照明一体型プロジェクターの定番「Aladdin Xシリーズ」から、2年ぶりの最新モデル「Aladdin X3」が発売されました。
X3はOSもCPUも刷新されたということでかなり期待ができそうです。
しかも価格は10万円以下
本記事では、実機を日常使いして見えたメリット・デメリット、操作性の変化、過去モデルとの違いを詳しくレビューしていきます。

こんな人にはおすすめ
- コスパと性能のバランスが取れたモデルを探している人
- 操作レスポンスの良さを重視する人
- 静音性の高いプロジェクターを探している人
- 大画面でゲームなどのコンテンツを楽しみたい人
- アシスタントAI搭載モデルがいい人
- 小さなお子様と楽しみたい人
こんな人は検討の余地あり
- 日中でも視聴できる明るさが欲しい人
- フルカラー調光機能を使いたい人
- 10畳を超える広い部屋のメイン照明にしたい人
Note
この記事はAladdin X様より製品提供を受けて作成していますが、ユーザーとして中立かつ客観的なレビューを心がけています。
【結論】Aladdin X3は、照明一体型プロジェクターを探している大半の人にとって最良の選択肢。

照明一体型プロジェクターならではのQOL向上はそのままに、新CPUと新OSによる快適な操作性を実現し価格は据え置き。
フルカラー調光等の一部の機能や日中でも見れるほどの明るさを求めない限り、迷わずAladdin X3を選んで間違いないでしょう。
今後のメインとなる新OSの搭載を踏まえても、今から旧機種を選択する理由はほぼ見当たりません。
新規購入者から既存ユーザーの買い替えまで、幅広くおすすめできる一台だと思います。

10万円以下という価格を考えると性能は限界に挑戦していると感じました。
【X2 Lightと比較】Aladdin X3とは?製品概要と主なスペック

| Aladdin X3 | Aladdin X2 Light | |
|---|---|---|
| 画質 | フルHD 1920 x 1080 | |
| レンズの上下可動域 | 最大25度 | 最大19度 |
| 設置距離(約50インチの場合) | 1.11m | |
| 明るさ | 700 ANSIルーメン | |
| 適用畳数 | ~8畳 | 〜14畳 |
| CPU | MT9660 | MT9270 |
| メモリ | 2GB | 1.5GB |
| ストレージ | 64GB | 32GB |
| OS | Aladdin OS | Android 11.0 |
| MEMC | 対応 | |
| AIアシスタント「ポッピィー」 | 搭載 | - |
| LEDムードライト | - | 対応 |
| 無線LAN規格 | Wi-Fi 5 | |
| Bluetooth | 5.1 | |
| 質量 | 3.7 kg | 4.7kg |
| 定格消費電力 | 131W | 160W |
| 公式価格(定価) | 99,800円 | |
X3とX2 Lightの違いまとめ
- 適用畳数・カラー調光機能以外は、あらゆる性能でX3が優秀
先代モデル「Aladdin X2 Light」と比較すると、X3はほぼすべての面において性能が向上しています。
メモリやプロセッサの刷新によって処理性能が格段に向上していながら、価格が据え置きである点は見事です。
一方でX2 Lightは「10畳を超える広い部屋のメイン照明として使いたい場合」や「フルカラーのムードライト演出を楽しみたい場合」に強みがあります。
これら2つの要素を重視しないのであれば、基本性能が大幅に向上した「Aladdin X3」を選んで間違いなさそうです。

省電力性能が大幅に向上しているのも良いポイント
【ひと目でわかる】Aladdin Xシリーズのグレード別ラインナップ

「popIn Aladdin」から「Aladdin X」へとブランド名が変わり、製品の命名規則が少し複雑に感じられますが、直近の先代スタンダードモデルにあたるのは「Aladdin X2 Light」です。
一方、旧popIn Aladdin時代の筐体をベースとする「X2 Plus」からは設計思想が刷新され、各性能の最適化が進められています。
現在、ラインナップにおける位置づけが曖昧になった「X2 Plus」は大きなアップデートが行われておらず、実質的にはスタンダードモデルとフラッグシップ(Laser 4K)モデルの2ライン構成となっています。
【開封&外観】Aladdin X3のデザインと付属品をチェック


