Eマウントレンズの最高の組み合わせってどんな組み合わせでしょうか。
とりあえず買うにしては高額だし、役割被ったらもったいないし・・
カメラユーザーならみんな考えたことはあると思います。
そこでこの記事では、私なりのEマウントレンズの最高の組み合わせを紹介していきたいと思います。
好みの焦点距離は人それぞれですが、何かの参考にしていただけると嬉しいです。
【SONY Eマウント】10万円以下で買える、おすすめ神レンズ13選
続きを見る
現在持っているEマウントレンズ
まずは、組み合わせに採用しているレンズをご紹介いたします。
簡単にマッピングしてみました。
代わりとなるレンズと合わせて詳しく見ていきましょう。
【標準単焦点】FE 35mm F1.4 GM
私が一番気に入ってるレンズです。
F1.4という明るさに美しいボケ、抜群の解像感と欠点がほぼ見当たりません。
さらに、この性能にしてはコンパクトで持ち運びも容易。
GMレンズの名にふさわしい一級品だと思います。
唯一の欠点はフォーカスブリージング。
かなり大きいので動画ユーザーは要注意です。
【標準ズーム】SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Art
SIGMAが誇る大三元の標準ズームレンズです。
SIGMAのArtラインにふさわしい画質を誇っており、いい意味で価格に見合わない優れた性能を持っています。
SONYのFE 24-70mm F2.8 GM IIに比べると若干見劣りするようですが価格は半額以下
コスパが異常に良いレンズと言えるでしょう。
【望遠ズーム】FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
2021年に発売した70-200mm F2.8 GMの二世代目レンズ。
先代よりも大幅に軽量化されAFは高速化。
さらにはインナーフォーカスを維持したまま画質を向上させたという化け物のようなレンズです。
このレンズもGMにふさわしい光学性能を誇っており、単焦点に匹敵する描写をしてくれます。
現在競合はほぼ不在となっており、一番近い物だとTAMRONの70-180mm F/2.8 Di III VXDがあげられるでしょう。(2023年3月時点)
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの詳しいレビュー記事はこちら
【広角単焦点】FE 20mm F1.8 G
神レンズと名高いFE 20mm F1.8 G
F1.8という明るさに優れた光学性能を誇っているにも関わらず、コンパクトで比較的リーズナブル
なんといってもその軽量さは驚きです。
ゴーストが出たり周辺減光があったり、GMレンズには少し届かない部分はある印象。
ですが、条件が揃えばGMと同等のキレのいい描写をしてくれるレンズです。
【その他】VoightLander NOKTON Classic 35mm F1.4等
先に紹介したレンズの他には、オールドレンズをいくつか所持しています。
その中でも特にお気に入りなのがVoightLander NOKTON Classic 35mm F1.4
現代の技術で作られたレンズですが、収差をあえて残してクラシックな表現をしてくれます。
このレンズは本当に気に入っており、カメラの楽しさを再認識させてくれる素晴らしいレンズです。
NOKTON Classic 35mm F1.4の詳しいレビュー記事はこちら
他には以下のレンズを愛用しています。
どれもオールドレンズらしい素敵な写りですよ。
【Eマウント】レンズの組み合わせの考え方
では、この組み合わせのポイントや考え方を詳しく紹介していきましょう。
明るさなどを変えて参考にしていただけると嬉しいです。
高性能な24-70mmと70-200mmで無駄なく広範囲をカバー
まずは高性能で明るい24-70mmと70-200mmで広角~望遠を一気にカバーしてしまいます。
こうすることで、とりあえずどんな撮影も卒なくこなすことができます。
明るさもF2.8と申し分ないので室内でも対応可能です。
頻繁に使う焦点距離は高性能な単焦点レンズで画質を追求
単焦点レンズはズームレンズよりも優れた画質を持っていることが多いです。
とりわけGMレンズの単焦点は他の追随を許さない際立った性能です。
ですので、一番よく使う焦点距離は明るくて高性能なレンズを採用しています。
自分が一番よく使うお気に入りの焦点距離は追求していくスタイルですね。
あと一歩広角が欲しいので20mmを追加
