し話は変わってきます。
実際にMFM認証を受けた15WのMagSafe充電器と、有線の20Wで比べてみましょう。
ワイヤレスの15Wと有線の20Wで検証
有線の15W出力できるモデルを持ち合わせていなかったので、一番近い20Wで検証いたします。
以下のような条件で検証しました
- 有線充電に使用するモデルはAnker 511 Power Bank
- ワイヤレス充電に使用するモデルはMFM認証されたNOMAD Base One
- スマホはiPhone12ProMax
- 開始は10%(スマホ充電は7割程充電されると低速化するため)
結果は以下の通りです。
充電開始時 | 1時間経過 | |
MFM認証MagSafe充電(15W) | 10% | 48%(+38%) |
有線充電(20W) | 10% | 80%(+70%) |
かなり大きな差が出ますね。
有線充電は20Wとは言え、有線同士で5Wの違いならここまでの差は出ないでしょう。
私はせっかちなので、この遅さは少々厳しいです。
電池消費の多いゲームをしていると、消費量の方が多くなってしまうこともしばしば。
MFM(Made for MagSafe)認証とは
MFMとは、Apple公式認証を取得したワイヤレス充電器です。
この認証を受けた機器はMagSafeと同じ最大15Wで充電することができます。
iPhoneとくっつく仕組みもMagSafeと同じです。
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iPhoneからケーブルが伸びることに変わりはない
MagSafeはワイヤレス充電ですが、スマホからケーブルが伸びています。
有線接続との違いは、どこからケーブルが出ているかの違いだけです。
この違いなら充電スピードを優先したいと感じますね・・
クリアケースのデザインがあまり好きじゃない
私はクリアケースを愛用しています。
ですが、MagSafe対応のクリアケースはマグネットの位置決め用の金属リングが付いており、これが電源マークのようであまり好きではありません。
せっかくのデザインが少し勿体なく感じてしまいます。
発熱により動作が重くなる
MagSafeに限らず、ワイヤレス充電は有線充電よりも明らかに発熱します。
発熱すると動作が重くなるので結局有線に戻してしまいます。
『まだMagSafeを使わずに有線充電をする4つの理由』まとめ
年々、iPhoneのバッテリー容量は多くなっています。
そろそろ15Wでは厳しく感じてきますね。
iPhone Pro Maxでは有線で最大29Wまで対応しているので、15以降はさらに速くなると予想されます。
そうすると、ますます有線充電の方が便利に感じてきそう。
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