一年半前に家にpopIn Aladdin 2を導入し生活がとても豊かになりました。
ここ数年の中で「明らかに生活レベルが上がった」と実感できる製品の一つであることは間違いありません。
この記事では、1年半ほぼ毎日使ってわかった良いところと悪いところを紹介していこうと思います。
2022年11月追記
新型のpopIn Aladdin 2 Plusとの違いついて追記しました。
ココがおすすめ
- テレビが無くなり部屋に大きなゆとりが生まれる
- 天井から音が降るのは想像以上に生活に馴染む
- 家がミニシアターになる
- 目が疲れない
- テレビ+照明+スピーカーよりも圧倒的に低コスト
ココがダメ
- UIは痒いところに手が届いていない惜しい完成度
- 画質はフルHD
- 発色はテレビに劣る
- 日中は薄くてとても見づらい
- Aladdin Remolessが使い物にならないレベルで完成度が低い
【新型】popIn Aladdin 2 Plus
今から新しく買うならプラスがオススメです。
popIn Aladdin 2
popIn Aladdin 2とは
アラジン本体と、その周辺機器についていくつか紹介していきましょう。
popIn Aladdin 2
もうかなり有名なので言うまでもありませんが『照明一体型の3in1プロジェクター』です。
場所を撮らずに大画面を楽しめるのが最大の特徴で、
家の照明をこれに置き換えることで、プロジェクターとスピーカーとしても使えるようになります。
チューナーに繋ぐことでテレビは勿論、コネクターを使うことで家庭用ゲーム機を接続することもできる優れ物です。
プロジェクターの画質はフルHD、スピーカーはハーマンカードン製と音質も抜かりありません。
導入することでテレビやスピーカーを減らすことができるだけでなく、家がミニシアターになるという非日常感も味わえる素晴らしい製品です。
Aladdin Remoless(アラジンリモレス)
Aladdin Remolessはいわゆる、アレクサやグーグルホームのような音声操作リモコンです。
『リモコン・レス』でリモレスと言ったところでしょうか
アラジンだけでなく赤外線リモコンを使用してエアコンや扇風機なども簡易操作が可能になります。
また、Bluetoothスピーカーとしても使用できるのですが、アラジン本体が優れたスピーカーなのであえてこちらを使うメリットは特にないでしょう。
Aladdin Connector (アラジンコネクター)
Aladdin Connectorは持っていないのですが、非常に便利なアイテムなので紹介しておきます。
簡単に説明すると、HDMI接続できる機器をWi-Fi経由で投影できるといったもの。
これにより、ニンテンドースイッチやPS4などを大画面に映すことができます。
僕はゲームは自室でするので不要ですが、人によっては重宝するアイテムでしょう。
ただしWi-Fi経由なので、FPSのようなスピード感のある対戦ゲームなどは注意が必要です。
そのうち欲しいですね。
良いところ
では、まず良いところから紹介していきます。
ココがおすすめ
- テレビが無くなり部屋に大きなゆとりが生まれる
- 天井から音が降るのは想像以上に生活に馴染む
- 家がミニシアターになる
- テレビよりも目に優しい
- テレビ+照明+スピーカーよりも圧倒的に低コスト
大画面でAmazon PrimeやNETFLIXなどを自由に視聴できるというのはテレビでは絶対に味わえない非日常感があります。
ただのアニメでもまるで映画のような気分ですね。
部屋が自由に使える素晴らしさ
テレビが無いということはテレビボードなどの関連アイテムもすべて不要
さらにスピーカーを置く必要もありません。
それだけでなく音が天井から降ってくるので、スピーカーにありがちな「音がそこから鳴っている感」がありません。
まるでお店のように空間に馴染んでくれるので非常に心地いいポイントです。
大画面で目が疲れない
モニターやスマホは光源を直接見ているので目が疲れます。
ですが、プロジェクターは反射光なので目への負担が明らかに少なく感じます。
映画をがっつり見た後も目がチカチカしたりすることが無いのは良いですね。
モニターはどうしても目が疲れてしまいます。
ニュースなどの文字も大きく見えるので視力の悪い方にもおすすめできます。
低コスト
実はコスパ最強の製品でもあります。
テレビ・照明・スピーカーをそれなりの物で揃えようとしたら¥150,000程度はかかってくるのではないでしょうか?
