MacBook -Air用にAnker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN)を購入しました。
実はこれ、MacBookAir用に作られたと言っても過言ではない非常に優れた充電器なのです。
その理由も含めて詳しくレビューしていきましょう。
MacBook Air用の充電器を探している人の参考になれば嬉しいです。
MacBookPro 14インチモデルならこれが最適解『Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)』レビュー
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Anker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN)を開封&外観レビュー
Anker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN) | |
サイズ(奥行き×高さ×横幅) | 約50 x 40 x 39mm |
重さ | 約144g |
出力(単ポート利用時) | USB-C1/C2:MAX67W USB-A:MAX22.5W |
出力(2ポート利用時) | USB-C1+C2:MAX65W USB-C1+A:MAX65W USB-C2+A:MAX65W |
出力(3ポート利用時) | USB-C1+C2+A:MAX64.5W |
ポートはUSB-C×2とUSB-A×1
Power IQ™の世代は4.0
Primeシリーズのクールな印象は結構好きです。
Anker Nano II 65Wと比較してみてもそこまでサイズに差はありません。
少し長くはある物の、ぱっと見のサイズ差はかなり少ないです。
PowerIQ4.0による供給電力の最適化が素晴らしい
Power IQ™4.0は「Dynamic Power Distribution」という機能を備えており、必要な電力を毎秒感知し調整してくれます。
旧世代まではポートによって分配電力が固定されていましたが、状況に合わせて最適化されるようになりました。
実際の出力は?実測してみました
この類の充電器は複数ポート使用すると必ず出力は分配されます。
なので、65Wの出力が欲しいからと言って『最大65W 3Ports』などを購入してしまうと複数ポートを使うと不足することに。
そこでAnker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN)の出力を実測してたのでその結果を見ていきましょう。
1ポートで計測
1ポートだとほぼスペック通りの出力
このときPCの電池が減っていたのでほぼ最大の出力が出てるようです。
3ポートで計測
次はiPhone・イヤホン・MacBookAirの3つを接続
この時PCへの出力は40W以上をキープしていました。
iPhoneとイヤホンにも電力が供給されたので分配されてはいますが、それでもMacBookAirにはより多くの電力が供給されています。
Anker 336 Charger (67W) | |
3ポート利用時 | 42W + 12W + 12W (合計最大66W) |
よく似た製品で同じく最大67WのAnker Charger (67W, 3-Port) という製品がありますが、こちらを3ポート使用すると最大出力は42W
一方で私が買ったAnker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN)は42W以上出ていたので出力最適化がされているようです。
電池が空になったPC2台を接続して計測
最後に、電池残量が空になったPC2台を接続して計測してみました。
USB-C1 | MacBook Air 13インチ |
USB-C2 | surface Pro 8 |
まずはUSB-C1ポート(一番上のポート)
結果は約42W
複数ポートに充電が必要なデバイスが接続されてもUSB-C1ポートがかなり優先されてそうです。
次にUSB-C2ポート(上から2つ目のポート)
こちらは20W付近をうろちょろしてました。
電池が無い状態だと20Wでは少々心もとないですね。
結果からすると、やはりPCを2台を接続して使うには片方への供給が不足するので最適とは言えなさそうです。
Anker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN)の何がそんなにいいの?3つの理由
一言で言うと性能に無駄が無く高い完成度だから
MacBookAirに最適な理由を3つ紹介していきます。
これ一つでOKなコンパクトサイズ
とにかく驚きなのがコンパクトなサイズ
Apple純正の充電器はもはや敵ではなく、Ankerの65Wの1ポート充電器とほとんど変わらないサイズ感です。
3ポートで、しかもそのうち1つがUSB-Aなのにこのサイズは凄い
PCだけでなくスマホやイヤホンなどのガジェットも同時に充電できるので、持ち運びはこれ一つでOKでしょう。
あらゆる状況で複数デバイスを最適に充電可能
実際に電力を測ってみたところ、ほとんどの状況でMacBookAirの推奨電力である30W超えていました。
同時にスマホとイヤホンを充電しようが、PCへの給電は常に満足に行われます。
外出先でのヘビーな使用でも不安はなさそうですね。
ただし、PC2台での併用は片方が電力不足になりかねないので注意が必要です。
特にMacBookProなどは多くの電力を必要とするので、そのような使い方をする場合はワンランク上のAnker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)がおすすめですね。
レビュー記事はこちら
最大出力は67WなのでMacBookPro14インチにも流用可能(一応)
USB-Cを単ポートで使用する時の出力は67W
MacBookPro 14インチは最大96Wの充電に対応していますが、67Wでも十分に充電可能です。
ただし、急速充電器機能などの恩恵をフルに受けたいのであればAnker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)などが最適解
MacBookProでも使いたいと考えている人は要チェックです。
MacBookPro 14インチモデルならこれが最適解『Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)』レビュー
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場合によっては横幅がネック、電源タップは要チェック
サイズ(奥行き×高さ×横幅) | 約50 x 40 x 39mm |
コンパクトとは言え横幅はスマートではありません。
私が使っているAnker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)のようなコンパクトな電源タップだと隣と干渉します。
実際にAnker Nano II 65Wとの併用はできませんでした。
気になる人は使用環境のポート間隔を要チェックです。
まとめ:MacBookAirにとって全く無駄の無い性能
Anker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN)はMacBookAirにとって全く無駄の無い最適な充電器だと思います。
1ポートモデルとのサイズ差も大きくないので、こっちを買っておいた方が満足度は高いでしょう。
よりミニマムを取るならAnker Nano II 65W
利便性を取るならAnker Prime Wall Charger (67W, 3ports, GaN)
といった感じでしょうか。
この記事がMacBookAir用の充電器を探している人にとって参考になれば嬉しいです。
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