画像は左右にスライド可能です
【簡単設置】たった4ステップ。届いて10分で大画面が完成
今更ではありますが、セットアップの簡単さもアラジンシリーズの魅力

4ステップで紹介していきます。
引掛シーリング用専用アダプターを天井に取り付ける
取り付け際に注意すべきポイント
必ず電気のスイッチをOFFにしたことを確認してから作業してください


Aladdin X3本体を固定し、ケーブルを接続する

Aladdin X3本体は押し込むだけでカチッと固定されます。

電源ケーブルをAladdin X3本体に接続
引掛シーリング用専用アダプターのロックをONにする

緑のレバーをスライドしてロックをONにします。
これで、ストッパーがかかりAladdin X3の脱落を防止できるので忘れずにチェックしましょう。
シェードを取り付けて完成

シェードはくるっと回転させるだけでOK

これなら女性でも簡単に取り付けられますね。
Aladdin X3を実際に使って感じたメリット
Aladdin X3を実際に使ってみて感じた4つの点をまとめました。
レスポンスが大幅に向上し、非常に快適な操作感に

アップグレードされたCPUと2GBに増量されたRAMの効果により、操作感は極めてストレスフリーになりました。
同じ2GBメモリだった「popIn Aladdin 2」と比べても、レスポンスの良さは段違いです。
刷新されたOSと新CPUの処理能力の組み合わせにより、アプリの起動速度やスタンバイからの復帰も高速化され、心地よい操作体験となっています。
新しくなったAladdin OSでより使いやすいUIに進化


新たに設計された専用OS「Aladdin OS」
アイコン配置が整理され、各種設定やアプリへ直感的にアクセスできるようになり、UIの使い勝手が大幅に向上しています。
CPUとの最適化によるレスポンス向上と相まって、完成度がぐっと上がった印象です。
新しくなったバックライト付きリモコンは操作性が大幅に向上

X3ではリモコンがアップデートされ、ついに全ボタンにバックライトが搭載されました。
NETFLIXのダイレクトアクセスボタンが新設されるなど、ボタン割り当てにも細かな改良が加えられています。
ボタン数が増えたことでミニマルさは少し抑えられたものの、実用性は間違いなく向上しています。
さらに、フォーカスボタン以外のキーが一段下がった位置に配置されているため、誤操作も防げる設計になっていて好印象。
省電力化と20%以上の軽量化を実現。設置も視聴もより快適に

省電力性能は約20%向上し、本体重量も20%以上軽量化されています。
消費電力が下がったことで本体の発熱も抑えられるので、ファンノイズの低減や製品寿命の向上にも寄与していると考えられます。

実際、X3は本当に静かです
PC等と同様、省エネ化は発熱対策の観点からも大きなメリット。
電気代というコスト的なメリットはもちろん、静音性アップによる視聴体験の向上まで、あらゆる面でプラスとなる素晴らしい進化と言えます。
Aladdin Connector 2の接続性はラグもなく快適で、接続も非常に簡単




Aladdin Connector 2の接続性については、Wi-Fi 5の採用による速度低下を懸念しておりましたが、実際に使用してみたところ杞憂だったようです。
オンラインゲームで検証を行った際も、動作のもたつきや遅延を感じるシーンは一切なく、非常にスムーズなプレイが可能でした。
さらにセットアップも簡単で好印象。
大画面を活かした複数人でのゲームプレイなどでは、強力なエンターテインメントツールとして活躍しそうです。
FPSなどの回線速度が命のゲームもそのうち試してみます。
Aladdin Connector 2を使う際に注意すべきポイント
接続の安定性は、Wi-Fiの速度、接続数、プレイするゲーム、時間帯などにも左右されます。
私のWi-Fiの環境が参考になれば嬉しいです。
子どもが安全に楽しめるコンテンツや機能が充実