さらにテレビ台なども購入すると追加で費用が掛かってきます。
一方で、popIn Aladdin 2は¥99,800でTV用チューナーは¥18,800。
合計¥118,600です。
コストは何を買うかによって変わってくるので断言はできませんが、個人的にはかなり低コストだと感じます。
悪いところ
ココがダメ
- UIは痒いところに手が届いていない惜しい完成度
- 画質はフルHD
- 発色はテレビに劣る
- 日中は薄くてとても見づらい
- Aladdin Remolessが使い物にならないレベルで完成度が低い
UIや画質はあと一歩。日中見づらいのは仕方ない
UIは惜しいクオリティです。
レスポンスが悪いのも原因なのですが
アイコンのサイズや配置、選択した時のアニメーションなどがイマイチで、操作感はあまり良くありません。
また、プロジェクターなので画質はテレビなど比べると粗いです。
加えて、光なので発色はテレビには劣ります。
豊かな色彩や高画質を譲れないのであれば4Kテレビなどの方がおすすめですね。
Aladdin Remolessは買ったら後悔します
ココがダメ
- 音声入力精度が低すぎる
- レスポンスが悪すぎる
- できることが少ない
popIn Aladdin 2自体は素晴らしいプロダクトで間違いありません。
ですが、Aladdin Remolessは言い方は悪いが売ってはいけないレベルで質が低いです。
音声操作ができるのです、アレクサやグーグルのそれと同じような物と思わない方が良いでしょう。
悪い点はいくつかあります。
最もストレスフルなのは音声入力の精度
「画面をONにして」と話しかけても2回に1回は「よくわかりません」と返されます。
早口は大体聞き取れず、関西弁などでイントネーションが少しずれると反応しない時も多いです。
まるで子供に話すように「で・ん・き・け・し・て」と言わなければ反応しません。
そんなレベルです。
加えて、音声入力してから数秒後にレスポンスがあるのでテンポも悪い。
これでは生活にとても馴染みません。
さらに、そもそもできることが少ないです。
「YouTubeでBGM」と言っても再生まではしてくれず、アレクサのように数多くのIoT家電にも対応していません。
そもそも色々できたところで音声を聞き取ってくれないのだからどうしようもないのです。
何かの特典で無料だったのでまだマシですが、お金を出して買うものではないと断言できます。
popIn Aladdin 2 Plusとの違い
popIn Aladdin 2の後継機のpopIn Aladdin 2 Plusが発売されました。
基本性能は大きく変わりませんが。かなり明るくなったのは大きな進化ですね。
今から買うならPlusの方が良いでしょう。
起動時間の短縮も地味に役立つのでいい改善だと思います。
主な違いは以下の通り。
『Plus』の進化ポイント
- 起動時間が28秒から7秒に短縮
- Bluetooth 4.2から5.0になって接続性向上
- ストレージは16GBから32GBに
- 明るさは700 ANSI ルーメンから900 ANSIルーメンにアップ
ブラックフライデーでセール販売中です!(2022年12月1日まで)
まとめ
popIn Aladdin 2を使い始めた瞬間「これは生活が変わる!」と肌で感じました。
今はかなり慣れてしまいましたが、迫力のあるシーンなどを見ると改めて良さを実感します。
『ロボット掃除機』『乾燥機洗濯機』などは生活レベルが上がる物として有名ですが『プロジェクター照明』もそこに入ると僕は思います。
壁との距離などの制約はありますが、条件が当てはまるなら全力でおすすめできる製品です。
ただし、Aladdin Remolessは期待しないほうがいいでしょう。
というか買わない方が良いです。
期待して使うと、とんでもないストレスがかかってしまいます。
ムキになって、いつも喧嘩をするように言い合いをしています。
「リモレス 電気付けて」
「すみません、よくわかりません」
「リモレス!電気付けて!」
「すみません、よくわかりません」
・
・
・
popIn Aladdin 2 Plus
ブラックフライデーでセール販売中です!(2022年12月1日まで)
popIn Aladdin 2