広角になればなるほど1mmの違いが大きくなってきます。
先ほど紹介したズームレンズは24mm~なので、もう少し広角が欲しいという場面があります。
そこで、20mmの単焦点を採用することで超広角まで一気にカバーしてしまおうという作戦です。
20mmは超広角に分類される焦点距離。
24mmとはまったく違うダイナミックな撮影が可能なので撮影の幅がぐっと広がります。
サイズよりも明るさ。優れた光学性能でどんな場面でも撮影可能
私の組み合わせはコンパクトさよりも明るさと画質を重視しています。
例えばF1.4とF2.8ではボケ感だけでなく暗所耐性もかなり変わってきます。
その理由は「もっと明るければ・・」といったことにならないようにする為です。
特に薄暗い場面では、F4などだとかなり苦労します。
最近増えてきた「コンパクトなF4レンズ」に手を出さない理由はここにあります。
私が採用しているF値
ズームレンズ:F2.8
単焦点レンズ:F1.8以下
表現力を追求したい焦点距離はオールドレンズを採用
ここまで揃えばあとは何でもありです。
私はクラシカルな写りも好きなので、様々な焦点距離のオールドレンズを揃えています。
追求したい焦点距離のレンズや変わり種レンズなどを買い増していくのがおすすめです。
私は35mmが好きなのでVoightLander NOKTON Classic 35mm F1.4を特に気に入っています。
普段使い出来るサイズのレンズだけで構成
採用するレンズは普段持ち運べるサイズのレンズで構成しています。
私の中でのサイズ限界は70-200mm F2.8 GM OSS II
なのでFE 400mm F2.8 GM OSSのような巨大なレンズは外しております。
どちらにせよあまりに高額なので買えませんが・・
【Eマウント】おすすめの買う順番
個人的におすすめな買う順番をご紹介いたします。
- 【標準単焦点】FE 35mm F1.4 GM
- 【標準ズーム】SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Art
- 【望遠ズーム】FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
- 【広角単焦点】FE 20mm F1.8 G
まずは35mmや50mmというスタンダードな単焦点レンズで足を動かして撮影を楽しむのがおすすめ。
スマホとは別次元の圧倒的ボケ感や画質を簡単に実感できると思います。
そして慣れてきたら24-70mmを購入して、広角と中望遠の楽しさと可能性を体感します。
私は望遠側の魅力を感じたので、そこで70-200を買い足しました。
超広角に魅力を感じたならFE 16-35mm F2.8 GMなどがおすすめですね。
そして最後にもう少し広角を体験してみたかったので20mmを買い足しました。
ここまでくれば後は好きなレンズを増やしていくと良いと思います。
次に買うならどのレンズ?
ではさらに拡充していくならどのようなレンズが良いのでしょうか?
個人的にはマクロレンズだと思っております。
マクロレンズは超望遠のように唯一無二の撮影ができて、サイズ感も大きくありません。
写り方が独特なので撮影シーンは限られてきますが、細かい部分を撮影するときに重宝します。
ですが、Eマウントはマクロレンズが長らく更新されておりません。
純正のマクロレンズはFE 90mm F2.8 Macro G OSSなどが有名ですが、このレンズの発売日はなんと2015年
流石に少し古いので新型を待ちたい気持ちがあります。
他にはSIGMAの105mm F2.8 DGDN MACROがあり、こちらも非常に高性能です。
因みにこちらの発売日は2020年。
やはりまずは純正の更新を待ちたいところ。
『Eマウント神レンズばかりの最高の組み合わせが完成。おすすめの揃え方や順番も紹介』まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
個人的にはバランスの良いラインナップだと思うのですがいかがだったでしょうか。
私はこのレンズ群で運用しておりますが、今の所困るシーンはほとんどありません。
むしろ「明るいレンズで良かった・・」と思うことが多いです。
レンズの組み合わせは人によって様々ですが、この記事が何かの参考になれば嬉しいです。
【SONY Eマウント】10万円以下で買える、おすすめ神レンズ13選
続きを見る
【厳選】ZV-E10におすすめ。Eマウント神レンズ7選
続きを見る