スイカゲームをはじめとするお子様でも楽しめるコンテンツが豊富な他、国際的な安全規格「テュフ(TÜV)」「SGS低ブルーライト認証」を取得しており、長時間の視聴でも目の疲れを軽減してくれます。
Aladdin X3は小さなお子様がいる家庭でも安心して導入できるのも強み
AIアシスタント「ポッピィー」は「Aladdin Home Hub」に期待ができる

現状のポッピィーは、子どもの話し相手や簡易的なAI機能としての域を出ない印象ですが、真価を発揮するのは今後登場予定の「Aladdin Home Hub」との連携かもしれません。
Aladdin Home Hubの導入により、リモコン不要のハンズフリー操作が可能になります。
声だけで起動や設定、コンテンツ操作までスムーズに行えるようになれば、アラジンがさらに生活へ自然と馴染むキーアイテムになりそうな予感です。
Aladdin X3を実際に使って感じた気になる点
実際に使ってみて感じたAladdin X3の気になるポイントは以下の3点です。
晴天時の日中視聴にはやはり物足りなさが残る

700ルーメンでは、晴れた日の日中だと映像の視認性が大きく落ちます。
価格帯とのトレードオフとはいえ、X2 Plusの900ルーメンがあれば視聴できるシーンが多少広がっていただけに、少し惜しいポイント。
明るさを最優先するなら「Aladdin X3 Laser 4K」が最適解となりますが、700ルーメンの次が1,600ルーメンという極端な二択になるため、実用面を考えると、もう少しだけ余裕があっても良かったと感じます。

戦略と言えば戦略なのか・・
AIアシスタント「ポッピィー」の最適化・速度の面で課題がある

音声AIアシスタントの「ポッピィー」は、小さなお子様がいるご家庭などでは楽しく活用できる可能性がある一方、実用面ではいくつか課題が残ります。
特に気になるのが、回答の遅さと最適化の物足りなさ
日常的に使っているAIと比較すると応答のテンポがやや重く、Aladdin X3本体に関する質問を投げても汎用的な回答が返ってくるなど、専用AIとしての独自性は控えめな印象。
ただし、このあたりの使い勝手や連携精度は、今後登場する「Aladdin Home Hub」によって大きく刷新される可能性があるため、今後のアップデートに期待したいところです。

回答の速度や読み上げ速度が向上すればさらに良くなりそう。
Aladdin X3はどんな人におすすめ?
こんな人にはおすすめ
- コスパと性能のバランスが取れたモデルを探している人
- 操作レスポンスの良さを重視する人
- 静音性の高いプロジェクターを探している人
- 大画面でゲームなどのコンテンツを楽しみたい人
- アシスタントAI搭載モデルがいい人
- 小さなお子様と楽しみたい人
こんな人は検討の余地あり
- 日中でも視聴できる明るさが欲しい人
- フルカラー調光機能を使いたい人
- 10畳を超える広い部屋のメイン照明にしたい人
結論として、Aladdin X3は照明一体型プロジェクターを探している大半の人にとって間違いない選択肢だと思います。
明るさを最優先したいなら「Aladdin X3 Laser 4K」一択ですが、一般的な用途であればX3で十分に期待に応えてくれるでしょう。
まとめ:X3は操作のもたつきが改善されて、より完成度の高いプロジェクターに進化してました。


ここまでご覧いただきありがとうございました。
明るさや画質自体は過去機種から大きなアップデートは無かったものの、操作感や消費電力が非常によくなったことで日常的な使い勝手は格段に良くなりました。
X3 Laserも出たことで選択肢も広がりましたが、こちらはいかんせん高額です。
コスパが非常に優れたX3は非常に広いユーザーにとって最良の選択になるはず。
気になる方はさらにチェックしてみてください。















